島崎遥香「正直パニック」主演映画で感じた“難しさ”&“達成感”を語る
2016.04.01 20:21
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AKB48の島崎遥香が主演を務めた映画『劇場霊』のDVD&Blu-rayが4月2日に発売。それにともない、AKB48グループ全員参加のオーディションで主演の座を射止めた島崎が、オーディションの様子や演技について語った。
主演抜擢に疑心暗鬼
オーディションを振り返り「最初は受けたい人だけ受けてくださいということで、内容もふわっとしていたんです。でもAKB48の場合は内容がふわっとしていることは多いので(笑)」と打ち明けた島崎は、「こんな大きな作品の主演なんていう、すごいものだとは思っていませんでした。ドッキリとか、企画ものなんじゃないかなって思っていました(笑)」と当時の心境を告白。主演に決まった時でさえ半信半疑だったことも明かした。島崎遥香「正直パニックでした」
同作では劇中劇には挑戦しているが、「舞台はお腹から声を出すようにとよく言いますが、私は声量が全然ないので大変でした。それから舞台での感情表現も難しかったですね。涙を流さなくても泣いているように見えるお芝居をしないといけないとか。ふつうの演技でさえ苦戦していたので、正直パニックでした」と苦労が多かったよう。完成した作品を見た感想を「映画って本当に作るのが大変なんだと思いました。撮影現場にいた人たち以外にも多くの人が関わっている。エンディングのスタッフロールを観て、実感しましたね。その一番最初に自分の名前が出てくるのは不思議な感覚でした。CGを使っている部分は、こうなるんだ!と驚きました」と告白した。町田啓太の印象は?
劇場が物語の舞台になる同作。AKB48のメンバーとして“劇場”には馴染み深い島崎は、「この映画のように、舞台で人形が動き出したら怖いですよね。でももし本当に起こったら…。わたしだったら、最初は笑っちゃうかもしれないです。『え、なんか動いたかも~って(笑)』」とコメント。また相手役を務めた町田啓太(劇団EXILE)の印象については「『さわやかだな~』って思いました。少しだけお話ししましたが、すごく怖がりなんです。町田さんは、人形が動くんじゃないかと言って怖がっていました。私のほうが大丈夫でした(笑)」とエピソードを語った。20代は「友達を増やす」
「今回の出演で女優業にさらに興味が湧きました?」との質問には「女優さんって大変なんだなと思いました。でもおもしろみも感じました。たくさんの人がひとつの作品を、多くの時間をかけて作ることへの達成感を感じられる職業だなって」と手応えをコメント。さらに、私生活で20代のうちにやっておきたいことを聞かれると「うーん」と悩みつつ「私生活では友達を増やす(笑)。あと、誘われたらなるべく断らずに外に出るようにしたいと思っています」と展望を明かした。ジャパニーズホラーの名手が手掛けた作品
同作は、『リング』『クロユリ団地』などの傑作ホラーを生み出してきた中田監督が手がけたジェットコースター・ホラー。嫉妬・憎しみ・怨念がうずまく、閉ざされた“劇場”を舞台に、突如巻き起こる惨劇と、フルスピードで駆け抜ける恐怖で見るものを圧倒する。DVD&Blu-rayの発売に際し、「一時停止もできるし、気になるシーンは何回も繰り返して観てほしいです。私の場合は…。やっぱりエンディングのテロップをじっくり観ちゃうと思います」とアピール。加えて「主題歌も秋元(康)さんが作詞していたということも、そのテロップで知りました。秋元さん、『劇場霊』でも頑張ってくれてたんだなって(笑)。だから主題歌も聴いてほしいですね」と呼びかけた。(modelpress編集部)
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