劇団ひとり・剛力彩芽・犬飼貴丈・松村沙友理ら「マーダー★ミステリー」映画化 即興劇を披露

劇団ひとり主演「劇場版 マーダー★ミステリー」

本作は推理小説の登場人物となり、参加者が話し合いながら事件の解決を目指す体験型ゲームの新ジャンル「マーダーミステリー」。中国ではバラエティ番組をきっかけに大ブームとなり、その奥深いゲーム性が話題となり、日本にも上陸。現在では数多くのオリジナル作品がリアルイベント、ネットコンテンツとして制作され、「リアル脱出ゲーム」や「人狼ゲーム」に続く次世代の体験型ゲームと言われている。

その「マーダーミステリー」にいち早く注目して、ゲームシステムをベースに朝日放送テレビにて2021年3月、ストーリーテラーに劇団ひとりを迎え「マーダー★ミステリー探偵・斑目瑞男の事件簿」としてドラマ化。今までにない俳優による緊張感のある即興劇（アドリブ）と先の読めない展開が話題となり、2021年12月には舞台化、さらに2022年3月にはシリーズ第2弾ドラマが放送された。

そして、シリーズ最新作が2024年2月16日にスクリーンに登場。主演はシリーズの主人公である探偵・斑目瑞男を演じる劇団ひとり、もちろん斑目の助手：村城和兎役で剛力彩芽も出演。さらに劇場版となり豪華俳優陣も出演。木村了、犬飼貴丈、文音、北原里英、松村沙友理をはじめ、八嶋智人、高橋克典など実力派俳優も参加。

そんな俳優陣に与えられているのは、キャラクター設定と行動指示のみ。各シーンの台詞はほぼ即興劇で行われ、演技者としての実力が試される。そんな俳優の緊迫した表情や咄嗟の対応がこの作品の最大の魅力となる。演じている側も観ている側も先の読めない結末へ向かって緊張感がスクリーンから滲み出してくる新感覚ミステリームービーだ。

「劇場版 マーダー★ミステリー」場面写真解禁

今回解禁となる場面写真は、出演者がキャラクター設定と行動指示のみを頼りに犯人を特定するためのアドリブ演技のシーン。出演者の緊張感のある表情を見せている。（modelpress編集部）

斑目瑞男・八村輝夫役／劇団ひとりコメント

演技力に推理力、さらには協調性とあらゆる資質を試される作品でした。全く内容を知らされていないので、急な展開に泡を吹きながらも必死に食らいつく我々の姿を、どうぞ皆様は劇場の席に座りながら安心してご覧ください。

村城和兎役／剛力彩芽コメント

ついに！劇場版にまで！おめでとうございます♪今回は村城和兎ちゃんで登場させていただきます……！なので、、今回はあえて中身をそこまで読んでおりません！どんな展開になっているのか分かりません！あの劇場の大きなスクリーンでどんなお芝居が繰り広げられるのか、私もドキドキしながら、皆さまと一緒に楽しみにしております☆

二宮純平役／木村了コメント

「劇場版マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血」に出演させて頂く木村了です。シチュエーションと設定のみのアドリブで最初から最後まで演じるのはおそらくこれが最初で最後だと思います。それほどまでに刺激的な時間でした。

こんな貴重な体験をさせて頂き大変嬉しく思うと同時に緊張感が凄い襲ってきたのを覚えています。まさかあんな最後になるなんて演じた自分でも予想外でした。演者達による演者達でさえ予測不可能な展開を劇場でお楽しみください。

六車聡役／犬飼貴丈コメント

六車聡役を演じさせていただきました、犬飼貴丈です。村にある唯一の診療所の医師で、過去、思惑、行動の情報だけを与えられた状態で演じるという初めての体験で、ずっと変なアドレナリンが出ていました。撮影が終わるまではネタバレ、情報の共有防止のためキャストたちは別々の車で個々に待機というのも貴重な体験でした。

マーダーミステリーは結末の読めない、情報もない、まるで丸裸にされたような感覚を覚えさせてくれた作品です。登場人物たちの探り合いや緊張感をリアルに感じていただけると幸いです。

一乗寺初乃役／文音コメント

即興演劇と言う事で自分の役の設定だけ渡され、現場では目の前で捲る捲る変わって行くシチュエーションにかなり戸惑い、途中何が嘘で何が本当なのか真剣に分からなくなり脳内パニックを起こしました。誰も信用出来ない（笑）。即興演劇ならではの緊張感は独特でしたし、お芝居と言うものを改めて違う角度から考え直す貴重な経験でした。

終わっても自分が一体何をしていたのか記憶があまりないんです。それくらい他の事は考えずに必死に即興演劇の流れにしがみついていたのだと思います。役者同士も何か大作を終えたような一体感が自然に生まれていましたし、なにより自分自身の挑戦になりました。現場の生々しいリアルな緊張感をお楽しみください。

七尾優子役／北原里英コメント

「劇場版マーダー★ミステリー」に出演させていただきました！今作の注目ポイントは、誰が犯人なのか、というところだけではありません。実力派の豪華すぎるみなさんと一緒だったので、どこまでが演技でどこからがアドリブなのかもわからなくて混乱したのですが、とにかく言えることは面白かった！！ということです。

こんなに笑ったマーダーミステリーは初めてでした。たった1日で共演したみなさんと絆が生まれた現場でした。演じている私たちも予想が全くできなかった物語の展開、臨場感をぜひ劇場で味わってください！

三宅麗役／松村沙友理コメント

話題のマーダーミステリーを映画化するという何とも面白い話だなぁと思いましたが、参加できて本当に良かったです！撮影中は本当によく分からず全員が怪しくて怪しくて。人生で一番疑心暗鬼な一日でした。

途中からはスタッフさんすらも怪しく見えてきて何とか頭をフル回転し、撮影後はゲッソリしておりました。ふぅ。素晴らしい役者の皆様とご一緒でき、この作品を通していつもとは違う素敵なチーム感が生まれました。ぜひ、ご覧頂く方には何度か鑑賞しそれぞれの発言の意味も感じてもらいたいです。私も作品を観てあの日の答え合わせをしようと思います。

四谷茂役／八嶋智人コメント

犯人なのか？犯人じゃないのか？陥れるのか？陥れられるのか？見破るのか？見破られるのか？役なのか？役者なのか？あらゆる境界線が溶けてなくなり、この映画になりました。あなたも巻き込まれているよ！

五階堂猛役／高橋克典コメント

本当に僕の苦手なアドリブでの作品ということで、何度もお断りしましたが、旧知のプロデューサーの方に粘られ、渋々出演を承諾しました。しかし参加してみると意外なことにとても楽しかった！！

出演者も自分のこと以外は知らされていない。自分のことでも知らない事実が判明して弁明しなければならなくなったり。決められたセリフではなく、その場の不安や推理から自然に湧き上がってくる気持ちや言葉。演技の基本をあらためて知らしめられるような本番の時間、とても勉強になりました。

常に自分を守り、推理を働かせ、疑いを他の人に向けたりすることに必死。閉じ込められた館で起こる一晩の出来事。参加方ゲーム感覚の作品。ぜひあなたも映画に巻き込まれ、その場の一員のように楽しんでいただければと思います！どうぞお楽しみに。