なぜ“サジを投げられる”のか？ 「この人にはもう期待できない」と思われる人の特徴
言われるうちが華！ こういう人はいずれ放置されてしまう…。
人間関係において、「あぁ、この人はもう無理だ」と思ってしまう瞬間があります。かつては親身に接してくれた周囲の人々が、ある時を境に手を引き、距離を置き始めてしまう。その対象になってしまった人は往々にして「なんで誰も助けてくれないの？」「なんで私にはその話はこないの？」と不満に思うでしょう。ですが、ただ単にもう期待されていないだけです。では、なぜサジを投げられてしまったのでしょうか。
そこでSirabee取材班は、サジを投げられてしまう人の特徴を聞いてみました。
口だけで行動しない
「性格が優しくておおらかでも、口だけで行動しないとなると、あまり仕事は任せたくない。実際に会社にひとりいるんだけど、プライベートでしゃべる分にはいいけど、『スマホ代高いから見直そうかな』って言っていたのに数ヶ月経っても『スマホ代高いんだよね』って何も動いてなかった。
あと、ダイエットするって宣言したのにジムに登録しただけで一回も行ってない。そういう人を見ると『あ、期限守らなさそうだし、何かあれば言い訳しそう』って感じる」（30代・女性）
同じ質問を何度もする
「会社の後輩で、何度も何度も同じ質問をしてきて、教えるたびに初耳ですみたいな顔をする子がいる。しかもメモしないし、なんならわからないとき、誰かに声かけてもらえるまでキョロキョロして待ってる。
なんか甘ったれてるなぁって感じるし、もう期待してない。単純作業しか任せていない」（20代・女性）
余裕がなく単独行動が目立つ
「上司にサジ投げられてしまっている人をひとり知ってるけど、確かに見ていて残念すぎる。いつも始業ギリギリにくるし、毎晩晩酌してるらしく午前中はずーっと『眠い』ってボヤいている。
で、みんなでランチ行く話をしていた日は、当日勝手に消えちゃった。なんかそういう人を業務で助けたいって思わないし、花を持たせてあげたいとは思わない」（30代・女性）
「この人にもう関わりたくない」と感じさせるほどに、変化の兆しが見えない、責任を引き受けない、協調性がない...そうした言動の積み重ねが、人の心を離れさせていくのです。
サジを投げられないために必要なのは、完璧さではなく、誠実性や積極性、協調性、また自分のできる範囲で最大限の努力ができるかなどの行動力ではないでしょうか。人は、報われる可能性がある人に対して、最後まで手を差し伸べたいと思うものです。
（取材・文／Sirabee 編集部・ 美佳）
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