森田剛「一生分泣いたと思う」出来事明かす<DEATH DAYS/生まれゆく日々>
2022.03.12 20:39
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俳優の森田剛が12日、都内で開催された映画「DEATH DAYS」/ドキュメンタリー映像 「生まれゆく日々」公開初日上映&トークイベントに出席。作品への思いを語った。
「DEATH DAYS」は、森田が立ち上げた事務所「MOSS」の第1弾コンテンツとして、2021年12月29日から31日にかけてYouTube上で公開された作品で、劇場版への再編集を経て、本日より渋谷シネクイントを皮切りに全国順次公開となった。
さらに、森田の芝居にかける想いと素の無邪気な表情に迫った完全未公開のドキュメンタリー映像「生まれゆく日々」も同時上映となっている。この日は「DEATH DAYS」で共演の石橋静河、同作のメガホンをとった長久允監督、そして「生まれゆく日々」の山西竜矢監督も出席した。
死を題材とした経緯については「実際に長久さんとお会いさせていただいて、今考えていることとかこれからやりたいことをお話させていただいたときに、すぐ『面白そうだね』と。『やろう』って話になりまして。いろいろお話していく中で、僕からも興味があることとか思っていることを伝えなきゃなあと思っていて。その時に、『死というか死ぬこととか生きることっていうのは最近考えます』ってお話をしたんです」と返答した。
現場でのエピソードを聞かれた森田は「石橋さんと30代のシーンが一緒だったんですけど、台本上だとやっぱり楽しくなっちゃうんですよね。会話が。いろいろキャッチボールがどんどんどんどん始まって。最初に本読みをしたときは、どんどん楽しくなっちゃって、『それじゃだめだ』っていうのを言われて。それが苦しかったです(笑)」と明かし、これに石橋は「わかります!」と同意。長久監督は「ちょっとラブラブ過ぎていて(笑)」と撮影を振り返っていた。
続けて「何を考えてるのかな?と思ってたんだけど、本編の『DEATH DAYS』とは、かけ離れてないんだけど、すごく近い距離でドキュメントっていう生を撮ってもらって、すごく見ごたえがあると思いました」と絶賛。「褒めてほしくて聞いたみたい」と笑った山西監督は「本編と続けてドキュメンタリーが流れるってなかなかないとは思うので、2本合わせて楽しんでいただけたら」と呼びかけた。
改めて「DEATH DAYS」の見どころを聞かれると「ご覧になられる前なのであれですけど、普通に見てほしいです。生きるっていう意味で、力強い作品だし、すごく優しい映画でもあるし。素直に感じ取ってもらえたらなと思ってます」と語った森田。
物語にちなんで「自分が死ぬ日がわかっていたら、最後の1日に何をして過ごすか」を聞かれると「絶対に嫌なのは、1人は嫌だから。誰でもいいから…誰でもって言い方はあれだけど(笑)、とにかく誰かに見ててほしいです。1人は嫌だなっていう感じですかね(笑)」と返答。何をするのかと問われると「見ててほしいですね。逝くところを。それだけです(笑)」と話していた。(modelpress編集部)
さらに、森田の芝居にかける想いと素の無邪気な表情に迫った完全未公開のドキュメンタリー映像「生まれゆく日々」も同時上映となっている。この日は「DEATH DAYS」で共演の石橋静河、同作のメガホンをとった長久允監督、そして「生まれゆく日々」の山西竜矢監督も出席した。
森田剛、自ら電話で監督にアポ取り
作品が生まれた経緯について、森田は「長久さんとは、接点が全くない状態で、長久さんの作品を、僕はYouTubeで拝見して。すごく気になってしまって、電話番号を聞き出して(笑)。直接お電話させていただいて、出られなかったので、留守電に入れておこうと思って、自分の名前と一応『会ってください』という風に残して。そこから始まりました」と回想。死を題材とした経緯については「実際に長久さんとお会いさせていただいて、今考えていることとかこれからやりたいことをお話させていただいたときに、すぐ『面白そうだね』と。『やろう』って話になりまして。いろいろお話していく中で、僕からも興味があることとか思っていることを伝えなきゃなあと思っていて。その時に、『死というか死ぬこととか生きることっていうのは最近考えます』ってお話をしたんです」と返答した。
森田剛「一生分泣いたと思う」出来事とは
なぜ生死について考えていたのかという問いに、森田は「僕が飼ってた犬が死んだときに、一生分泣いたと思うんですよね。でも、おじいちゃんが死んだときに全く涙が出なくて。『これ、なんなんだろうなあ』とか。全く出なかったんです。今も寂しくはないんですよ。実際会えなかったりとか、嫌だけど寂しさっていうのはなくて。それは何なんだろうなあっていう話を、長久さんとしました」と明かしていた。現場でのエピソードを聞かれた森田は「石橋さんと30代のシーンが一緒だったんですけど、台本上だとやっぱり楽しくなっちゃうんですよね。会話が。いろいろキャッチボールがどんどんどんどん始まって。最初に本読みをしたときは、どんどん楽しくなっちゃって、『それじゃだめだ』っていうのを言われて。それが苦しかったです(笑)」と明かし、これに石橋は「わかります!」と同意。長久監督は「ちょっとラブラブ過ぎていて(笑)」と撮影を振り返っていた。
森田剛、ドキュメンタリー映像撮影を回顧
山西監督に「生まれゆく日々」の感想を聞かれた森田は「素晴らしかったですね。なかなかないと思いました。本編の映画を本当にみっちり、ついてきてくれて。それを余すことなく撮ってくれて。『そこまで見せるんだ』っていう感じはすごく感じたし、山西さんが現場で居た時にずっとメモを取っていたのがすごく印象的で。1人で、ちっちゃいメモ用紙にメモを取っていて」とコメント。続けて「何を考えてるのかな?と思ってたんだけど、本編の『DEATH DAYS』とは、かけ離れてないんだけど、すごく近い距離でドキュメントっていう生を撮ってもらって、すごく見ごたえがあると思いました」と絶賛。「褒めてほしくて聞いたみたい」と笑った山西監督は「本編と続けてドキュメンタリーが流れるってなかなかないとは思うので、2本合わせて楽しんでいただけたら」と呼びかけた。
改めて「DEATH DAYS」の見どころを聞かれると「ご覧になられる前なのであれですけど、普通に見てほしいです。生きるっていう意味で、力強い作品だし、すごく優しい映画でもあるし。素直に感じ取ってもらえたらなと思ってます」と語った森田。
物語にちなんで「自分が死ぬ日がわかっていたら、最後の1日に何をして過ごすか」を聞かれると「絶対に嫌なのは、1人は嫌だから。誰でもいいから…誰でもって言い方はあれだけど(笑)、とにかく誰かに見ててほしいです。1人は嫌だなっていう感じですかね(笑)」と返答。何をするのかと問われると「見ててほしいですね。逝くところを。それだけです(笑)」と話していた。(modelpress編集部)
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