「まぁ今回も許してくれるでしょ」調子に乗って友人と飲み会→翌日、寝坊してデートをすっぽかした結果
目が覚めたとき、約束はもう過ぎていた
前夜、僕は友人に飲みに誘われました。本当は二、三杯で切り上げて明日に備えるつもりだったのに、場が盛り上がると断りきれず、気がつけば一緒になって杯を重ねていました。お酒が好きで、楽しくなるとつい自分で歯止めがきかなくなるのが、僕の弱いところです。帰宅した記憶も曖昧なまま、そのまま眠り込んでしまいました。
慌てて彼女に「今起きた」と送り、「やばい、寝坊した。ごめん」と続けました。誘われたとはいえ、最後まで付き合うと決めたのは僕自身です。彼女との約束より目の前の楽しさを優先した結果だと、自分でもわかっていました。「まぁ今回も許してくれるでしょ」甘い考えだということにあの時は気づいていませんでした。
軽く考えていた、彼女からの返信
彼女から「え、今日デートの日だよね」「もしかして、昨日も飲んでたの?」と届きました。僕は「友達と飲んでて、そのまま寝落ちしてた。今日はもう無理そう。ほんとごめん」と正直に打ちました。
彼女はいつも、こうした僕の失敗を笑って許してくれていました。今回もそうだろうと、どこかで甘えていたのだと思います。返ってきた「わかった。じゃあ今日はひとりで行ってくるね」という言葉を、僕は深く考えずに受け流していました。
彼女の楽しそうな一日を知って
二日酔いの体を持て余しながら、僕は彼女がきっと家で落ち込んでいるだろうと思っていました。少し気が引けて「今日ずっと家にいたんでしょ。埋め合わせするからさ」と連絡を入れたのです。
ところが返ってきたのは「ううん。友達を誘って、予約してたカフェに行ってきたよ。すごく楽しかった」という返信でした。「えっ、友達と行ったの?」と聞くと、彼女は「うん。連絡したらすぐ来てくれてね。たまには、こういう一日もいいなって思った」と。そのメッセージには、責める言葉も、拗ねた様子もありませんでした。
そして…
叱られたなら、まだ謝って終われたのだと思います。けれど彼女は怒ってすらいませんでした。僕がいなくても彼女の一日はちゃんと回り、しかも楽しそうで、その事実のほうがどんな言葉よりこたえました。
彼女が予定を合わせてくれることも、失敗を許してくれることも、僕は当たり前のように受け取っていました。誘いを断れない自分の甘さで、その当たり前を一つずつ手放しているのだと、ようやく気づいたのです。次に会うときは、僕のほうから予定を空けて待つ番です。彼女が振り向いてくれるうちに、と思っています。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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