音尾琢真&斎藤工、木村拓哉主演「THE LEGEND & BUTTERFLY」出演決定 信長・秀吉・家康が集結
2022.10.06 07:00
俳優の音尾琢真と斎藤工が、木村拓哉が主演、綾瀬はるかがヒロインを務める映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』(2023年1月27日公開)に出演することがわかった。
木村拓哉主演「THE LEGEND & BUTTERFLY」
東映70周年記念を冠し、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結して製作された映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』。総製作費20億円の壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く感動大作となる。主人公・信長役を演じるのは木村。信長の正室・濃姫役を綾瀬が務める。脚本には古沢良太、監督には大友啓史という日本映画界を牽引するスタッフたちが名を連ね、企画発表と同時に大きな話題を呼んだ。共演キャストに伊藤英明、宮沢氷魚、市川染五郎、北大路欣也、中谷美紀といった名だたる俳優陣も顔を揃え、本作への期待はますます高まっている。
音尾琢真&斎藤工が出演決定 戦国の有名武将・三英傑集結
信長・秀吉・家康と言えば活躍した年代も近く、歴史的な功績の数々で知られる戦国の「三英傑」。「大うつけ」と揶揄されながらも、「魔王」と呼ばれるほどまで天下布武の道をひたすらに突き進んだ信長、農民から織田家の家臣に重用され一時代を築いた豊臣秀吉、幼少期を他家の人質となり過ごしながらも持ち前の知才で後に江戸幕府を開く将軍にまで登り詰めた徳川家康。この度の解禁によって、本作の三英傑が揃うこととなった。木下藤吉郎=のちの秀吉を演じたのは音尾。信長と対照的な<陽の活力に満ちた、エネルギッシュな成り上がり者>だ。本作が求める、そんな秀吉像にぴったりであると白羽の矢が立った音尾だが、歴史的に有名でこれまで名だたる俳優たちが演じてきた「秀吉」を自身が務めることに最初はプレッシャーを感じていたと言う。
「現場では特にメイクに力を入れてくださり、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚があり
ました」と、大友組の現場でのメイクへのこだわりの一端も明かした。秀吉の鼻には特徴的なイボイボが施され、眉毛など細部にわたる作りこみによって音尾“秀吉”の独特の魅力が感じられる。
家康を演じたのは斎藤。のちに秀吉から天下を奪う戦国武将でもあり、<どっしりとした、懐の深い“柔”の存在感で信長と渡り合える俳優>としてキャスティングされた。斎藤も「正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、愉しく“家康”様に臨むことが出来ました」と撮影を振り返っている。
本人の面影がほとんど見えない驚きのビジュアルは、“目”以外の顔部分すべてに特殊メイクが施され、史実には肥満体形だったとあることから体形にまでも手が加えられた仕上がりだ。撮影が進み現場が更なる熱を帯びるにしたがって、「家康」という人物の捉え方も撮影前とは別のものに変化していったそうだが、「奇策の様な私の家康を、木村“信長”様は『ようやく来たか、家康』と、当たり前の様に私の背中を押してくださいました」と現場での一幕も明かし、斎藤“家康”独自のキャラクターの完成度に自信を匂わせている。
また木村“信長”の新規カットを加えた三英傑集結のビジュアルには、木村演じる信長の天下への一点のみを見つめる強固な眼差し、音尾演じる秀吉の朗らかで親しみやすい表情、斎藤演じる家康の纏う不気味でしたたかな心の内が見え隠れする。ついに揃った三英傑。秀吉と家康が、新たな織田信長と濃姫の物語にどのように交わり合っていくのかにも注目が集まる。(modelpress編集部)
音尾琢真コメント
歴史的にも有名なあの「秀吉」の役を演じることに最初はプレッシャーも感じていましたが、現場では特にメイクに力を入れてくださいまして、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました。どんな細かい所にも手を抜かない、作品を良くするための一丸の姿勢が現場の全員に感じられたのが何よりも士気を上げてくれました。以前にもご一緒した大友監督が東映70周年記念の超大作で、古沢さんの魅力的な脚本と素晴らしいキャスト・スタッフ陣とで一体どのように仕上げるのか、撮影現場にいながらにしてこんなにも早く観たくなった映画は久々です。
斎藤工コメント
“徳川家康”と言うスケールを、どの様に斎藤工如きで向き合うか。正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、そこは大友監督の見事な導き、一種の裏技の様な魔法をかけて頂き、全てのスタッフキャスト方のご尽力を頂戴し、愉しく家康様に臨む事が出来ました。特にビジュアルに纏わる部署の面々には、根気よく寄り添って頂き、頭が下がります。そしてそんな奇策の様な私の家康を、木村信長様は「ようやく来たか、家康」と、当たり前の様に私の背中を押し、自然にチームに混ぜて下さいました。
現代は何処か乱世とも呼べる時代、そんな現代に置いて、本作の中に力強く美しく生きる人々の選択、真心、生き様は、過ぎ去った過去の様で、これからの未来を照らす光になるのでは無いかと思います。
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