高杉真宙(撮影・徳間書店)

高杉真宙、4年ぶりタッグで実写映画化「難しくて苦戦しました」<コメント到着>

2016.11.04 06:00

漫画家・タナカカツキ氏のデビュー作「逆光の頃」が、実写映画化されることが決定。俳優の高杉真宙が主演を務めることも明らかになった。

高杉真宙(撮影・徳間書店)
高杉真宙(撮影・徳間書店)
高杉真宙(撮影・徳間書店)
高杉真宙(撮影・徳間書店)

高杉真宙「難しくて苦戦しました」

日常と非日常、夢と現実、双方の世界を行き来する少年・赤田孝豊のゆらめきときらめきが、京都の街を背景に鮮やかに紡ぎだされた同作。映画「逆光の頃」は、全12編のなかから「僕は歪んだ瓦の上で」「銀河系星電気」「金の糸」の3編にオリジナル1編を加えて製作する。

自身が演じる孝豊について高杉は、「演じた自分でもつかみづらいところがある不思議な子」と紹介。「今に満足もしているけれど、変わりたいという気持ちもある。そんな孝豊の目には、変わっていく周りがキラキラして見えるんじゃないかなって思います」と思いを巡らせてコメントした。

また、オール京都での撮影は充実していたようだが、京都弁には手を焼いたという高杉。「京都弁指導の先生が撮影にもついてくださっているのですが、最初は間違えた時もどこが間違っているのか全然わからなかったり。だんだん耳が慣れてきて、間違いに気付けるようになりましたが…。僕はけっこう早口なので、ゆーったり喋るっていうのが難しくて苦戦しました」と振り返った。

4年ぶりのタッグ

高杉真宙/映画「逆光の頃」オフショット(撮影・徳間書店)
高杉真宙/映画「逆光の頃」オフショット(撮影・徳間書店)
高杉真宙/映画「逆光の頃」オフショット(撮影・徳間書店)
高杉真宙/映画「逆光の頃」オフショット(撮影・徳間書店)
監督・脚本は「ぼんとリンちゃん」以来4年ぶりに高杉とタッグを組む小林啓一氏。「いつかまた必ず一緒にお仕事をしよう」と交わした約束が実現した。

4年の月日を経て「演技に対する向き合い方や考え方が変わった」という高杉にとって、今回の再共演は「緊張しながらも楽しみでした」とのこと。「小林監督はじっくり撮る方なので撮影は大変なのは大変で、今回も季節をまたいで撮影しましたが、普通なかなか出来ることではないと思うので、この作品でも何かを吸収出来ていたらいいなと思います」と思いを馳せた。

なお、映画「逆光の頃」は2017年公開予定。(modelpress編集部)

高杉真宙(撮影・徳間書店)
高杉真宙(撮影・徳間書店)

高杉真宙コメント

                        
「逆光の頃」で、孝豊役を演じさせていただく事になりました。原作はタナカカツキさんの漫画ですが、すごく独特な世界観だなと思いました。まるで絵みたいで、オシャレな漫画だなぁって。その世界観を僕自身が表現出来たら嬉しいなと思いました。

僕が演じる孝豊は、京都で生まれ、京都で暮らしている高校生です。いろんな人たちと出会って、別れて、恋をして、喧嘩して成長して生きていく…そんな日常を描いたお話です。孝豊は、演じた自分でもつかみづらいところがある不思議な子。今に満足もしているけれど、変わりたいという気持ちもある。そんな孝豊の目には、変わっていく周りがキラキラして見えるんじゃないかなって思います。だから「逆光」なんだなと思いながら演じました。

撮影はオール京都ロケ。京都は最高ですね!ご飯も美味しいですし、あの空間自体が好きです。お寺や観光地周辺だけじゃなく、そこから少し外れた場所でも雰囲気があって、歩いて見てまわりたくなる感じ…いつか京都に住んでみたいくらいです。僕も学生に戻って、京都で青春を送りたいなと思いました。

ただ、京都弁にはやはり苦労しました。京都弁指導の先生が撮影にもついてくださっているのですが、最初は間違えた時もどこが間違っているのか全然わからなかったり。だんだん耳が慣れてきて、間違いに気付けるようになりましたが…。何回かに分けて撮影したので、毎回必死に練習していました。僕はけっこう早口なので、ゆーったり喋るっていうのが難しくて苦戦しました。ただ、京都弁はそこがすごく良いところでもあって柔らかくて聴き心地がよくて好きな方言のひとつになりました。

今回、とても嬉しかったのは「ぼんとリンちゃん」でご一緒した小林啓一監督と再びお仕事をする事ができたこと。「ぼんとリンちゃん」撮影時、僕はまだ16歳で小林監督とのお仕事は4年ぶりでしたが、あの時とは自分も演技に対する向き合い方や考え方が変わったので、20歳の自分がまた小林監督とご一緒できるのは、緊張しながらも楽しみでした。いろんな作品を経たことで自分の中で固まっている部分があったのですが、小林監督と撮影をするにつれ、それが崩れて、少しずつ京都の子になれたかな?と思います。小林監督はじっくり撮る方なので撮影は大変なのは大変で、今回も季節をまたいで撮影しましたが、普通なかなか出来ることではないと思うので、この作品でも何かを吸収出来ていたらいいなと思います。

