「カラオケ行こ!」綾野剛&齋藤潤、上海で舞台挨拶&観光「また共演するなら?」に回答
2025.02.17 12:00
映画「カラオケ行こ!」が1月17日から中国本土で劇場公開され、邦画ではまれにみるヒットを記録中。中国からの熱いラブコールを受け、現地時間の2月15日、出演した綾野剛と齋藤潤が上海の舞台挨拶に登壇した。
映画「カラオケ行こ!」綾野剛&齋藤潤が上海へ
和山やまの人気マンガを映画化し、観客動員53万人突破を記録。国内の賞レースでも軒並み受賞・ノミネートされ、話題が再沸騰中の今作。14日の空港到着から歓迎を受けた2人は、そのまま観光名所の田子坊など上海の街を存分に堪能し、翌15日は2回の舞台挨拶に登壇した。中国語での挨拶でスタートしたイベントは、2人の登場から歓声や悲鳴の連続で、今作、そして綾野、齋藤の人気ぶりを改めて感じる展開に。来場者から募った質問に丁寧に答えたり、綾野、齋藤から出題される映画にまつわるクイズコーナー(当てられた観客は全て正解)など、盛りだくさんの内容。イベント終盤には、中国での上映が3月16日まで延長されることが綾野から発表され、盛り上がりはピークに達した。
綾野剛&齋藤潤、また共演するなら?「やっぱり聡実くんのこれからを見てみたい」
2月10日にチケットが発売されるや、舞台挨拶2回分のチケット2,730枚はたったの6分で完売。2人がそれぞれ中国語で挨拶してイベントがスタートした。綾野は「間違いなくみなさんにとっても僕にとっても潤君にとっても一生忘れることができない作品になりました。潤君は当時は役と同じ15歳で実際に変声期で、大勢の大人たちの中で立ち続けました。彼の成長とその美しい姿と、何より誠実さがそのまま作品に反映されています。僕のキャリアにとってもかけがえのない1本になることは間違いありません」と今作への想いを語り、齋藤も「自分にとっては信じられないほどの皆さんからの反響を糧にこれからも走り続けたいと思えるほど、大切な作品になりました」とコメントした。
「もしまた共演するとしたら、どんな役を演じたいですか?バディが良いですか?ライバルが良いですか?」という質問に齋藤は「バディモノをやりたいです!そしてアクションを一緒にやりたいですね」と回答。綾野は「やっぱり聡実くんのこれからを見てみたいと思いますし、僕も狂児をまだまだ生きてみたいと思います。この関係でSFでもいいですよ。この映画が『カラオケ行こ!』なので、『聡美と狂児、シャンハイへ行く!』とか(笑)上海の関係者の皆さんにご協力いただいて、こちらでロケをやりたいですね」と答えてファンを喜ばせた。
最後に「皆さんにこれほど愛していただき感謝しきれません。また2人で上海に戻って来たいと思います」とあいさつし、イベントは好評のうちに終了した。
映画「カラオケ行こ!」
原作は、合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と予想に反するエモい展開、そして思わずクスッと笑ってしまうユーモアで、マンガ賞2021第3位をはじめマンガ賞に続々ランクイン。1巻完結作品ながらも累計80万部を突破し、続々と重版されている和山やまの人気コミック。絶対に歌がうまくならなければならないヤクザ・狂児役を綾野が演じ、物語のカギを握る、思春期に悩める合唱部部長の中学生・岡聡実役を、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤が演じた。
今作はBlu-ray&DVDが発売中でデジタル配信もされている。(modelpress編集部)
「カラオケ行こ!」上海舞台挨拶レポート
Q. 綾野さんが以前おっしゃっていたかと思いますが、本作は実写化というより映画化が正しいと思います。お2人はこの映画を演じるに当たり、何か気を付けていたことはありますか?または注目して観てほしいところはありますか?綾野:間違いなくみなさんにとっても僕にとっても潤君にとっても一生忘れることができない作品になりました。潤君は当時は役と同じ15歳で実際に変声期で、大勢の大人たちの中で立ち続けました。彼の成長とその美しい姿と、何より誠実さがそのまま作品に反映されています。僕のキャリアにとってもかけがえのない1本になることは間違いありません。
齋藤:日本ではこの作品を愛して下さる方がたくさんいらっしゃって、中国でもたくさんいらっしゃるんだなというのを肌で感じています。聡実君を皆さんに愛していただいているのは原作の和山やま先生、そして剛さんやみなさんのおかげだと思っています。自分にとっては信じられないほどの皆さんからの反響を糧にこれからも走り続けたいと思えるほど、大切な作品になりました。
Q.「カラオケ行こ!」を観て、お2人のやり取りが好きになりました。もしまた共演するとしたら、どんな役を演じたいですか?バディが良いですか?ライバルが良いですか?
齋藤: バディモノをやりたいです!そしてアクションを一緒にやりたいですね。
綾野:難しいですね。でもやっぱり聡実くんのこれからを見てみたいと思いますし、僕も狂児をまだまだ生きてみたいと思います。この関係でSFでもいいですよ。この映画が「カラオケ行こ!」なので、「聡美と狂児、シャンハイへ行く!」とか(笑)上海の関係者の皆さんにご協力いただいて、こちらでロケをやりたいですね。
Q. 今回は潤君にとって初めての海外ですか?今回の訪中のために何か準備をしましたか?出発前はどんな気持ちでしたか?会場に来て皆さんに会ってから、何か変化がありましたか?もともと想像していたのと同じですか?
齋藤:今高校生です。クライメイトに中国から来た留学がいて、今回一番に報告したら中国語の挨拶を少し教えてくれました。自分にとって初めての海外ですが、すごく素敵な街で楽しんでいます。みなさんとお会いできたことも一生の思い出ですし、またここに戻って来たいと思いました。
Q. 他の作品でもヤクザの役をされていますが、今回の成田狂児の場合、役作りでどこか違うところはありましたか?
綾野:マンガ原作ということですでに完成されているものがあるんですが、そこに対して新しいオリジナルを作るということに尽力しました。その中も原作へのリスペクトを持ってこの映画を作るということをチームで大切にしました。僕が特に一番頑張ったのは、気持ち悪い裏声で「紅」を歌うことでした。聡実くんには姿勢の事などいろいろと指導していただきました。いい思い出です。
綾野、齋藤からお知らせ
なんと、3月16日まで中国上映が延長となりました。すごくうれしいことです。何よりもみなさんのおかげです。感謝いたします。
齋藤:本日はありがとうございました。終わってしまうのが寂しいですが、スクリーンでは3月16日まで観ていただけるので、何度でもお越しいただければと思います。この映画をきっかけにたくさんの人の前でお話しできるのはありがたいことだなと思っています。今日はみなさんにたくさんの愛と勇気をもらいましたので、また明日から頑張っていきたいと思います。
綾野:改めて映画「カラオケ行こ!」をこれほど愛してくださり、とても感謝しています。何より潤くんとこうしてこの場に立てていること、皆さんが愛を込めてくれていること、感謝しかありません。また2人で上海に戻って来られるよう努めてまいりますので、引き続きの応援のほどよろしくお願いいたします。
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