「ハッピーリスト」(C)2027 “A List for Tomorrow” Film Partners

阿部寛&キンプリ永瀬廉が初共演 “やりたいことリスト”がつなぐ友情と希望の物語【ハッピーリスト】

2026.09.17 07:00

俳優の阿部寛が主演、King & Princeの永瀬廉が共演する映画「ハッピーリスト」が2027年2月5日(金)に公開されることが決定。あわせて、メインビジュアルと特報映像が解禁された。


阿部寛&永瀬廉が初共演

映画は、精神科病院での長い入院生活から40年ぶりに社会へでた《人生の新人》59歳・江川太郎と、夢も目標も持てずにいる区役所の福祉課で働く《人生の迷子》24歳・岬幸太という年齢も境遇も違う二人が“やりたいことリスト”を通じて、人生を再出発する姿が描かれる。

日本では2000年代初頭、30万人を超える人々が精神科病院に入院し、そのうち約7万人は環境が整えば退院可能とされていた(厚生労働省資料より)。本作は、東日本大震災をきっかけに退院することになった方をはじめ、日本の精神科長期入院の実態への取材やリサーチから着想を得て生まれたオリジナルストーリー。外山文治監督は映画化への想いを「その事実を知った私は、長期入院の後で新しい人生を力強く歩む主人公を描き、人間の可能性を示す物語を作ろうと思いました。それは、現代が多様性を謳いながらも、理解できないものは排除され、閉塞感が漂い、やり直すことが難しい社会だと感じるからです。だから今、人生の小さな希望となる「ハッピーリスト」が必要だと思いました」とコメントしている。

阿部寛(C)2027 “A List for Tomorrow” Film Partners
阿部寛(C)2027 “A List for Tomorrow” Film Partners
本作で40年ぶりに社会へ踏み出す主人公・太郎を演じるのは、「VIVANT」(TBS)などのヒロイックな演技で国民的人気を誇り、2027年に俳優としてのキャリア「40年」を迎える阿部。本作では繊細な動きとチャーミングな表情で、見るものすべてに心を動かす太郎の純粋さを体現。ユーモアと深い人間味にあふれた新たな表現で新境地の演技を披露。阿部は「太郎が病院で過ごした40年間という時間を僕自身が経験することはできないので、それを分かったつもりになって演じることはしたくありませんでした。むしろ、太郎が今、目の前にあるものをどう見て、どう感じるのかを大切にして、できるだけ素直に反応することを心がけました」と振り返る。

永瀬廉(C)2027 “A List for Tomorrow” Film Partners
永瀬廉(C)2027 “A List for Tomorrow” Film Partners
そして、太郎を支える青年・岬を演じるのは、King & Princeとして活躍し、「リブート」(TBS)や映画『鬼の花嫁』など俳優としての活躍も目覚ましい永瀬。夢や目標もなく、未来をみつけられずにいる等身大の青年を、圧倒的なリアリティで瑞々しく演じ、新たな輝きを放つ。永瀬は「太郎さん役の阿部さんは、台本の読み合わせの段階から「太郎にどう近づき、どう演じていくべきか」について深く話し合われていた真摯な姿が、とても印象に残っています。そのおかげで、僕も監督やプロデューサーの皆さんと話し合い、頭で計算して作るのではなく、2人の間で生まれる自然な空気感や、共に過ごす時間の中で変化していくことを意識して役作りに臨むことが出来ました」と振り返った。

今回初共演となる阿部と永瀬が生み出すのは、親子でも、兄弟でもない、不思議で愛おしい関係。阿部は、「40年間病院で生きてきた太郎と、社会の中で自分の生き方を見失っている岬。年齢も境遇もまったく違う二人が出会い、お互いに影響を与えながら少しずつ前を向いていく。その姿をぜひ見届けていただけたら嬉しいです」とコメント。ひとつまたひとつと、太郎の「やりたいことリスト」に挑んでいく、二人のコミカルな掛け合いは、観る者を陽だまりのようなあたたかな温もりで包みこむ。明日へ踏み出す勇気を届ける《かつてない友情と希望の物語》が誕生した。
そして、監督・脚本を務めるのは、現代社会が抱える問題に向き合い国内外で評価されてきた『ソワレ』『茶飲友達』の外山文治。本作では、社会に埋もれていた事実を新たにすくい上げ、“人が人と生きること”を優しいまなざしで見つめ、ユーモアに溢れ、優しい涙を誘う最高の人間ドラマを完成させた。

「ハッピーリスト」メインビジュアル&特報映像解禁

解禁されたメインビジュアルは、太郎が岬へ“やりたいこと”を渡す瞬間をとらえ、「何からはじめますか?」というコピーからは、二人の出会によって、新しい人生が動きはじめることを予感させるものになっている。

あわせて解禁された特報映像は、40年もの間入院していた精神科病院から突然社会に放り出された《人生の新人》太郎が、見るものすべてに新鮮な驚きの表情を見せるところからはじまる。そして、岬から「リスト作ってみたらどうですか?」と提案された太郎が、「海へ行きたい」「働きたい」「時代劇に出たい」という”やりたいことリスト”に挑戦していく様子がコミカルに描かれている。人生で初めての体験に挑戦する太郎を、巻き込まれながらも見守っている岬と同じ目線でつい応援したくなる特報となっている。
 
