エマ・ストーン、2度目のオスカー主演女優賞 スピーチ中まさかのハプニング発生<第96回アカデミー賞授賞式>
2024.03.11 12:29
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「第96回アカデミー賞授賞式」が日本時間11日、米ロサンゼルス・ハリウッドのドルビーシアターで開催。「哀れなるものたち」で主演を務めたエマ・ストーンが主演女優賞を受賞した。
エマ・ストーン、2度目のオスカー受賞
本作はエマが主演・プロデューサーを務めたファンタジー作品。アラスター・グレイの同名ゴシック小説を基に、胎児の脳を移植され死からよみがえった女性が、まだ見ぬ世界を知っていく冒険の旅を描く。同作は美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を含め4冠を達成した。エマは2017年の「ラ・ラ・ランド」以来、2度目のオスカー獲得。7年ぶりという短期間でオスカーを受賞する快挙を成し遂げた。
ドレスにまさかのハプニングも
エマは壇上に上がりマイクの前に立つと、開口一番「ドレスが壊れちゃったの」と告白。この日着用していたルイ・ヴィトンのドレスの背中のファスナーが壊れてしまったようで、開いたままになった背中部分を困惑しながらカメラに見せるというハプニングも。ドレスを気にする様子を見せながらも、エマは高ぶる感情を抑えつつ「これは私についての賞でへはなく、素晴らしい物を作ろうと集まったチームのもの。あなたたちとこんなことを成し遂げられて本当に幸せで、これからも一緒にやっていきたい。ベラという生涯の贈り物をありがとう」と感謝のスピーチ。
この日受賞式では、作品賞候補の「バービー」に出演したライアン・ゴズリングが、自身の劇中歌「I’m Just Ken」をステージ上でパフォーマンス。ライアンは舞台から降りてエマ・ストーンに一節を歌わせるという無茶ぶりをしており、エマは「(ドレスのファスナーが壊れたのは)『 I’m Just Ken』の時だと思うわ」と冗談も。最後は「背中を見ないでね!」と言いながら壇上を後にしていた。
日本から3作品がノミネート「第96回アカデミー賞授賞式」
世界最高峰の映画の祭典「アカデミー賞授賞式」。今年は日本から3作品がオスカー候補に挙がり、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメ映画賞、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞、役所広司主演(独ヴィム・ヴェンダース監督)「PERFECT DAYS」が国際長編映画賞にノミネートされた。「君たちはどう生きるか」は「千と千尋の神隠し」以来宮崎作品として21年ぶり2度目のオスカーを受賞。「ゴジラ-1.0」は日本映画として初めて視覚効果賞を受賞した。なお授賞式の様子はWOWOWで生放送・ライブ配信された。(modelpress編集部)
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