永野芽郁、喫煙シーンを自画自賛「びっくりするくらいかっこよかった」<マイ・ブロークン・マリコ>
2022.10.10 16:56
女優の永野芽郁が10日、都内で行われた映画「マイ・ブロークン・マリコ」の大ヒット御礼舞台挨拶にメガホンをとったタナダユキ監督とともに出席。喫煙シーンについて語った。
永野芽郁、SNS上の反響もチェック
「マイ・ブロークン・マリコ」は文化庁が主催する「メディア芸術祭」のマンガ部門新人賞を受賞した平庫ワカ氏によるマンガ。ブラック企業に勤める主人公・シイノトモヨ(永野芽郁)は、ある日親友・イカガワマリコ(奈緒)がマンションから転落死したという報せを聞く。シイノはマリコの毒親から遺骨を奪取し、そのまま2人旅へと繰り出す…というストーリーが展開される。封切りから約1週間経ち、反響を聞かれた永野は「想像以上にたくさんの人に届いている実感がある。たくさんの方に届いて嬉しいです」とにっこり。母親は「3回以上観ている」といい、地元の友人は「いつも私が出ている作品に無関心だったりする。普段いちいち報告はこないけど、今回は劇場チケットとともに写真を送ってくれて『観たよ』『泣いた』と言ってくれて、嬉しかったですね」と語った。
SNS上の感想もチェックしており「ファンの方のツイートを結構見ちゃう」「今回のこの映画は、観てくれた方が素直に感じた思いをまっすぐに書いてくれた印象。受け取り方は違えど、何か響いていると感じますね」と笑顔だった。
永野芽郁、喫煙シーンの裏話明かす
演じたシイノは「本当に難しかった」と告白。「人間味が溢れているという部分はもしかしたら近いかもしれないけど、私はシイノみたいに大声を出すのは苦手だし、たばこを吸うのも縁がなかった。雑に動いているけど繊細さがあるのは、私とは違った。最初は(役作りのために)髪色を変えたり、喫煙者になったり…。ちょっとでも近づけることを、1つずつやるしかなかった」と難しさを振り返った。喫煙シーンはスタッフの喫煙者に助言をもらいながら練習を重ねた。練習用に使用したたばこはニコチンなしの医療用のものという。「ベッドに寝っ転がるとどうしても灰が落ちないように(たばこを)上に向けてしまうのですが、『それは違う』って。向きや動きを現場で教えてもらった」と感謝した。
そして自身の喫煙シーンを「たばこ吸っているの、かっこよかったでしょ?自分でも『え、かっこよくない?』となったんですよ。びっくりするくらいかっこよかった!」とにんまり笑顔で自画自賛。タナダ監督も「すごく練習してくれて、様になっていたのが助かった。私もスタッフもカメラ見ながら『かっけぇな…』と呟いていたくらい」と絶賛。
ただ最後に永野は「医療用(の喫煙を)を推奨しているわけじゃないので!シイノだからやったから。よろしくね?」とファンに呼びかけていた。(modelpress編集部)
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