また、本作は、台湾との国際共同製作作品となり、2024年の釜山国際映画祭の企画マーケットAPM(Asian Project Market)で「ONE COOLアワード」を受賞している。(modelpress編集部)

あらすじ

突然、東京で一人暮らしをはじめることになった江川太郎、59歳。初めて見るスカイツリー、回転寿司…太郎の澄んだ目には、すべてが新鮮に映る。まるで40年後の世界へタイムスリップした、現代の浦島”太郎”。それもそのはず、太郎は40年間、地方の精神科病院で社会から離れて暮らしてきた。震災による転院をきっかけに、入院する必要がなかったことが判明したのだ。

そんな太郎をサポートすることになったのが、区役所の福祉課で働く24歳の岬幸太。都会での暮らしに戸惑う太郎に、岬は「やりたいことをリストにしてみては」と提案する。働きたい。海で泳ぎたい。時代劇に出たい。そして、お母さんに会いたい。太郎のまっすぐすぎる想いに、最初は仕事として付き合っていた岬も、いつしか本気で巻き込まれていく。そんなある日、二人の前に太郎の“空白の40年間” を取材する記者が現れて……。

コメント全文

主演 阿部寛(あべ・ひろし)/江川太郎(えがわ・たろう)役


太郎が病院で過ごした40年間という時間を僕自身が経験することはできないので、それを分かったつもりになって演じることはしたくありませんでした。むしろ、太郎が今、目の前にあるものをどう見て、どう感じるのかを大切にして、できるだけ素直に反応することを心がけました。太郎という人物を演じる中で、「もしあのとき誰か一人でも彼のことを理解してくれる人がいたら」と思わずにはいられませんでした。ただ、この作品は太郎の過去のつらさだけを描く物語ではありません。失ってしまった時間は取り戻せなくても、人はそこからもう一度、自分の人生を始めることができる。太郎が「ハッピーリスト」を一つずつやっていく姿を通して、そんなことを感じてもらえたらと思います。

永瀬君演じる岬は、最初は仕事として太郎と接しているけれど、ハッピーリストを一緒にたどるうちに、少しずつ太郎を知り、自分自身の感情も取り戻していく。その小さな変化を永瀬君がとても繊細に積み重ねてくれたので、二人の関係も自然に出来上がっていったと思います。40年間病院で生きてきた太郎と、社会の中で自分の生き方を見失っている岬。年齢も境遇もまったく違う二人が出会い、お互いに影響を与えながら少しずつ前を向いていく。その姿をぜひ見届けていただけたら嬉しいです。

永瀬廉(ながせ・れん)/岬幸太(みさき・こうた)役

台本を初めて読んだ際、世の中には太郎さんのような境遇の方が実際にいらっしゃることに驚き、その事実と向き合うことの難しさを感じました。

僕が演じる岬は、最初は与えられた仕事を淡々とこなすだけでしたが、太郎さんの優しい人柄に触れ、喜ぶ姿を見るうちに自分自身も少しずつ変化していきます。歩んできた人生が全く異なる二人が、理解し合い、寄り添おうとする姿をどう演じるか…太郎さん役の阿部さんは、台本の読み合わせの段階から「太郎にどう近づき、どう演じていくべきか」について深く話し合われていた真摯な姿が、とても印象に残っています。そのおかげで、僕も監督やプロデューサーの皆さんと話し合い、頭で計算して作るのではなく、2人の間で生まれる自然な空気感や、共に過ごす時間の中で変化していくことを意識して役作りに臨むことが出来ました。

自分と境遇が異なる人と接する際、人は無意識に相手を遠ざけてしまったり、関わることを難しく感じたりすることがあるような気がします。ですが一歩勇気を持って踏み出してみることで、心を通わせてお互いに成長していくこともある、とも思いたいです。太郎さんと岬が境遇の違いを超えて、互いに良い刺激を与え合い、理解し合っていくーその過程にある「温かさ」を、ぜひ感じていただけたら嬉しいです。

監督・脚本:外山文治(そとやま・ぶんじ)

日本には入院する必要がないのに何十年も病室で過ごす患者が数多くいる。東日本大震災をきっかけにその事実を知った私は、長期入院の後で新しい人生を力強く歩む主人公を描き、人間の可能性を示す物語を作ろうと思いました。それは、現代が多様性を謳いながらも、理解できないものは排除され、閉塞感が漂い、やり直すことが難しい社会だと感じるからです。だから今、人生の小さな希望となる「ハッピーリスト」が必要だと思いました。

本作は、阿部寛さん、永瀬廉さんという素晴らしいバディによって、エネルギーに満ちた作品になりました。台詞が少ない難役に向き合う阿部さんのひたむきな努力、現場で納得いくまで何度も挑戦する姿に感動しました。それに呼応する永瀬さんの眼差しの表現力と感性の鋭さに心打たれました。まだ誰も見たことのない二人の新しい魅力が生まれたと確信しています。

また本作は台湾との国際共同製作作品として、文化や言語の違う皆がチームになりました。一つの想いや目的のために手と手を取りあう喜び、理解し合えた時間は私の人生の宝物です。人間の生きる力と、そして一緒に支えあうことの大切さを、映画を通じて感じて頂けたら幸いです。
【Not Sponsored 記事】

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