前田敦子、主演映画で歌声披露「プレッシャーは大きかった」<旅のおわり世界のはじまり>
2019.03.13 12:00
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女優の前田敦子が主演映画『旅のおわり世界のはじまり』(6月14日公開)で歌唱に挑戦したことがわかった。
同作は、“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビ番組リポーターの主人公が、番組のクルーと取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国での様々な出会いによって、新しい扉をひらき、成長していく姿を描く。
また、同時に解禁された新たな予告映像では、「フレームに写っただけで独特の強さと孤独感が漂う」と話す黒沢清監督によって、女優としての潜在的能力を引き出された前田が、言葉の通じない異国での不安や緊張をこのうえなく繊細な表情で伝えている。
前田は「何が苦しかったというと『愛の讃歌』という歌の壮大さ。あまりにも深く果てしない感情が表現されていて、生半可な気持ちではその世界に負けてしまう。とにかく歌と向き合って、歌詞のひとつひとつを真っ直ぐ届けることだけを考えていました」と話す。しばらく歌の仕事から遠ざかっていたため、このシーンに備え、クランクイン前からボイストレーニングに取り組んだ。「自分なりにできることはやってきましたが、それでもプレッシャーは大きかった。山頂は想像以上に空気が薄くて、気持ちの余裕はまったくありませんでした」と振り返る。
撮影当日は、黒沢監督も前田も時間を忘れるほど集中しており、撮影本番は一発OKで知られる監督だが、このシーンでは8テイクを重ね、山頂での撮影は5時間近くに及んだという。本編では、現場で収録した生の歌声が使用されている。
前田は、女優としてのキャリアが、AKB48時代を超えた節目のタイミングで、“プレッシャーが大きいほど輝く”という個性を発揮し、同作で役者として新境地を開いた。また主人公と行動を共にする番組クルー演じるのは加瀬亮、染谷将太、柄本時生という演技派たち。「優秀だがどこか仕事に倦んだカメラマン」を加瀬、「テレビ映えする映像ばかりを気にしているディレクター」を染谷、「天真爛漫なAD」を柄本が演じている。(modelpress編集部)
前田敦子主演映画、ポスター&予告編公開
ポスタービジュアルには、ウズベキスタンの美しい湖や山脈が広がる地に立つ主人公が、新たな一歩を踏み出そうとしているようにも、「私の心は迷子になった。」のコピーが示すように、心を見失っているようにもみえる印象的な表情が写し出されている。また、同時に解禁された新たな予告映像では、「フレームに写っただけで独特の強さと孤独感が漂う」と話す黒沢清監督によって、女優としての潜在的能力を引き出された前田が、言葉の通じない異国での不安や緊張をこのうえなく繊細な表情で伝えている。
前田敦子、久々の歌唱
予告映像で流れているのは、エディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」。前田は、同作でこの歌の歌唱に挑戦。日本人が建設に関わり、日本とウズベキスタンの友好の証である「ナボイ劇場」での交響楽団の伴奏に合わせた歌唱に加え、クライマックスでは標高2,443mの山頂でアカペラの撮影に挑んだ。前田は「何が苦しかったというと『愛の讃歌』という歌の壮大さ。あまりにも深く果てしない感情が表現されていて、生半可な気持ちではその世界に負けてしまう。とにかく歌と向き合って、歌詞のひとつひとつを真っ直ぐ届けることだけを考えていました」と話す。しばらく歌の仕事から遠ざかっていたため、このシーンに備え、クランクイン前からボイストレーニングに取り組んだ。「自分なりにできることはやってきましたが、それでもプレッシャーは大きかった。山頂は想像以上に空気が薄くて、気持ちの余裕はまったくありませんでした」と振り返る。
撮影当日は、黒沢監督も前田も時間を忘れるほど集中しており、撮影本番は一発OKで知られる監督だが、このシーンでは8テイクを重ね、山頂での撮影は5時間近くに及んだという。本編では、現場で収録した生の歌声が使用されている。
前田は、女優としてのキャリアが、AKB48時代を超えた節目のタイミングで、“プレッシャーが大きいほど輝く”という個性を発揮し、同作で役者として新境地を開いた。また主人公と行動を共にする番組クルー演じるのは加瀬亮、染谷将太、柄本時生という演技派たち。「優秀だがどこか仕事に倦んだカメラマン」を加瀬、「テレビ映えする映像ばかりを気にしているディレクター」を染谷、「天真爛漫なAD」を柄本が演じている。(modelpress編集部)
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