妻夫木聡、主演男優賞受賞に本音「吉沢くんがこの場に立っていると…」李相日監督から絶賛の声も【第68回ブルーリボン賞】
2026.02.17 17:31
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俳優の妻夫木聡が「第68回ブルーリボン賞」主演男優賞を受賞し、2月17日に都内で行われた授賞式に登壇した。
妻夫木聡、主演男優賞受賞に喜び
妻夫木は「いつになっても賞をいただけるということは、本当に光栄なことだし、嬉しいことなんですけど、今回は一番感謝の思いが強いですね。僕自身も、今回は吉沢(亮)くんがこの場に立っていると…今年はね(笑)。たぶん皆さんが思っていることだろうなあと思っていたんですけれども(笑)」とコメント。自身が映画に込めた「映画を信じたい」「映画というものが奇跡を起こす」という思いを信じてもらえたことが受賞に繋がったのではないかとしたうえで「主演男優賞をいただいてはいるんですけれども、僕としては、キャスト、スタッフ、関係者、沖縄の方々、みなさんで獲った作品賞を一つもらったような、そういう思いで今います。本当に今回はありがとうございます」と語った。前年度の主演賞受賞者である河合優実は「1人ひとりの関わっている皆さんの思いみたいな、精神論みたいないい方になってしまいますけど、気合とか祈りみたいなことは、映画に、作品にちゃんと乗るんだなということを、1つひとつのシーンで感じる作品でした。私は昨年NHKでお世話になりましたけれども、私が現場でお話を聞いてびっくりしたのは、『あんぱん』の撮影中も宣伝アンバサダーとして全国の劇場を回られていまして。ご多忙な中、そこまで妻夫木さんを動かしたものとは、宣伝という意味でも、なんだったのでしょうか?」と質問。妻夫木は「エンディングがすべてじゃないなって思ったんですね。たぶんこれを見た人が、映画から渡された命のバトンを受け取り、僕たちが豊かな未来を、平和な未来を作っていくこと、それがたぶん何よりのハッピーエンドになるんだろうなと思ったんですよね。映画の枠を超えた世界に、この映画は少しだけいられるんじゃないかなって、そういう風に僕は感じたので。皆さんにその思いが少しでも伝わるのであれば、足を運んで実際にその思いを届けるべきだなと思ったし、そういう映画の奇跡を信じていたいなって思っていました」と振り返っていた。
妻夫木聡、李相日監督は監督からの絶賛に笑顔
妻夫木が以前に同賞を獲得した「悪人」を含め、妻夫木の出演作品の監督を務めてきた李相日監督は「『悪人』のときを思い起こすと、1番もがいていた時期。役者として。何か変化したい、もっと上に行きたいとか、いろんなもがきの中から。もがきの中にいて、何か掴もうという意思、不安も含めて、そういったものがあの役に対しての力になった気がしていて」と回想。「それから十何年が経って。そういった時期は過ぎて、より成熟して、本当の意味で作品を背負う俳優として立っている。宣伝ということだけではなくて、この人がこの映画を背負っている顔なんだなっていう映り方を『宝島』ではしていたので。その大きさを非常に感じました。大きくなったね」と笑顔を見せた。照れ笑いを見せた妻夫木は公開が重なった「宝島」と「国宝」の製作が同時期に進んでいたこと、連絡を取り合っていたことを回想して「李さんとともに映画っていう歴史の中を一緒に歩めているんだなっていうのは、本当に光栄だったし、お互いこの年になっても頑張れている。ちゃんと自分が見たい景色を見に行けている感じがして。それはすごく嬉しいなと思っています。こちらこそいつもありがとうございます」と感謝の言葉を送り、2人は笑顔で握手を交わしていた。
「第68回ブルーリボン賞」
同賞は、東京映画記者会(在京スポーツ紙7社で構成)によって選出されるもの。今年の受賞結果は、作品賞:「国宝」 、外国作品賞:「教皇選挙」、監督賞:山田洋次「TOKYOタクシー」、主演男優賞:妻夫木「宝島」、主演女優賞:広瀬すず「片思い世界」「遠い山なみの光」「ゆきてかへらぬ」、助演男優賞:佐藤二朗「爆弾」、助演女優賞:森田望智「ナイトフラワー」、新人賞:渋谷龍太「ナイトフラワー」となった。なお授賞式の司会は、前年度の主演賞受賞者である山口馬木也、河合が務めた。(modelpress編集部)
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