「逆光の頃」は、京都の魅力がすごく出た作品になっていると思います。京都の素晴らしさと、いろいろなところにある孝豊の「逆光」をぜひ見て頂きたいです。そして、この不思議な子・孝豊を見て、ハマって頂けたら嬉しいです。

【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 高杉真宙「顔も変わった」2年間の成長に密着 新たに芽生えた願望も
    高杉真宙「顔も変わった」2年間の成長に密着 新たに芽生えた願望も
    モデルプレス
  2. 土屋太鳳の“毒舌”引き出す間宮祥太朗、高杉真宙は“天然の結婚詐欺師”に!?映画「トリガール!」撮影現場レポート
    土屋太鳳の“毒舌”引き出す間宮祥太朗、高杉真宙は“天然の結婚詐欺師”に!?映画「トリガール!」撮影現場レポート
    モデルプレス
  3. 土屋太鳳との三角関係に間宮祥太朗&高杉真宙 映画「トリガール!」新キャスト発表<コメント>
    土屋太鳳との三角関係に間宮祥太朗&高杉真宙 映画「トリガール!」新キャスト発表<コメント>
    モデルプレス
  4. 高杉真宙、主演映画に“1位”評価「これからもっと頑張ろう」<コメント到着>
    高杉真宙、主演映画に“1位”評価「これからもっと頑張ろう」<コメント到着>
    モデルプレス
  5. 高杉真宙が念願の初挑戦「どんな風に皆さんに届くのかな」
    高杉真宙が念願の初挑戦「どんな風に皆さんに届くのかな」
    モデルプレス
  6. 高杉真宙が金髪に!約1ヶ月の北海道生活を終えて…<撮り下ろし>
    高杉真宙が金髪に!約1ヶ月の北海道生活を終えて…<撮り下ろし>
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 佐藤隆太×岡田義徳×塚本高史の「THE3名様Ω」BD&DVD発売決定 1時間超のメイキング映像など含む特典映像を収録
    佐藤隆太×岡田義徳×塚本高史の「THE3名様Ω」BD&DVD発売決定 1時間超のメイキング映像など含む特典映像を収録
    WEBザテレビジョン
  2. 宮世琉弥の“胸キュン”場面カット解禁「皆さんを胸キュンさせられるように頑張りました」<顔だけじゃ好きになりません>
    宮世琉弥の“胸キュン”場面カット解禁「皆さんを胸キュンさせられるように頑張りました」<顔だけじゃ好きになりません>
    WEBザテレビジョン
  3. 「事故物件 恐い間取り」シリーズ最新作、2025年夏公開決定 心霊現象潜むティザービジュアル&特報も解禁【事故物件ゾク 恐い間取り】
    「事故物件 恐い間取り」シリーズ最新作、2025年夏公開決定 心霊現象潜むティザービジュアル&特報も解禁【事故物件ゾク 恐い間取り】
    モデルプレス
  4. 高畑充希&清水美依紗「ウィキッド」念願の日本吹替版キャストに 2人が歌唱する本編映像も解禁
    高畑充希&清水美依紗「ウィキッド」念願の日本吹替版キャストに 2人が歌唱する本編映像も解禁
    モデルプレス
  5. 生田絵梨花、28歳の誕生日 “乃木坂46”卒業後も抜群の歌唱力&繊細な演技で引く手あまた “ディズニー100周年作品”ヒロインの大役も完遂
    生田絵梨花、28歳の誕生日 “乃木坂46”卒業後も抜群の歌唱力&繊細な演技で引く手あまた “ディズニー100周年作品”ヒロインの大役も完遂
    WEBザテレビジョン
  6. 瀬戸康史、長澤まさみの夫役に「ドールハウス」追加キャスト・予告映像も解禁
    瀬戸康史、長澤まさみの夫役に「ドールハウス」追加キャスト・予告映像も解禁
    モデルプレス
  7. IMP.椿泰我、撮影初日に監督から歩き方の指導…約20年ぶりの映像作品で「ゼロから学びながら挑ませてもらいました」
    IMP.椿泰我、撮影初日に監督から歩き方の指導…約20年ぶりの映像作品で「ゼロから学びながら挑ませてもらいました」
    WEBザテレビジョン
  8. IMP.椿泰我、映画撮影から激変 監督・スタッフも二度見「ユキオが垢抜けてしまった」【僕らは人生で一回だけ魔法が使える】
    IMP.椿泰我、映画撮影から激変 監督・スタッフも二度見「ユキオが垢抜けてしまった」【僕らは人生で一回だけ魔法が使える】
    モデルプレス
  9. 木下暖日&吉澤要人「宝物だった」W主演映画の撮影を振り返る<BLUE FIGHT>
    木下暖日&吉澤要人「宝物だった」W主演映画の撮影を振り返る<BLUE FIGHT>
    WEBザテレビジョン

あなたにおすすめの記事