藤原大祐/モデルプレス独占カット(C)2025「俺ではない炎上」製作委員会(C)浅倉秋成/双葉社

藤原大祐「俺ではない炎上」大学生インフルエンサー役ではギャップを意識 芦田愛菜の演技から刺激も【モデルプレス独占カットあり】

2025.10.01 17:00

俳優の阿部寛が主演を務める映画『俺ではない炎上』(9月26日より公開)。同作に出演している俳優の藤原大祐が、自身の役作りについて明かした。

  

藤原大祐、大学生インフルエンサー役を熱演

藤原大祐(C)2025「俺ではない炎上」製作委員会(C)浅倉秋成/双葉社
大手ハウスメーカーに務める山縣泰介(阿部)が、ある日突然、彼のものと思われるSNSアカウントから女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯に仕立て上げられるところから始まる同作。炎上は1件のSNS投稿を偶然見つけて正義感に駆られてリツイートしてしまった大学生インフルエンサーから始まる。元の投稿したアカウントの個人情報が特定され、どこにでもいるサラリーマンの人生が何気ないリツートで一変。そんな炎上の元凶とも言える大学生インフルエンサーの住吉初羽馬を演じたのは、『柚木さんちの四兄弟。』(NHK/2024)でドラマ初主演を務め、2025年7月期に放送されたドラマ『ちはやふる-めぐり-』(NTV)に出演するなど話題作に続々と出演する若手俳優の藤原だ。

役づくりについて藤原に聞くと、大きなテーマは「ちょっと鼻につく。けど、根はやさしいやつ」だそう。ランチセッションをするような意識高い系大学生でありながらも何気ない行動で他人を炎上させてしまう初羽馬だが、「社会についてすごい考えて語ってる男が、実は一番社会について考えられてなかった皮肉さも、すごく面白いなと思った」といい、ギャップを意識して演じたと明かした。藤原自身も、さわやかな若手俳優でありながらも、幼少期からピアノを弾き、シンガーソングライターとしての才能も持ち合わせており、そのギャップを武器の一つとして活躍しているからこそ、初羽馬に深みを持たせ、より魅力的に演じきった。

藤原大祐、芦田愛菜の演技から刺激

藤原大祐/モデルプレス独占カット(C)2025「俺ではない炎上」製作委員会(C)浅倉秋成/双葉社
そんな初羽馬のリツイートが山縣の人生を変えてしまうが「SNSが一般的にそばにある現代の中で、届ける皆さんにとってもこのリツイートがただのリツイートじゃない」と誰しもが他人事ではないことを映画を通して伝えたいと思い演じたと語っている。共に泰介の行方を追うことになる、芦田愛菜演じるサクラとの後半のシーンが印象に残っていると語る藤原は、熱い掛け合いの中で、サクラに言われたいと楽しみにしているセリフがあったと言う。「二人で結構旅をしていく物語なんですけど、かなり熱量のこもった掛け合いがあって。台本読んでいる時から、その言葉を言われるのが楽しみで、実際撮影をしていても、読んでいた時以上に言葉が入ってきて、愛菜さんからの言葉で。僕も撮影を通して少し成長できたのかなと思いました」と語っており、同年代の芦田との演技を通じて成長しながら撮影に臨んだという。どんなシーンでのセリフなのか。

藤原が「初羽馬がこのストーリーで一番成長していく人物だと思う」と語る本作で、初羽馬の存在がどのように成長し、物語に関わっているのか。

阿部寛主演「俺ではない炎上」

第36回山本周五郎賞候補にもなった浅倉秋成氏の小説『俺ではない炎上』(双葉社)が、山田篤宏監督の手で実写映画化。主人公・泰介は、ある日突然、彼のものと思われるSNSアカウントから女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯に仕立て上げられる。身に覚えのない事態に無実を訴えるも、瞬く間にネットは燃え上がり、“炎上”状態に。日本中から追いかけ回される中、無実を証明するため、そして真犯人を見つけるため、決死の逃亡劇が始まる。(modelpress編集部)
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