北山宏光「とても可愛らしい方」共演者の印象明かす【氷血】
2026.06.17 21:00
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北山宏光が6月17日、都内で行われた映画「氷血」(7月3日公開)の完成披露上映会に加藤千尋(セントチヒロ・チッチ)、内藤瑛亮監督とともに出席。極寒の雪原の中で行われた撮影でのエピソードなどを明かした。
北山宏光&加藤千尋、お互いの印象明かす
俳優としては本作で初共演の北山と加藤は夫婦役を演じる。北山は加藤の印象について「人見知りなのかなって思いつつ。というのは、(ちょっと距離を取って)覗いている感じだと思ったら、急にグッと近づいてくるような感じでした」と明かし「もちろん音楽活動されてる時のことは知ってますけど、お芝居の現場で会うとどんな感じなのかなって思っていたら、とても可愛らしい方なんだなって思いました」と語った。一方で加藤は「しゃべらないとクールなのかなって思ったんです。でもお話をしてみると今までテレビで見てきたイメージ通りの温かい人だった。知識も豊富で、1つのお話をしたらちゃんと膨らませてくれる優しい人です」と伝えると、北山は「よかった」とホッとした表情を見せた。さらに加藤は「役者さんとしてもすごく尊敬できる部分があって、現場で自分がちょっと迷ったなっていう時は、北山さんのお芝居を見て、引っ張っていただいたところがあったので本当に感謝しています」と笑顔を見せた。
加藤は「この期間で、北山さんが1番怖いものは“寒さ”だということを知りました」と話すと、北山は「そうなんです。僕、あんまり嫌いなものがないんですけど、寒いのだけが嫌いだったんです」と告白。「雪国で撮るというので、寒いけど我慢して、いい作品になればと思って現場に行ったら、自分の想像を超える寒さで『寒いのやっぱり嫌いだ』って(笑)。でも映像になったら、とんでもなく素晴らしかったので、出させていただいて本当に良かったなと改めて思いました」と思い返し、撮影時は記録的な寒波で、キャストも一緒に雪かきをしたという思い出も話した。
北山宏光、ホラーは苦手
7年ぶりの映画出演で、本作がホラー映画初主演となる北山は「撮影してから、皆さまに見ていただくまでだいぶ経ちましたが、スタッフさんも一緒に皆で作り上げたものですから、『やっと皆さまに見ていただける』という気持ちであります」と作品の完成を喜んだ。加藤は「私は、ホラーファンとして、この作品に愛情がたっぷりでございますし、自信があります!」と微笑むと、北山も「ね!」と笑顔で応えた。稔を演じるにあたっての役作りについて、北山は「監督とも何回もシーンごとに話をしながら作っていった部分があります。自分が持っている狂気的なものを、このシーンではどれくらいのボリュームで、どれくらいのパーセンテージで表現していくのか。そして後半に進むにつれてどう積み重ねていくのか、ということも含めての役作りだったので、監督と一緒に話しながらやらせていただきました」と語った。
加藤とは対照的にホラーが苦手だという北山だが、オファーがあった時の気持ちについて「逆に面白いなと思って」と振り返り、「ホラーを見る側だったのが、ホラーを作る側になるということは僕にとって新しい挑戦になるなと思いました。脚本を読ませていただいて、“芝居”と“恐怖”が2軸としてちゃんと描かれている印象があったので、『ぜひともよろしくお願いします!』というふうにお答えしました」と、ポジティブに受け止め、出演を決めたと明かした。加藤は「本当に人間って嬉しい時にガッツポーズするんだなって思ったんですけど、私はガッツポーズを決めました。人生の中でもすごく大きなポイントになるなって思ったし、すごく嬉しい出来事だったので、お母さんにもすぐに連絡するくらい嬉しかったです。その日から『氷血』のことばかり考えてました」と振り返った。
北山宏光、撮影期間に怖かった出来事
「ホラー映画の撮影現場では心霊的な現象が起こったりするのでは?」という質問に、北山は「心霊的なことはなかったんですけど、雪がすごく積もって、あるべきはずの道路がなくて、マネージャーさんと一緒に曲がらなきゃいけないところを真っ直ぐに行っちゃって…怖かったです。冬の怖さ、寒さの怖さ。寒いのはやっぱり苦手かもしれない」と寒さが苦手だと改めて実感した経験を語った。加藤は「あの、猪苗代湖の近くで撮影してたんですけど、ある朝の撮影で、血が出たイノシシが2体転がっていたんです!」と、不可思議な現象が起こったかのように話したが、内藤監督が「猟師さんが撃ったイノシシをスノーモービルで引っ張っていたんです」と説明すると「あ、それが言いたかったんです!」と満足げな表情を浮かべた。ホラー映画が苦手という人に向けて、北山は「雪女のような髪の長い女性が、実はいたるところでちょろちょろいたりするんです。1回見ただけじゃ全部を認識できないので、何回も見て、『あそこにもいた』『そこにもいた』っていう楽しみがあるかもしれないです」と、楽しみ方のポイントの1つを伝えた。そして最後には、「完成したものを最初に見させていただいた時、映像から本当に“霊気”というのを感じるんだなと思いました。なので、ぜひとも大きなスクリーンで霊気、そして恐怖を味わっていただけたらいいなと思っております」というメッセージを届けて締めくくった。
北山宏光主演「氷血」
古くから雪国で語られてきた“白い存在”。それが何なのか、確かなことは誰も知らない。吹雪は強まるほど視界を奪い、人を迷わせる。絶望的なホワイトアウトの恐ろしさと、その奥に潜む異様な美しさ。それは、世界基準の映像美にして、壮絶で鮮烈な体験。これは“感じてしまった”時点で、すでに逃げ場のない恐怖。“白の恐怖“は、呼吸が凍りつく速度で、観る者の感覚を侵蝕していく。美しくも残虐な体感型ホラーが誕生する。(modelpress編集部)
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