映画「ゴジラ-1.0」大ヒット御礼白黒舞台挨拶に出席した神木隆之介、浜辺美波(C)モデルプレス

「ゴジラ-1.0」全世界興収140億円突破 山崎貴監督は続編に意欲

2024.01.12 21:59

俳優の神木隆之介浜辺美波、山田裕貴らが12日、都内で開催された映画「ゴジラ-1.0」大ヒット御礼白黒舞台挨拶に出席。山崎貴監督もリモートで登場し、続編に意欲を見せた。

  

全世界ヒット「ゴジラ-1.0」日本初のノミネートに王手

田中美央、佐々木蔵之介、神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴(C)モデルプレス
全世界興行収入が140億円を突破した本作。感想ボードを見た神木は「山崎監督にはこのキャストで続編を作ってほしい」という続編を待望する声を見つけ、戦後処理の特殊任務を請け負う船「新生丸」に乗り込む見習い・水島四郎を演じた山田は「やった!よっしゃ!」とノリノリだった。

山崎貴監督(C)モデルプレス
また、本作は日本映画としては初めて米アカデミー賞における視覚効果賞の最終ノミネートに王手をかけている。この日は渡米中の山崎監督もリモートで登場し、神木は「世界の貴~!」と呼びかけ、これに浜辺も「貴さん~!」と呼応。山崎監督はハリウッドの背景を合成した画面で登場し、これに笑った山田は「視覚効果としては良くない」といじっていた。

神木隆之介、浜辺美波(C)モデルプレス
神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴(C)モデルプレス
神木は「何しているんですか?そちらで」と近況を尋ね、山崎監督は「現地の取材を受けていますし、あとね、超巨匠たちに会っています。監督たちに会っています」「(名前は)言えないぐらいの巨匠たち」とアメリカでの活動を報告。アカデミー賞の前哨戦とされているクリティクス・チョイス・アワードの授賞式などにも参加する予定だと言い「大変。もうわけわかんない」と多忙ぶりに笑顔を見せた。

山崎貴監督、続編に意欲「みんなで東宝に言いましょう」

神木隆之介(C)モデルプレス
白黒上映にちなみ、山崎監督に白黒はっきりさせたいことを聞かれた神木は「僕は良く『世界の貴』って呼ぶじゃないですか。あれ嫌ですか(笑)?」と尋ね、山崎監督は「嫌だよ(笑)」と返答。これを聞いた神木は「じゃあ、呼びますね!」と悪戯っぽい笑顔を見せた。

続編への意欲を問われた山崎監督は言葉に詰まり、神木や浜辺や山田は「貴~!」と笑顔。山崎監督は「続編、作りたいですよね。みんなで東宝に言いましょう」「スケジュールがどうのこうのとか言わないですよね(笑)?」と乗り気な様子だった。

浜辺美波(C)モデルプレス
山田裕貴(C)モデルプレス
佐々木蔵之介は思い通りに行った面とそうでなかった面を尋ね、山崎監督は「世界の展開も含めて夢のようだというか。すごくドメスティックな物語だったのに、こんなに世界中の人たちが反応してくれるのかっていうのは、すごく嬉しいし完全に予想外ですね。国内で頑張ろうと思っていたものが、海外でも、ものすごくたくさんの人たちが見てくださっているっていうのは、すごく予想外です」と返答し、うまくいかなかったことはないという。

山田は、たくさんの人に愛される映画になった決め手に対する考えを問い、山崎監督は「今日とある監督に会ったんですけど、『みんなの演技が素晴らしい』って言っていましたね」「皆さんのお芝居が、言葉の壁を越えて伝わったんですよ。それがすごく大きかったと思います」と明かしていた。

神木隆之介主演「ゴジラ-1.0」

神木隆之介、浜辺美波(C)モデルプレス
本作の舞台は、戦争によって焦土と化し、なにもかもを失って文字通り「無(ゼロ)」になった日本。追い打ちをかけるように突如出現したゴジラと、戦争を生き延びた名もなき人々がゴジラに対して生きて抗う術を探っていく姿を映し出す。この日は共演した田中美央も出席した。なお、2024年は記念すべきゴジラ70周年であり、本イベントはアニバーサリーイヤーの最初のイベントとなった。(modelpress編集部)

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