菅田将暉、主演映画「百花」で共演・永瀬正敏撮り下ろし写真公開「非常に緊張しました」
2022.08.18 12:00
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19日発売の雑誌「CUT」9月号にて、俳優の菅田将暉、女優の原田美枝子がW主演を務める映画『百花』(9月9日公開)特別企画が実現。本映画に出演する永瀬正敏が撮り下ろした菅田の写真が公開された。
菅田将暉&原田美枝子W主演「百花」
映画プロデューサー・脚本家・小説家として『告白』『悪人』『世界から猫が消えたなら』『君の名は。』など多数の映画を製作してきた川村元気。映画製作の一方で、数々の話題作を小説家としても生み出してきた。そんな川村が2019年に発表した自身4作目となる小説『百花』(文春文庫刊)。川村自身の体験から生まれたこの小説は25万部を超えるベストセラーとなり、この度、原作者である川村自身が監督・脚本を手掛け、映画化。記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉を演じるのは菅田。すべてを忘れていくなか、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を原田が演じる。W主演の2人が、親子の愛を紡ぎ出す。
さらに、泉(菅田)と同じレコード会社で働き、初めての出産を控える泉の妻・葛西香織を長澤まさみ、百合子(原田)の「秘密」を知り、「事件」と深い関わりを持つ男・浅葉洋平を永瀬が演じる。北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴も加わり、日本映画界を牽引する実力派豪華俳優陣が、愛と記憶の物語を描き彩る。
先日、第70回サン・セバスティアン国際映画祭「オフィシャル・コンペティション部門」に正式出品されることが決定。スペイン最大の映画祭であり、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭に次ぐ、重要な映画祭として位置付けられており、本映画祭への正式出品は話題となった。
菅田将暉、永瀬正敏撮り下ろし写真公開
「CUT」9月号(発行:ロッキング・オン)では、菅田の『百花』インタビューを実施。そのインタビューページの写真を、同じく『百花』に出演している永瀬が撮り下ろし、6ページ分にわたり掲載されている。唯一無二の存在感を放ち、日本を代表する俳優である永瀬は、写真家としても20年以上のキャリアを持ち、活躍し続けている。そんな永瀬に撮影された菅田は「劇中では直接ご一緒するシーンが無かったので、まさかこんな形で“初共演”ができるとは思っていませんでした。写真を撮っている時の永瀬さんは、俳優ではなく、カメラマンでした。非常に緊張しましたが、とても楽しかったです!」とコメント。
一方の永瀬も「たっぷり時間を取って、また撮影をさせていただきたいなぁと思いました。その前に、今作での共演だけでなく、違う作品でもガッツリと共演をしたいですね」と話している。
2人の名優による特別な“共演”が写し出された、ここでしか見られないインタビューページに仕上がった。(modelpress編集部)
ストーリー
レコード会社に勤務する葛西泉(菅田将暉)とピアノ教室を営む泉の母・百合子(原田美枝子)は、過去のある「事件」をきっかけに、わだかまりを感じながら時を過ごしていた。そんな中、不可解な言動をするようになる百合子。不審に思った泉は百合子を病院に連れていき、そこで認知症だと診断される。その日から、泉は「記憶を失っていく母」と向き合うことになる。
百合子の記憶がこぼれ落ちていくスピードは日に日に加速し、大好きだったピアノでさえも、うまく弾けなくなり、泉の妻・香織(長澤まさみ)の名前も分からなくなっていった。それでも今までの親子としての時間を取り戻すかのように、泉は献身的に支えていく。
ある日、百合子の部屋で一冊のノートを見つけてしまう。それは、泉が知らなかった母の「秘密」、そして泉にとって忘れたくても忘れることのできない、「事件」の真相が綴られた日記だった…。
心の奥底にしまい込んでいた記憶を、徐々に蘇らせていく泉。一方、百合子は失われてゆく記憶の中で、「半分の花火が見たい…」と何度もつぶやくようになる。「半分の花火」とはなにか?なぜ百合子はそこまで「半分の花火」にこだわるのか。その言葉の「謎」が解けたとき、泉は母の本当の愛を知ることになる。
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