中村アン、新田真剣佑の恋人役 体当たり演技で新境地<名も無き世界のエンドロール>
2020.09.05 04:00
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モデルで女優の中村アンが、EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典と俳優の新田真剣佑が初共演を果たす映画『名も無き世界のエンドロール』(2021年新春公開予定)に出演することがわかった。新田の恋人役を演じる。
岩田剛典&新田真剣佑初共演「名も無き世界のエンドロール」
数々の著名作家を輩出し、新人の登竜門的文学賞でもある『第25回小説すばる新人賞』を受賞しデビューを飾った、行成薫氏による『名も無き世界のエンドロール』(集英社文庫)を発表から8年の時を超えて、佐藤祐市監督が映画化。岩田と新田が表裏一体のバディを演じるサスペンス・エンターテイメントとなっている。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田)とマコト(新田)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。しかしある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。
それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる“ある女性”にプロポーズをするため。しかし、それは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。ラスト20分、想像を絶する衝撃のエンドロールが幕を開ける。
中村アン、体当たりの演技を披露
その中で中村が演じるのは、自動車修理工場で働く岩田が演じるキダと新田が演じるマコトの前に現れる政治家令嬢・リサ。リサは、大物政治家の父親を持ち、自身は芸能界で活躍する人気モデルという、キダやマコトとは住む世界の違う“高嶺の花”の女性。“リサにふさわしい男”になるため、異常な執念で会社経営者にまでのし上がったマコトの恋人になる存在で、中村は山田が演じるヨッチと並んで、物語のカギを握るもう1人のヒロインとして体当たりの演技を披露している。今回高飛車で自己中心的な政治家の娘という役どころに「これまでのイメージからギャップがあり、役者としての振り幅を併せ持った存在」という理由から、中村のキャスティングが実現。中でも、同作のラスト20分で新田との感情が爆発する演技の応酬シーンは中村にとって新境地ともいえる名演ぶりを見せる。
そして、本作最大の魅力である“想像を絶する衝撃のエンドロール”をより一層盛り上げる。
中村アン、手応え告白「全身全霊で演じることができました」
同作について中村は「今まで演じたことのない、感情をむき出しにする役どころでした。不安もありましたが、監督の“大丈夫です!”という言葉に背中を押していただき、演じていくうちに楽しさに変わっていきました」と告白。
続けて「このリサという役で、今まで見せたことのない自分を表現できるチャンスだとも感じました。ラスト20分のシーンは1年経った今も、とても記憶に残っています」と回顧。
そして「夜から明け方までの長時間の撮影で精神的にも肉体的にも厳しい中、全身全霊で演じることができました」と語っている。(modelpress編集部)
中村アンコメント
― マコトの恋人となるリサの役どころと、役を演じた感想をお願いします。今まで演じたことのない、感情をむき出しにする役どころでした。不安もありましたが、監督の『大丈夫です!』という言葉に背中を押していただき、演じていくうちに楽しさに変わっていきました。と同時に、このリサという役で、今まで見せたことのない自分を表現できるチャンスだとも感じました。ラスト20分のシーンは一年経った今も、とても記憶に残っています。夜から明け方までの長時間の撮影で精神的にも肉体的にも厳しい中、全身全霊で演じることができました。
― 岩田さんと新田さんのバディとの共演はいかがでしたか?
撮影期間が短かったので、あっと言うまでしたがご一緒させていただけて嬉しかったです。また作品ご一緒できるのを楽しみにしています。
― 本作を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。
わたしは皆さんより先に観させて頂きましたが、観終わった後、しばらく言葉が出てこなかったです。この衝撃的なストーリーを、ぜひ皆さんに映画館の大きなスクリーンで楽しんでいただきたいです。
佐藤祐市監督コメント
今回、自分の感情を強く表現するお芝居を見せてくれました。あのような中村アンさんの芝居は、これまで見たことが無かったし、ご本人もあまり経験が無かったようで、当初は現場で戸惑っていた様に記憶しています。しかし、色々と相談しながら何回もテイクを重ねていく中で、本編では“凄い事”になりました(笑)ラストの中村さんの演技に是非、ご注目ください。
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