「耳をすませば」第2弾ティザービジュアル (C)柊あおい/集英社(C)2022「耳をすませば」製作委員会

清野菜名×松坂桃李、実写映画「耳をすませば」名シーン彷彿させる場面写真&第2弾ティザービジュアル解禁

2022.05.27 07:00

女優の清野菜名、俳優の松坂桃李がW主演を務める実写映画『耳をすませば』の第2弾ティザービジュアルが公開。さらに、劇中の場面写真も初解禁された。

  

清野菜名×松坂桃李W主演「耳をすませば」

1989年、柊あおい氏が少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した青春恋愛漫画『耳をすませば』。

清野菜名 (C)柊あおい/集英社(C)2022「耳をすませば」製作委員会
読書が大好きな中学生の女の子・月島雫(つきしましずく)が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司(あまさわせいじ)に想いを寄せていく健気な姿が共感を呼び、1995年にはスタジオジブリがアニメ映画化し、ヒットを記録。その後地上波でも度々放送され、青春映画の金字塔として、多くの人々の胸に刻まれた。

そんな名作漫画の実写化が決定し、10月14日に全国公開される。今回の実写映画では、漫画・アニメ映画で描かれた中学生時代の物語はもちろん、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が加わった。

松坂桃李 (C)柊あおい/集英社(C)2022「耳をすませば」製作委員会
大人になった月島雫を清野が、天沢聖司を松坂がW主演で演じ、中学生時代の2人には安原琉那、中川翼が抜擢された。監督はヒットメーカーの平川雄一朗氏が務める。

実写映画「耳をすませば」第2弾ティザービジュアル公開

「耳をすませば」第2弾ティザービジュアル (C)柊あおい/集英社(C)2022「耳をすませば」製作委員会
この度解禁された第2弾ティザービジュアルは、中学生時代の雫と聖司が自転車に乗って土手の上を走っているシーンと、10年後、2人が再び同じ場所に立ち、向かい合っているものだ。

「耳をすませば」第2弾ティザービジュアル (C)柊あおい/集英社(C)2022「耳をすませば」製作委員会
10年の月日が経ち、街の風景と同じく2人の関係にもどのような変化が起こったのか、思いを巡らせたくなるビジュアルとなっている。

実写映画「耳をすませば」場面写真初解禁

中川翼、安原琉那 (C)柊あおい/集英社(C)2022「耳をすませば」製作委員会
合わせて、劇中の場面写真も初解禁。W主演の清野、松坂が演じた大人になった雫と聖司の姿だけでなく、中学生時代の2人を演じた安原、中川の場面写真も解禁。名シーンの数々を彷彿とさせる場面写真だ。

また、本作の劇中歌が「翼をください」であることが解禁された。日本とイタリア、離れて過ごす2人の想いに寄り添うような歌詞に合わせ、彼らの物語がどのように展開されていくのか、第2弾ティザービジュアルと合わせ、期待が高まるものとなっている。

中川翼、安原琉那 (C)柊あおい/集英社(C)2022「耳をすませば」製作委員会
さらに、本作の原作者である柊あおい氏からの期待コメントも到着。「『耳をすませば』を描いて33年、アニメ映画化から27年。映画を観て育ったスタッフの方々の熱い想いを伺って、『10年後の物語』という新しい切り口に興味を惹かれました」と実写映画化のオファーを受けた際の想いと共に、「どんな世界を見せてくれるのかドキドキワクワク見守る思いは、やっぱり親なのでしょうね」と原作者としての新しい物語への期待を込めたコメントが寄せられた。(modelpress編集部)

原作者・柊あおい氏コメント全文

「耳をすませば」を描いて33年、アニメ映画化から27年。映画を観て育ったスタッフの方々の熱い想いを伺って、「10年後の物語」という新しい切り口に興味を惹かれました。

今、新たな実写映画が生まれて、すっかり原作者の手を離れて歩いているキャラクター達が不思議です。けれども、どんな世界を見せてくれるのかドキドキワクワク見守る思いは、やっぱり親なのでしょうね。

思わぬパンデミックで暗い世相になってしまいましたが、この映画で少しでも世界が明るくなればと願っております。

ストーリー

安原琉那 (C)柊あおい/集英社(C)2022「耳をすませば」製作委員会
読書が大好きで元気いっぱいな中学生の女の子・月島雫。彼女は図書貸出カードでよく見かける、ある名前が頭から離れなかった。天沢聖司―全部私よりも先に読んでる―どんなひとなんだろう。あるきっかけで“最悪の出会い”を果たした二人だが、聖司に大きな夢があることを知り、次第に惹かれていく雫。聖司に背中を押され、雫も自分の夢を胸に抱くようになったが、ある日聖司から夢を叶えるためイタリアに渡ると打ち明けられ、離れ離れになってもそれぞれの夢を追いかけ、10年後また必ず会おうと誓い合う。

それから10年の時が流れた、1999年。雫は、児童書の編集者として出版社で働く傍ら夢を追い続けていたが、思うようにいかずもがいていた。もう駄目なのかも知れない―そんな気持ちが大きくなる度に、遠く離れたイタリアで奮闘する聖司を想い、自分を奮い立たせていた。一方の聖司も順風満帆ではなかった。戸惑い、もどかしい日々を送っていたが、そんな時の支えは聖司にとっても同じく雫であった。

そんなある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらを取るか選択を迫られる。答えを見つけに向かった先は―。

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