“俳優・藤ヶ谷太輔”とは 前田敦子らが逃げ出したい経験発表「そして僕は途方に暮れる」公開記念特番放送&配信へ
2023.01.04 13:00
views
Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が主演を務める映画『そして僕は途方に暮れる』(1月13日公開)の公開記念特別番組が、4日深夜25時55分よりHTB 北海道テレビ系にて放送される。
藤ヶ谷太輔主演「そして僕は途方に暮れる」
本作は、平凡な1人のフリーターが、ほんの些細なことから、あらゆる人間関係を断ち切っていく、逃避劇。逃げて、逃げて、逃げ続けたその先で、彼を待ち受けていたものとは。脚本・監督を務めるのは、『愛の渦』『娼年』など、毎回賛否が渦巻く衝撃作を世に送り出し、各界から注目を集め続けている異才・三浦大輔。主人公・菅原裕一を演じたのは、藤ヶ谷。ばつが悪くなるとすぐに逃げ出してしまうクズ男っぷりを体現。これまでのイメージを大胆に覆し、俳優として新たな魅力を放つ。
さらには、前田敦子、中尾明慶、豊川悦司、原田美枝子、香里奈、毎熊克哉、野村周平ら、それぞれ個性的で魅力溢れるキャスト陣が集結。映画のエンディングでは、1984年にヒットを記録した大澤誉志幸の伝説の楽曲『そして僕は途方に暮れる』を大澤本人が本作のための新アレンジで歌唱し、この物語の余韻を心に刻む。
「そして僕は途方に暮れる」公開記念特番放送&配信
映画公開記念特番では、まず、シアターコクーンで上映された同名舞台から続投となった藤ヶ谷、前田、中尾3人でのトークからスタート。初公開の本編映像やメイキング映像とともに、撮影の舞台裏などをたっぷりと語り合う。「楽しい思い出はいっこもない!」と言い切りながらもトークでは爆笑の連続。次コーナーでは藤ヶ谷と、豊川、香里奈を迎え、貴重な座談会が実現。三浦組の厳しさ、俳優・藤ヶ谷とは、さらには本作の魅力などを話し、家族役ならではのアットホームな雰囲気で会話が進む。脚本を最初に読んだ時の感想を藤ヶ谷は「めちゃめちゃ面白いなと思って。人間、逃げ続けるとどうなるかなんて考えたこともなかったので、三浦監督の世界観って面白いな、俺は好きだなって思いました」とコメント。
また、前田は藤ヶ谷演じる裕一に振り回される彼女役を演じてみて「三浦監督が求めている本当に理想の彼女像が里美ちゃんなんだなと思ったので。すごく優しく喋ってほしいとすごく言われましたね(笑)」と役作りの秘話を明かす。藤ヶ谷と中尾が共演する北海道での雪が降るシーンでは、雪の粒一つにも三浦監督のこだわりがあったようで、4時間かかったと笑い合い「色んな雪が降るだろう!」と中尾がツッコミを入れる場面も。
逃げて、逃げて、逃げまくる裕一の姿を描いた本作の魅力について豊川は「暗い雰囲気一辺倒じゃなく、どこかユーモアがある。どんどん物語に引き込まれていくような印象」と話し、香里奈は「とてもポップで、クスッと笑えるところがたくさんあって、前向きになる様に仕上がっていた」と本作の印象について語る。
キャスト陣の全てを捨てて逃げ出したい経験についても発表されるなど、ここでしか見られないシーンも満載、映画を観る前に見逃せない番組となっている。また放送後は、ハピネットファントム・スタジオ公式YouTubeチャンネルにて7日正午から配信がスタートする。(modelpress編集部)
ストーリー
自堕落な日々を過ごすフリーターの菅原裕一(藤ヶ谷太輔)は、長年同棲している恋人・里美(前田敦子)と、些細なことで言い合いになり、話し合うことから逃げ、家を飛び出してしまう。その夜から、親友・伸二(中尾明慶)、バイト先の先輩・田村(毎熊克哉)や大学の後輩・加藤(野村周平)、姉・香(香里奈)のもとを渡り歩くが、ばつが悪くなるとその場から逃げ出し、ついには、母・智子(原田美枝子)が1人で暮らす苫小牧の実家へ戻る。だが、母ともなぜか気まずくなり、雪降る街へ。行き場を無くし、途方に暮れる裕一は最果ての地で、思いがけず、かつて家族から逃げていった父・浩二(豊川悦司)と10年ぶりに再会する。「俺の家に来るか?」、父の誘いを受けた裕一は、ついにスマホの電源を切ってすべての人間関係を断つのだが――。
【Not Sponsored 記事】