神木隆之介「すずめの戸締まり」オファーを一度断っていた 新海誠監督はSixTONES松村北斗との並びを見て起用
2022.10.25 21:58
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SixTONESの松村北斗と新海誠監督が25日、都内で行われた映画『すずめの戸締まり』(11月11日公開)完成披露試写会舞台挨拶に、声優を務める原菜乃華、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、音楽を担当するRADWIMPSの野田洋次郎とともに登壇した。
神木隆之介「すずめの戸締まり」オファーを一度断っていた 新海誠監督が明かす
この日の完成披露をもって、『君の名は。』(2016年公開)、『天気の子』(2019年公開)でも声優を務めた俳優の神木隆之介が、『すずめの戸締まり』に芹澤朋也役で出演することが発表。芹澤は、松村が演じる、扉を閉める旅を続ける“閉じ師”の青年・宗像草太の友人。口ぶりや振る舞いは乱暴だが友達思いな青年という役どころ。神木は新海監督の作品に3作連続での出演となる。神木と松村は、今年4月に公開された蜷川実花監督の映画『ホリック xxxHOLiC』で共演したばかりで、新海監督はその際メディアで並ぶ2人を見て起用したという。しかし「神木くんにオファーを出したら、『ちょっと僕は芹澤じゃないと思います』って一回断られたんですよ(笑)。あれだけ『出たい!いつでもやります!』って言っていたのに(笑)」と新作に出演する気満々だった神木に断られたことを回顧。
「主役じゃないとやってくれないのかな?と思ったらそんなことなくて、電話でお話を聞いた時に、『このキャラクターは自分ではないような気がする。自分は(『君の名は。』の)瀧をやっていたから、芹澤で上書きをしてしまったら良くないんじゃないか』と言っていたんですけど、僕は一見、“神木くんじゃないんじゃないか”というキャラクターになれば、それが一番良いと思った。もう一度お願いしたら、ノリノリで引き受けてくれた。今考えたら神木くんしかいない」と経緯を明かしていた。
新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」
本作は、昨年12月15日に実施された製作発表会見にて解禁となった、『君の名は。』、『天気の子』に続く、新海監督の3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめ(岩戸鈴芽)の解放と成長を描く冒険物語である。原がすずめ役を演じる。舞台挨拶では、約5000人の観客からスタンディングオベーションが送られた。また、この日の完成披露試写会をもって、すでに解禁済の「すずめ feat.十明」の他にもう1つの主題歌として、RADWIMPSの「カナタハルカ」が発表された。(modelpress編集部)
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