宮沢氷魚、人生のターニングポイント明かす“叶わない恋”への対応は?<「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」>
2022.09.16 18:11
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俳優の宮沢氷魚が16日、都内で行われたアニメーション映画「僕が愛したすべての君へ」(略称:僕愛)および「君を愛したひとりの僕へ」(略称:君愛)のトークイベントに歌手の須田景凪、3ピースバンド・Saucy Dog(サウシードッグ)とともに出席。人生の分岐点や恋愛観について明かした。
宮沢氷魚、声優初挑戦で苦労したこと
乙野四方字(おとの・よもじ)氏による小説が原作。“平行世界”を行き来することができる世界を舞台に、一人の少年がそれぞれの世界の別々の少女と恋に落ちるラブストーリー。「僕愛」「君愛」はそれぞれ異なるスタジオが制作しているが、主人公の少年はどちらも宮沢が声を担当した。本作で声優初挑戦となった宮沢は「大変でした。改めて声優さんってすごいなって感じました。自分の声が絵に負けてしまう。普段お芝居するボリュームの上を目指さないといけなかったので、そこの調整が大変でしたね」と回想。アフレコは4~5日間行われたが「その間で(感覚を掴んで)どんどんわかっていきました。部分的に上達しているところがあるかも。そこを気にして見てほしい」と呼びかけた。
須田とSaucy Dogはそれぞれ映画の主題歌を担当。須田は「僕愛」の主題歌「雲を恋う」、Saucy Dogは「君恋」に楽曲「紫苑」を提供した。Saucy Dogの「紫苑」を聞いた須田は、「無限に聞ける曲。マジで好きな曲です。見終わった後に聞くとめちゃくちゃわかりやすくリンクしている部分がある。リスナーとしてめちゃくちゃオススメ」とコメント。
Saucy Dogのボーカル・石原慎也は「須田さんの曲は僕らにはマネできない。1回聞いたら絶対に忘れられないようなギターリフがマネできないなって。3ピースだとシンプルになってしまうので。とてもかっこいい曲」とそれぞれ絶賛した。
宮沢氷魚の人生のターニングポイント
イベントでは作品にちなんだファンからの質問を受け付けた。「人生の分岐点」について聞かれると、宮沢は「この仕事をはじめたのが自分にとっての分岐点ですね。それまでアメリカの大学で環境学を勉強していました。この仕事を選んでいなかったら環境の仕事をやっていたんじゃないかな。全然違う世界なので、1番の分岐点ですね」と回顧。須田は「高校1年で1回、学校を辞めているんです。辞めない選択肢もあったけど、なんとか頑張って同じ学校に通っていたら、こんな風に音楽をやっていない。実家がバイク屋さんなんですが、バイクにまったく興味がなくて(笑)。辞めなかったらバイク屋を継いでいたのかな?」と語った。
「人の気持ちを動かす仕事がしたかった」という石原は、「お笑い芸人になりたいと思っていた時期があった。面白くないから諦めたんですけど、いまの道で絶対に正解だった(笑)。いまの道でよかった」と選択肢を間違えず、安堵の表情だった。
またSaucy Dogのベーシスト・秋澤和貴は「地元の中学がヤンキー学校で怖くて…。それで行くのを辞めて、受験した。受験してよかったなって……それだけです」と小声で発表。ドラムのせとゆいかは「大学を途中で辞めている。そのときすごく迷ったんです。辞めずに続けていたらバンドをやることもなかった。化学系の学科だったので研究とかしていたのかも」とそれぞれ話した。
宮沢氷魚“叶わない恋”への対応は?
また「運命の相手だと思っても叶わない人だったらどうする?」と恋愛質問も。宮沢の答えは「諦めません」とキッパリで、「だって運命なんですよね?叶わないとわかっていても絶対に諦めてはいけない。諦めたら一生引きずる。『この人だ』と思ったら一生懸命いきますね」と積極的な姿勢。司会者から「1回フラれたくらいでは諦めない?」と念押しされると、「はい」と即答。最後は「3回目くらいで心が折れるかもしれないですけど(笑)」と付け加えていた。
映画「僕愛」「君愛」はともに10月7日に公開される。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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