乃木坂46堀未央奈、アジア新人部門ノミネートで「上海国際映画祭」出席＜ホットギミック＞

2019.06.21 10:44 views

映画『ホットギミックガールミーツボーイ』（6月28日公開）で、映画初出演にして初主演を務めた堀未央奈（乃木坂46）が、「第22回上海国際映画祭」にてアジア新人部門・優秀女優賞の受賞。現地にて優秀賞受賞式に参加し、公式上映にて舞台挨拶を実施した。

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もちろん海外映画祭への参加も初の堀は、同作のメガホンをとった山戸結希監督とともに上海へ。優秀賞受賞式が行われる上海大宁福朋喜来登酒店に到着すると、会場に入る直前で同作のポスターを見つけ「（優秀賞をこれから受賞するんだという）実感が湧いてきました。すごく緊張していますが、日本を代表してというか、日本を背負いながら『ホットギミックガールミーツボーイ』の良さを広めていけるように、背筋を伸ばして頑張りたいと思います」と緊張を覗かせながら初々しく笑顔をみせた。

その後、山戸監督から背中を押され、ほか受賞者とともに授賞式に登壇。トロフィーと記念品が手渡されると、感激しながら「今までの青春恋愛映画とは違った作品となっています。是非、世界中の方々にも楽しんで頂きたいです！」と感謝の言葉とともにコメントし、温かな拍手を浴びた。

堀未央奈、初の海外映画祭

今回の受賞にあたって、映画の公式上映も実施。満員の会場に堀と山戸監督が登場すると、万雷の拍手と歓声が巻き起こり、“新時代の青春恋愛映画”を存分に堪能した。

堀は「新しい恋愛映画の形を観て頂けたらと思って、今日は上海に来ました。宜しくお願いします。去年はアイドルとして上海へ、今日は女優としてきました。昨年ツアーで来た時は皆さんがとても温かく、メンバーみんなで喜んでいたのですが、今回はまた違った緊張感があって。乃木坂の私としても、堀未央奈としても、上海にこれからも来たいなと思いました」と挨拶。会場からは「堀ちゃーん！」と割れんばかりの歓声があがっていた。

さらに、山戸監督は挨拶を終えると「少女漫画を映像化する際に心掛けていることは？」との質問に、同作を始め、少女漫画を原作とする映像化についてはたった1人の指先でつくられる漫画と、大人数で製作する映画、たった1人の個人の眼差しを損なわないように映像化することを気をつけています」と答えた。

堀未央奈、山戸結希監督（C）相原実貴・小学館／2019「ホットギミック」製作委員会

堀未央奈「集中しすぎて記憶がないんです」

そして、今回来場者からも質問を受けることとなり、清水尋也・板垣瑞生・間宮祥太朗と3つの初恋を共にしたキャストたちに関する質問に応じ、“圧巻のクライマックスシーン”については「撮影も終盤だったので、あまり時間もなく、数時間の中でワンカットで撮影しました。堀さんはその時の記憶がないと言ってました」と山戸監督。堀も「集中しすぎて記憶がないんです。没頭していたというか、映画でその没頭ぶりを楽しんで欲しいです」と続けた。

最後は、堀自身が考える同作の物語を尋ねられ「私が演じた初は、ごく普通の17歳の女の子。恋愛だけでなく、家族や妹や、いろんな成長をしています。小さな女の子の成長を見て、自分も大切な大切な1人の人間なんだと思っていただけるようなストーリーじゃないかと思っています」と強くメッセージを込めて紹介。短き時間に惜しむ声も飛び交う中、舞台挨拶は幕を下ろした

堀未央奈、日本人初の快挙なるか？

なお、21日夕刻帯から行われる「最優秀賞授賞式」にも参加予定。「今回、この作品で初めて主演をさせて頂いたのですが、本当にすごく自信があってたくさんの人に見て欲しい作品になったので、また授賞式でもっともっと『ホットギミック』を広めて、いろんな人に「見たいな」と思ってもらえるように頑張ります」と意気込む堀。

「第22回上海国際映画祭」アジア新人部門　最優秀女優賞は「ホットギミックガールミーツボーイ」を含む計3作品の中から4人がノミネートされており、堀が受賞となった場合、日本人初の快挙となる。（modelpress編集部）

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