坂東龍汰&寛一郎、山田裕貴主演「爆弾」出演決定 キャラビジュアルも公開
2025.07.09 05:00
俳優の山田裕貴が主演を務める映画『爆弾』(10月31日公開)より、2人の追加キャストが解禁。合わせて、キャラクタービジュアルが公開された。
坂東龍汰&寛一郎「爆弾」出演決定
追加キャストとして、TBS『ライオンの隠れ家』で自閉スペクトラム症の難役を演じた坂東龍汰が、伊藤沙莉演じる倖田の相棒で同じく交番勤務の巡査長・矢吹を演じ、映画『ナミビアの砂漠』に出演し、カンヌ国際映画祭でも話題を呼んだ寛一郎が、スズキタゴサク(佐藤二朗)の見張り役を務める刑事・伊勢を演じることが発表された。「爆弾」キャラビジュアル解禁
今回新たに、伊藤、染谷将太、坂東、寛一郎、渡部篤郎が演じるビジュアルが初解禁。スズキタゴサクに対峙し、爆弾の在りかを探す警視庁の刑事、所轄の交番勤務。それぞれの立場で事件に関わる人物たちの表情が一気に明らかに。ビジュアルで注目されるのは、本格派キャスト7人すべてに共通してあしらわれた「爆弾」の文字。それぞれのキャラクターがこの“爆弾”にどのような形で関わっていくのか。倖田役を演じる伊藤は「事件を調べる外回りのシーンがほとんどで、坂東さん演じる矢吹との掛け合いはどこかほっとするやり取りが多く、楽しかったです。ありがとうございます、って言うと自然にお辞儀してしまうんですけど、警察官は敬礼なんです。所作にも気をつけて演じました」と撮影を回顧。倖田とコンビを組む矢吹を演じた坂東は「警察の衣装を着て、伊藤さんと二人で横並びの写真を撮ってもらったんですけど、良いバディ感が出ていると思いました。着るとスイッチが入るわけではないですが、自然と背筋が伸びるので、役作りの助けになりました」と衣装について印象深いエピソードを語った。
スズキタゴサクの取り調べにあたる刑事・等々力役の染谷は、佐藤二朗との共演について「憎かったですよ(笑)。やっぱり憎いなと思いました。演じていてもすごく馬鹿にされているように感じましたし、あの分量の台詞を完璧にやられている二朗さんは本当にすごかったですね」とコメント。取調室でスズキの見張り役を務める刑事・伊勢を演じた寛一郎は「外回りで爆弾を探すチームもいますが、大半を取調室のワンシチュエーションで展開され、それがエンターテイメントになっている稀有な作品だと思います」と本作のユニークな構成に言及した。
そして、類家の上司・清宮を演じる渡部篤郎は「撮影現場は、何かものすごいことをみんながやっているという意識でいたと思います。スポーツで言えば、決勝戦を戦っているような気持ち。雰囲気でいえば、最後の大事な試合を戦っている感じでした」と独自な表現で撮影現場での本気度を語った。
山田裕貴主演「爆弾」
原作は、日本最大級のミステリーランキング『このミステリーがすごい!2023年版』(宝島社)、『ミステリが読みたい2023年版』(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)で堂々の1位を獲得したベストセラー小説『爆弾』。背筋が凍るような衝撃展開の連続で多くの読者を魅了し、その続編の『法廷占拠 爆弾2』も発売され話題を呼んでいる。主演を務めるのは山田。警視庁捜査一課でスズキタゴサクと真っ向から対峙する交渉人・類家役を熱演する。そして、伊藤が爆弾捜索に奔走する交番勤務の巡査・倖田役で出演。さらに、スズキタゴサクの過去を追う所轄の刑事・等々力役に染谷、類家の上司としてスズキタゴサクと交渉する清宮役に渡部、スズキタゴサク役を佐藤が演じる。(modelpress編集部)
坂東龍汰(矢吹役)コメント
矢吹という役は、伊藤さん演じる倖田沙良との“バディ”の関係性なので、二人の空気感は永井監督とも話しながら作り上げていきました。伊藤さんは、一緒にいてとても落ち着く方で、同じ空気を持っているような感覚がありました。警察の衣装を着て、伊藤さんと二人で横並びの写真を撮ってもらったんですけど、良いバディ感が出ていると思いました。着るとスイッチが入るわけではないですが、自然と背筋が伸びるので、役作りの助けになりました。本編は絶対面白いし、イケてる映画になっていると思います。リアルな爆破シーンや会話劇の頭脳戦など、様々なエンターテイメントの要素が盛り込まれた超大作です!寛一郎(伊勢役)コメント
外回りで爆弾を探すチームもいますが、大半を取調室のワンシチュエーションで展開され、それがエンターテイメントになっている稀有な作品だと思います。私が演じた伊勢というキャラクターは、取調室で起きた内容を記録する書記係という役割で、一緒の空間にいながら、その場の芝居合戦を小劇場の一番良い席で見ることができる感覚で、先輩方の芝居を間近で見られる贅沢な時間でもありました。原作小説の良さを受け継ぎつつ、3次元になることで、映像ならではの迫力が加わり、原作ファンの方々も驚いて頂けるシーンになっていると思いますので、ぜひ劇場で楽しんでください!
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