米倉涼子、舞台降板で宣言「動ける身体を取り戻してやる!」<スペンサー ダイアナの決意>
2022.10.04 15:35
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女優の米倉涼子が4日、都内で行われた映画『スペンサー ダイアナの決意』(10月14日公開)プレミア試写会イベントに、お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜、スペシャルMCで映画コメンテーターのLiLiCoとともに登壇。舞台降板による決意を明かした。
米倉涼子、ダイアナイメージの衣装で登場
1997年8月31日、ダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなり25年が経ったメモリアルイヤーの2022年、王妃の座を捨て、1人の人間として生きる道を選んだダイアナの決意の3日間を描いた『スペンサー ダイアナの決意』と、ドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』(公開中)。2作品を盛り上げる“ダイアナプロジェクト”のアンバサダーを務める米倉は、ダイアナをイメージした衣装で現れると、「ダイアナさんはすごく背が高くて、ローヒールを履いて、スタイリッシュでエレガントなスタイリングをされていたと思います。ブルーの指輪も印象的でしたのでつけさせていただきました」とにっこり。
さらに、「おしゃれで、子どもたちを愛していて、貧しい人たちにも手を差し伸べて、どんな努力もされてきた“プリンセス・ダイアナ”というイメージが、私にも、皆さんにもあると思います。どうしても彼女を見てしまうオーラがあるのが魅力的なところなのかな」と推測すると、映画について「悲しい気持ちになる時間がかなり多いと正直思います。ファミリーからの愛情をもう少しもらえたらこんなことにはならなかったのかな?やるせない気持ちになります」と率直な感想を吐露。
ダイアナ演じるクリステン・スチュワートに対しても、「彼女(ダイアナ)の思いや、彼女のために演じたい思いなど色々なものを背負って、とても辛かったと思う」と同じ女優の目線から気持ちを寄せた。
米倉涼子が素に戻れる瞬間
一方、ダイアナの王妃ではなく一人の人間としての素顔も魅力的に映されている本作。女優から素の自分に戻れる瞬間を尋ねられた米倉は「プリンセス・ダイアナさんは次元が違うので」と恐縮しながらも「お風呂に入っているときとか、ワンコのキッズがいるので一緒にいるときですかね。何も考えなくてもいい時間」と笑顔を見せた。米倉涼子、舞台復帰に意欲
9月末、「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」によりドクターストップがかかり、ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」を降板することを発表した米倉。作品にちなみ「人生の決意」を問われると、近藤やLiLiCoが笑い交じりに答える中、「こんな軽快なお話の中で、私だけシリアスな話になっちゃってすみません」と苦笑しつつ、「動ける身体を取り戻す!」と発表。そして、「皆さんにご迷惑をおかけしちゃって、ある舞台に立てなくなってしまったので、いつかまた舞台に上がれるように、『動ける身体を取り戻してやる!』という決意です」と力強く宣言した。
米倉涼子、近藤春奈のネタに乗っかる
この日、ダイアナと親交のあったエルトン・ジョンに扮して登場した近藤は、いつものように「エルトン・ジョンじゃねーよ!」というキレ芸で会場を沸かせた。するとMCが米倉に向かって「ダイアナさん」と呼びかけ。いきなりの“フリ”に米倉は「私?」と驚きながらも「ダイアナじゃねーよ!」とツッコみ、会場を笑いに包んだ。
最後に米倉は、「苦しみながらも彼女らしい1歩を踏み出す姿はとても美しいし、皆さんの勇気にも繋がると思います。私も少なからず勇気をいただきました」としみじみと語ると、「ぜひ集中してご覧いただきたいと思います」とアピールした。(modelpress編集部)
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