吉沢亮、福田組初主演で“自ら白目”アドリブ炸裂 福田雄一監督「やれなんて一言も言ってない」<ブラックナイトパレード>
2022.11.01 16:20
1日、都内で映画『ブラックナイトパレード』(12月23日公開)の製作報告会が行われ、俳優の吉沢亮、中川大志、渡邊圭祐、福田雄一監督が登壇した。
吉沢亮、福田組初主演で“自ら白目”アドリブ炸裂
吉沢にとって、NHK大河ドラマ『青天を衝け』後初主演となった本作。これまで『銀魂』や『斉木楠雄のΨ難』など福田監督の作品に出演してきたが、福田組で主演を務めるのは初となり、作品選びを「ちょっと間違えちゃったかも」と冗談まじりに言いつつ、「純粋にすごく嬉しかったです。ブラックなユーモアとミステリアスの伏線を、福田さんがどう演出するのか、もしかしたら見たことない福田作品になるんじゃないかなと」と期待に胸を膨らませオファーを快諾したという。福田監督は「ありがたい話。大河を見ていたので、あの渋沢さんがここに来てこれをやるか、と」と大河ドラマとのギャップに驚き。吉沢は「福田組に参加する時って、今まではかまさなきゃ!と事前にこういうふうにやったら面白いかなとか考えながらいってたんですけど、今回はツッコむことが多かったのでそういうのがなく、とにかく役者さんの動きを見て瞬発力で反応していく。それが今までとは違う辛さがありました」としみじみ振り返るも、福田監督は「亮くんは亮くんでやってた。ツッコミはやってくれるけど、隙あらばボケてた」と回顧。
吉沢は、「カイザー(中川)を見てるとやっちゃうんですよ!うずうずしてきちゃうんですよ。俺もやらせてくれよ~!って」と中川の演技に影響されアドリブを炸裂していたようで、中川も「全体に漏れ出てました。俺にもやらせろという感じが出ていた」と紹介し、「コンビニでカイザーがいつも廃棄弁当を食べちゃうんですよ。それを三春(吉沢)が怒るシーンの時に、急にクラスの女子みたいなテンションで『ダメ!廃棄!絶対!』みたいに言ってきたのが面白かった」と吉沢の謎のテンションを振り返った。
福田監督は「白目で倒れてるシーン。あんなのやれって一言も言ってない(笑)。自分でやってきた」と吉沢が自ら白目を向いていたエピソードを暴露。吉沢は「どうしたって乗っちゃうんですよね」とアドリブは止められなかったことを明かした。
吉沢亮主演「ブラックナイトパレード」
“良い子のところには、欲しいプレゼントを持った赤いサンタが、悪い子のところには欲しくもないプレゼントを渡しに黒いサンタがやってくる”というサンタクロースにまつわる実在の伝承を基に描かれる、中村光の最新クリスマスコメディ作品「ブラックナイトパレード」(2016年より週刊ヤングジャンプで連載開始。現在はウルトラジャンプ、デジタルマーガレットで連載中。コミックス1-7巻発売中)を実写映画化。コメディ漫画の鬼才・中村と、コメディ映画の鬼才・福田が、実写ドラマ「聖☆おにいさん」以来のタッグを組み、何をやってもダメな情けない男が迷い込んだ世にも奇妙なサンタの仕事を描く。
“受験失敗・就活失敗・彼女無し”の冴えないながらもクリスマスの世界で大活躍を見せる主人公・三春を演じた吉沢は「最高に笑える映画になっていると思います。お子さんを連れて家族で観ていただいたり、カップルで観ていただいたり。もちろん一人でも観ていただきたい。この映画は“クリぼっち”の味方ですから」とアピールしていた。(modelpress編集部)
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