木戸大聖、狂気纏う役で新境地 広瀬すずとの手繋ぎシーン解禁【ゆきてかへらぬ】
2025.01.24 10:00
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女優の広瀬すずが主演を務める映画『ゆきてかへらぬ』(2月21日公開)より、木戸大聖と広瀬が手を取り合う本編映像が解禁された。
木戸大聖、天才詩人の“狂気”に挑む
木戸が本作で演じたのは、日本を代表する詩人にして生涯350篇以上の詩を残しながら、僅か30歳で夭折した天才詩人・中原中也。これまで等身大で初々しさ感じる役柄を演じることが多かったが、不遇な作家人生を歩み、破天荒な逸話が今でも語り継がれる中也を演じるにあたり「今まで演じてきた役とは全然かけ離れていて、自分の枠を超えてトライしなきゃいけない役でした」と明かしており、中原中也という役で新境地を拓いている。さらに、本作で描かれる運命の女性・長谷川泰子(広瀬)と繰り広げる歪な恋愛関係について「中也が泰子に向ける愛のベクトルや彼らの愛し合い方って今の人が見ればちょっと歪だったりするかもしれませんが、根源にあるのは真っ直ぐな愛。それは今まで自分が経験してきた役と通じるところがあり、その真っ直ぐさと今までにない狂った自分、どちらもうまくミックスして新しい中也像を創りたいと思いました」とコメント。これまでのイメージを覆す、狂気を纏った変貌の姿を見せている。
木戸大聖、広瀬すずと手を取り合う映像解禁
合わせて解禁となった本編映像では、運命の女性・泰子と中也が過ごしたかけがえのない瞬間が切り取られている。京都で運命的な出会いを果たし共に暮らし始めた、20歳の駆け出し女優・泰子と、まだ学生だった17歳の中也。泰子は、端役でも主役さながらの存在感と態度のせいで現場では邪険に扱われ一向に芽が出ない。肩を落として歩いていると、泰子の気持ちを知ってか知らずかローラースケートを履き颯爽と現れた中也は、彼女の手をとり一緒に滑り始める。突拍子のない行動に振り回されつつも、中也の無邪気で自由な姿に、いつの間にか笑顔を取り戻す泰子。世の中に対して強気な態度と姿勢で、戦いを挑むように立ち向かっている2人が、心を許し合える唯一無二の関係であったことが垣間見える。さらに“狂気”を秘めていた中也の中に共存する“無邪気さ”に思わず胸がときめく本編映像となっている。
やがて想い出の詰まった京都を去り、夢を追いかけ東京へ引っ越す2人。そこで出会った小林秀雄(岡田将生)との出会いが、3人の運命を狂わせていく。狂気と無邪気さが同居した天才詩人・中原中也を全身全霊で体現した木戸が、新境地を見せている。
広瀬すず主演「ゆきてかへらぬ」
本作は大正時代を舞台に、実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描いた作品。脚本は『ツィゴイネルワイゼン』や『セーラー服と機関銃』の田中陽造氏が 40年以上前に書いたもので、多くの監督たちが映画化を熱望しながら長い間実現することができなかった、いわば「知る人ぞ知る」幻の脚本。「滅多にない優れたシナリオ」とこの脚本に焦がれ続けていた名匠・根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取り、美しい時代を火花散らすように駆ける3人の男女を広瀬、木戸、そして岡田が演じた。(modelpress編集部)
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