映画「ヘルドッグス」公開御礼舞台挨拶に登場した岡田准一、坂口健太郎(C)モデルプレス

岡田准一&坂口健太郎、役設定では相性98%も実際は「全然合わない」<ヘルドッグス>

2022.09.22 20:30

俳優の岡田准一坂口健太郎が22日、都内で行われた映画「ヘルドッグス」公開御礼舞台挨拶に、メガホンをとった原田眞人監督とともに登壇。公開後の反響や撮影を振り返った。

  
トラウマを抱え正義も感情も捨てた元警官の兼高(岡田)は、関東最大のヤクザ組織・東鞘会に潜入させられることになる。その潜入の糸口として警察が目をつけたのは、組織でも誰の手にも負えない、制御不能なサイコボーイ・室岡(坂口)だった。警察の調査ではじき出された兼高と室岡の相性は98%。実際に2人の相性は抜群で、気づけば互いの心の隙間を埋めるような必要不可欠な存在になり、最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていく。

しかし「潜入捜査」という絶対に明かせない“真実”を抱えたまま、彼らは予測不能な展開に巻き込まれていく─。

岡田准一&坂口健太郎、映画公開後の反響明かす

岡田准一(C)モデルプレス
本作を見終えた観客の前に登壇した岡田は「映画が公開しまして、たくさんの方から感想をいただいたり、いつも以上に感想が届く作品になっております」と明かし、「クセが強い映画になっているのかなと思いますし、今日見ていただいた方も1か100かどっちだったのかなってすごく気になりますが、楽しんでいただけたのなら嬉しいです」と挨拶。

坂口健太郎 (C)モデルプレス
坂口健太郎 (C)モデルプレス
坂口は「公開して1週間、本当にいろんな方から熱量のこもった感想をいただいて、室岡というキャラクターも映画の中ではぶっ飛ばしたキャラクターだったので、感想をくれる方のエネルギーが強いんですよね。それを僕も聞いたり教えてもらったりしていると、撮影をしていたときの思いが蘇ってくるような気がして、この作品をいろんな方に見ていただいているんだなと思うと嬉しく思います」と笑顔で語った。

岡田准一、坂口健太郎(C)モデルプレス
具体的に、どんな反響が届いているのか尋ねられると、岡田は「知り合いが久しぶりに連絡をくれたり、『映画を見に行きます』とか『面白そうですね』ってくるし、(普段)映画について言ってこない知り合いが、僕の友だちに『今、岡田さん、犬の映画にやってるらしい』って言われていましたよって言われたので、『怖い犬の話です』って言ったんですけど」と告白。「その説明ちょっと間違っていたかなって反省しています。(犬の映画ではないと)気づいていただけるといいですね」と打ち明けて笑いを誘った。

坂口は「感想を言ってくれる方の勢いがすごいですね。まだ見ていないって方でも、それこそ撮影しているとカメラマンさんから(勢いよく)『見に行きますよ!』って言われたりして、まだ見てないのにお話を聞いたり、宣伝のいろんなものを見ていて、凄まじい映画を作ったなって浸透し始めてきた気がして、見た方からも『すごい映画作ったね』って聞きますね」と誇らしげに語った。

坂口健太郎、撮影中に羨ましかったこと明かす

坂口健太郎(C)モデルプレス
坂口は、同じ質問に「(室岡の幼馴染の)杏南役の木竜(麻生)さんとかは、室岡の過去というか、いろんなことを幼いことから知っていて、お芝居をしていく中でも室岡の過去を知っているからこそ、どんどん入ってきてくれたというか、監督もちょこちょこアドリブのようなお芝居の演出をつけてくださって、すごく生っぽいものが生まれたなというのがお芝居をしながらありました」とコメント。これに岡田は「監督の演出が違ったんですよ。僕と(ヤクザの)東鞘会の感じと、坂口くんと彼女役の子の芝居の質が。アドリブと会話劇の生っぽいものを求めていて、お芝居の面白いセッションを2人には求めていて、僕らは“楽しそうなことをやっているなあ”って見てました」と羨ましがった。

さらに、本作では『兼高と室岡の相性は98%』と謳っているが、岡田と坂口の相性はそうではないそうで、坂口は「僕は岡田さんとよく宣伝をさせていただくときに、相性診断みたいなことをよくやったんですけど、すっごい低いんですよね(笑)」と苦笑し、岡田も「本当は25%くらいです」と打ち明けて笑いを誘い、「“AかB”が全然合わないんです」と嘆いた。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 坂口健太郎“耐えきれず”NG多発?「競争の番人」撮影秘話明かす

    モデルプレス

  2. 坂口健太郎&杏ら「競争の番人」クランクアップ コロナによる撮影延長乗り越え「みんなの頑張りの結晶」

    モデルプレス

  3. 坂口健太郎、岡田准一と公開初日に食事もトラブル発生「ドキドキしながら」<ヘルドッグス>

    モデルプレス

  4. 岡田准一「健」うちわ発見でV6を懐かしむ「“違う健”を知っているもので」<ヘルドッグス>

    モデルプレス

  5. 岡田准一「ヘルドッグス」は「セクシーを探す旅だった」撮影開始まで続いた“困惑”とは

    モデルプレス

  6. 坂口健太郎、“兄貴”岡田准一に感謝「一線を越えてしまえる」役柄への思い語る

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. K-1 GIRLS 2025×ミスモデルプレスオーディション!エントリー受付中

    特集

  2. 3月のカバーモデルは「女神降臨」Koki,

    特集

  3. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  4. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  5. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  6. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  7. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  9. バケーションパッケージを使ったパークでの2日間の様子をご紹介!

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    Mrs. GREEN APPLE大森元貴、ライブでの“歌い忘れ疑惑”浮上「僕は完璧に歌った」【ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜】

    モデルプレス

  2. 02

    Mrs. GREEN APPLE大森元貴「本当になりたかった自分になれてきてる」JAM’Sへ感謝伝える【ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜】

    モデルプレス

  3. 03

    Mrs. GREEN APPLE若井滉斗、ファンとの思わぬ急接近に照れ「1秒以上目を合わせられなかった」大森元貴が暴露【ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜】

    モデルプレス

  4. 04

    Ayase、YOASOBIは「結構稀有なユニット」休日にお酒を飲むことも

    モデルプレス

  5. 05

    「ハイキュー!!」劇場版続編制作決定 “梟谷VS狢坂”描く短編アニメも

    モデルプレス