浜辺美波「正気かなって」過酷な撮影裏話告白<ゴジラ-1.0>
2023.11.03 20:46
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俳優の神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴が3日、都内で行われた映画「ゴジラ-1.0」初日舞台挨拶に、共演の青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介、メガホンをとった山崎貴監督とともに登壇。撮影時のエピソードを明かし合う場面があった。
浜辺美波「正気かなって」過酷な撮影振り返る
本作は、1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた「ゴジラ」の70周年記念作品で、日本で製作された実写版「ゴジラ」の30作品目という特別な節目の最新作。撮影エピソードを聞かれると、主人公の日本に戻ってきた帰還兵の敷島浩役を演じる神木は大型バイクに乗ったシーンを挙げ「完全にマニュアル車でその年代のバイクをお借りしてやっていて、僕はバイクを持っていなくて、撮影でスクーターに乗ったくらいなので、人生で2台目(のバイク)がマニュアル車でめちゃくちゃ難しかったです」と打ち明け、「あれでスタジオの中を走って止まってくれって言われて、バイクが上手かったらできるかもしれないけど、ボコボコした道でリーチ(距離)がなくて、ブレーキの掛け方も慣れていないので危うく(浜辺を)轢きそうになりました。だから『なるべく俺の前に出てこないで』って」と振り返った。加えて、佐々木から「そのライダージャケットもらったんじゃないの?」と問われた神木は「いただきました。茶色のやついただいちゃいました。だから途中でみんなに『これ似合ってます?』って」と嬉しそうに話し、サイズ的に同じ服が着られる吉岡の衣装も狙っていたそうで、神木は「好きな作品のグッズとかほしくなるじゃないですか。公式グッズもほしいけど、その作品の中で使われたものを真似して買ったりしたくなるじゃないですか。その気持ちと一緒で、“いいなこれ、ゴジラの衣装だよね”って」とオタク心を打ち明けた。
続けて、戦争で両親を失い、荒廃した日本で敷島と出会う大石典子役を演じた浜辺がぶら下がっているシーンが話題に上ると、浜辺は「あれは火事場の馬鹿力を出させてもらったんですけど、脚本を読んだときに、これ本当に私がやるのかなと思って、監督は私の運動苦手を知っているから“正気かな”って思いました(笑)」と笑い、CGでなんとかなったのではないかと尋ねられた山崎監督は「本当につらそうな表情を出してもらわないとと思って」とお願いした理由を明かしたが、「セーフティがついていたので、意外と助けてもらってるのかなと思ったら、本人に聞いたら『全然自力です』って(笑)」と申し訳なさそうな表情を浮かべた。そして浜辺は「次の日歩けないって思いました。人形みたいな歩き方しちゃって」と打ち明け、筋肉痛になったのかと聞かれると「関節と関節の間が(伸びた)…(笑)。身長が伸びたんじゃないかなと思いました」と茶目っ気たっぷりに笑った。(modelpress編集部)
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