岡田将生、深夜のサプライズ驚く 木村文乃&佐々木希に囲まれクランクアップ<伊藤くん A to E>
2017.10.26 12:00
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俳優の岡田将生、女優の木村文乃W主演映画「伊藤くん A to E」(2018年1月12日公開)が、このほどクランクアップを迎えた。モデルプレス独占で、コメントと写真が届いた。
映画「伊藤くん A to E」
原作は、容姿端麗だが自意識過剰で無自覚に女性たちを振り回す“伊藤”を軸に、【A】から【E】、5人の女の無様な恋愛と成長を1章ずつのエピソードで描いた柚木麻子氏の傑作小説。関わる女たちの人生を翻弄する前代未聞の【痛男】伊藤誠二郎役を岡田、そして“伊藤”の存在に迫っていく落ち目の脚本家・矢崎莉桜役を木村が演じている。木村文乃クランクアップ
夏に都内のスタジオでクランクインし、約1ヶ月にわたり東京及び関東近郊にて撮影。一足早くクランクアップをした木村は、クランクインと同じく、撮影の中で最も長い時間を過ごした莉桜の事務所にてその時を迎えた。納得がいくまで「もう一回」と、何度もテイクを重ね、役の心情を丁寧に切り取っていた廣木隆一監督からカットがかかり、「OK」が出ると、木村はもちろん、共演の佐々木希やスタッフからは笑顔がこぼれた。静かに、しかししっかりと固い握手を交わす木村と廣木監督の姿が見られ、今回が2度目のタッグとなるふたりの厚い信頼と絆を感じる瞬間となった。
撮影を終えた木村は「一筋縄ではないエンターテイメントに関われた確かな手応えがあります。莉桜を演じることで、精神的にえぐられるんじゃないかと覚悟していましたが、今は不思議とすっきりとしています。自分のお芝居のベースとなる作品になりました」と、そのキャリアに本作が刻み込まれた手ごたえを語った。
岡田将生にはサプライズも
また木村のクランクアップから2日後、作品のオールアップと同時にアップを迎えた岡田には、木村の粋なサプライズが。深夜の新橋駅で、佐々木演じる島原智美から「もっと一緒にいたい」と懇願されるも、組まれた腕を振り払って逃げていくという、最後まで痛い姿を演じた岡田のシーンにOKが出ると、花束を持って現れたのは、すでにクランクアップしたはずの木村。予想もしていない木村の登場に、岡田は声をあげて驚くも、嬉しそうに花束を受け取った。
撮影を終えた岡田は、「“伊藤”は制限のないふり幅のある役なので、自由にやらせて頂き、毎日面白いシーンだらけでした(笑)。この役を演じたことで、今まである意味、決めつけて演じていた役作りへの考え方が変わりました。“伊藤”はこの夏を通して1番好きになったキャラクターです」と、演じた役への愛を明かした。(modelpress編集部)
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