「カンヌ映画祭」倒木事故、負傷の日本人男性は状態安定 映画「見はらし世代」制作会社がコメント
2025.05.19 15:19
現地時間5月17日、フランスで開催されている「第78回カンヌ国際映画祭」にて、映画「見はらし世代」の日本人男性スタッフが強風で倒れたヤシの木の下敷きになり、重傷を負う事故が発生。同作の共同製作会社である株式会社シグロと株式会社レプロエンタテインメントがコメントを発表した。
「カンヌ」日本人男性が負傷・製作会社がコメント
同作の制作会社は「事故は、現地時間2025年5月17日(土)お昼頃、映画祭が主催する監督週間の公式イベントに向かうため、クロワゼット通りビーチ沿いの歩道を移動中に発生しました」と報告。「俳優陣をエスコートしていたレプロエンタテインメントの製作プロデューサーが、突然倒れてきた高さ数メートルのヤシの木の下敷きになり、不慮の事故に至りました」と経緯を伝えた。また、「負傷した製作プロデューサーはすぐに病院に救急搬送され、医師による診断の結果、鼻および身体の一部に骨折が認められましたが、幸いにも意識ははっきりしており、現在は状態も安定しております」と現在は病院で治療を受けているという。最後には「カンヌ国際映画祭は現在も開催中であり、多くの来場者が行き交う場所で起きた事故であることから、今後、本件のような事故が発生しないよう、原因の早期究明と再発防止を願っております」とコメントを寄せている。(modelpress編集部)
全文
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。このたび、現在開催中の「第78回カンヌ国際映画祭」において発生した倒木事故により、映画「見はらし世代」(英語タイトル:『BRAND NEW LANDSCAPE』)関係者が負傷した件につきまして、本作の共同製作会社である株式会社シグロおよび株式会社レプロエンタテインメントより、あらためてご報告させていただきます。本作『見はらし世代』は、カンヌ国際映画祭・監督週間に1,605本の応募作の中から選出された19作品のうちの1本であり、シグロとレプロエンタテインメントの2社による共同製作作品です。監督週間において日本人史上最年少での出品となった団塚唯我監督による初長編作品であり、また、俳優・黒崎煌代にとっては初主演作品となります。
事故は、現地時間2025年5月17日(土)お昼頃、映画祭が主催する監督週間の公式イベントに向かうため、クロワゼット通りビーチ沿いの歩道を移動中に発生しました。俳優陣をエスコートしていたレプロエンタテインメントの製作プロデューサーが、突然倒れてきた高さ数メートルのヤシの木の下敷きになり、不慮の事故に至りました。
負傷した製作プロデューサーはすぐに病院に救急搬送され、医師による診断の結果、鼻および身体の一部に骨折が認められましたが、幸いにも意識ははっきりしており、現在は状態も安定しております。今後は、引き続き医師の指導のもと治療と回復に専念する予定です。
なお、現時点において、主催者や現地行政からの正式な事故報告は受けておりませんので、本日時点でご報告させていただける事実は上記の通りです。カンヌ国際映画祭は現在も開催中であり、多くの来場者が行き交う場所で起きた事故であることから、今後、本件のような事故が発生しないよう、原因の早期究明と再発防止を願っております。
【Not Sponsored 記事】