松下洸平、一糸まとわぬ姿で台詞覚え?菅田将暉&町田啓太がイジる<ミステリと言う勿れ>
2023.09.15 20:50
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俳優の菅田将暉、松下洸平、町田啓太が15日、都内で開催された映画『ミステリと言う勿れ』初日舞台挨拶に柴咲コウ、原菜乃華、萩原利久、松山博昭監督とともに登壇。菅田と町田が松下をイジる場面があった。
菅田将暉、松下洸平のまさかの発言を暴露
柴咲は現場の松下について「すごく優しくてフローラルな雰囲気だった」と言い、町田は「ボタニカルな」と補足。菅田は「あの日からだ。ボタニーが始まったの。思い出しました」といじり、松下は「『ボタニカル』『ボタニカル』って言われて。いじられているとは思いましたよ」とにっこり。菅田は「ずるいっていうか、フローラルで自然体で、松下さんが歩いたら小花が咲くような。マイナスイオンを感じるっていう中で」としつつ「メイク中にいきなり『ここ(手の付け根あたり)が人間食べたらおいしい』って。ぼんじりのように」と松下のまさかの発言を暴露し、松下は「ニュースになっちゃうから」と肩を落とした。これに町田は「しかも僕に関しては『全身美味しそう』って(笑)」と明かし、菅田は「それはしゃあない。美味しそうなんだから。それは町田君が鍛えているせい。可食部が1番でかい」と松下をフォローしながら「仲良くなったシーンでしたよね」と懐かしんでいた。
松下洸平、一糸まとわぬ姿で台詞覚え?
一方の原は、どうやって台詞を覚えているのか先輩たちに訪ねた時のできごととして「確か菅田さんが『文字を体に刷り込む』って(笑)」と発言し、菅田は「暗記パン体バージョンのやつね。俺のね」と反応。続けて原は「松下さんも『服を着ない』って(笑)」「ありそうだなって思って。そうしたら2人とも『冗談です』っていう風にあとで仰ってて。あ、冗談を言い合える仲になったんだなと思って、嬉しかったねっていう話を、さっき町田さんとの取材で思い出しました」と笑顔を見せた。服を着ないというメソッドについて追及された松下は「覚えるときに、極力身軽な状態で、まっさらな脳みそで」「自ずと服を着ないっていう。本当に一糸まとわぬ姿で台詞を覚えるっていう冗談を言ったんですよ!」と弁解し「そっから服を着ない人だみたいな」と自身の冗談が災いしていじられたことを紹介。菅田は「またなんかちょっと美しい感じが」とイメージした松下の全裸姿を実演して会場を沸かせ、町田も「周りに花がある(笑)」と松下をいじっていた。
その後、今回の6人で再び共演するならどんな作品がいいかと問われた柴咲は「推し活に勤しむ6人」と提案。菅田は「誰かが主演とかでもなく、6人の物語みたいなのがよさそうっすね」と頷き「好きなものを語り合って喧嘩とかしたい」とも語った。トークの中で裸キャラいじりをされていた松下は「服は着ていいですか?」と確認して会場を沸かせ、菅田は「ちょっとどうでしょう」と笑っていた。
松下洸平「宝物のような1作」作品への思い語る
なお、狩集家の顧問弁護士の孫で弁護士志望の車坂朝晴を演じた松下は「撮影したのが去年の年末から今年の1月2月にかけてだったので、すごくまだ僕らの記憶の中にも新しい記憶として残っていて。それが早速こうやってスクリーンを通して皆さんにご覧になっていただけて、すごくうれしいです」とコメント。「こうしてキャスト勢ぞろいで皆様の前でこうやってお話ししたりとか、記者の方々の前でお話しする機会があるのは、今日がおそらく最後になってしまうんじゃないかというお話も聞いたので。僕自身も撮影期間中、すごく楽しくて。皆さんと会えるから撮影現場に行くのがいつも楽しみで。そういう良い思い出がたくさんできた、僕にとっても宝物のような1作になったので」と本作への思い入れの深さを明かしていた。町田啓太“ミスなか”出演に喜び「本当に幸せ」
一方、臨床検査技師・狩集理紀之助を演じた町田は「やっぱり僕は原作が大好きでしたし、『ミステリと言う勿れ』に出会えて本当に幸せだなと。こうやって皆さんの前に立たせていただけて、嬉しいなと思っております。そして共演者の皆さんだったりスタッフの皆さんだったりとの出会いも本当にかけがえのないものになりましたし、それをスクリーンを通して今日こうして皆さんに作品が届いたっていうのが、本当に本当に嬉しくてたまりません」と喜びを語った。柴咲コウ、菅田将暉の座長ぶり絶賛
一人娘がいる専業主婦・赤峰ゆらを演じた柴咲は「ドラマからずっと走り続けてきた整くんを演じた菅田さん、お疲れ様です」と労い「整くんのたくさんの言葉で救われた人がいると思うし、勇気づけられた人がいると思うし、私個人的にも、ゆらさんに投げかけてくれた言葉で勇気づけられたなという点が一女性としてもありました」と回想。「ただ、たくさんいいセリフを話せば話すほど、俳優・菅田将暉の頭の中大丈夫かなみたいな。キャパシティ大丈夫かなって勝手に心配していたんですけど、現場でも一切そういった大変さっていうのは見ることもなく。本当に天から降りてきた言葉を、そのまま整くんというフィルターを通して、そのままおしゃべりしていたような。整君そのものだったなと思います」と菅田の座長ぶりを絶賛し、これに菅田は「ありがとうございます」と感謝を返した。菅田将暉、映画「ミステリと言う勿れ」公開に感慨
最後に代表して改めてマイクを握った菅田は「2年前にドラマを始めて、いろんな整くんの素敵な言葉を、田村先生の言葉を言わせてもらってきました。この映画の中でも『人は弱くて当たり前だと、誰もがそう思えたらいい』っていうすごく好きなセリフがあって。漫画で読んでいる時は、ぐっとくるというか救われるなって。田村先生の言葉の強さというか、それを素直に届けられたらなと思って現場に入ったんですけど、いざ現場で整くんとして言ってみるとですね、けっこう悲しい気持ちにもなりまして」と口に。「それがなんでかなと思うと、こんなことを言うと本末転倒かもしれないですけど、本当であれば、こんな言葉を言わずに済む世の中であれば、一番ピースなのになというか。僕は演じながらも整くんがそういうことを考えずに済む、そして優しい言葉をかけずに、今日みたいにただただ笑えるような、そんな日々に整くんがなれるような世界になれると、いいなと思いました。なので、こうやって映画がまず公開できて、その言葉がそれぞれに沁みていくこと、そしてそれが未来に繋がっていくことを、どうか願っております。公開できて本当に良かったです。来てくださってありがとうございました」と呼びかけていた。
映画「ミステリと言う勿れ」
本作は、田村由美による人気漫画を原作として、2022年1月期にフジテレビ月曜9時枠にて放送された同名連続ドラマの映画版。天然パーマがトレードマークで友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生の主人公・久能整(菅田)が、いわく付きの名家・狩集家の遺産相続事件に巻き込まれる姿を描く。(modelpress編集部)
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