「ハガレン」原作ファン・Hey! Say! JUMP山田涼介、実写化引き受けた理由明かす「僕が断ったら…」<鋼の錬金術師 完結編>
2022.05.16 19:58
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Hey! Say! JUMPの山田涼介が16日、都内で行われた自身が主演を務める映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」(5月20日・6月24日二部作連続公開)の完成披露試写会に登壇。原作との出会いから実写化を引き受けた心境、家宝を持参し語る場面があった。
山田涼介主演「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」
2001年に月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリーの漫画「鋼の錬金術師」。連載開始20周年新プロジェクトとして発表された実写二部作では、エドとアル兄弟の物語の最終章を、原作のままに映像化することにこだわった国家錬金術師の抹殺を誓う男スカーとの対決を描く『復讐者スカー』。国家を揺るがす巨大な陰謀に導かれていく『最後の錬成』。完成披露試写会には、「とにかく鋼の錬金術師が好きすぎる」メンバーとして山田のほか、本田、本郷奏多、渡邊圭祐、栗山千明が出席。製作報告では語りきれなかった続投キャスト陣の強い想いと「自分がハガレンの世界に入れたことが嬉しい」と喜びを語った新キャスト陣とが、鋼の錬金術師”愛”を圧倒的な熱量で語り尽くした。
山田涼介、私物を紹介
同作に関連する私物を紹介をする際に、原画の入った額縁を掲げた山田。「僕、『令和』みたいになってます?『平成』みたい(笑)?」と総理大臣が元号を発表する際のポーズにかけてボケてみせ、会場の笑いを誘っていた。原作者が特別に描き下ろした原画だと言い「家宝として家に飾らせていただいています」と語った。
また、もう1つの私物としてぬいぐるみを持参し、劇場で販売しているものだと説明。「可愛くないですか?」とぬいぐるみに癒やされているようだった。
山田涼介「鋼の錬金術師」との出会いを語る
原作との出会いについて質問された山田。「周りがみんな原作を読んでていて、僕も読み始めて…」と切り出した。続けて「そこから大人になって、実写化という形で再会して」とコメント。「自分で良いのかという不安はあった。でも僕が断ったら、他の誰かがやるのは悔しいから」と実写化で主人公を演じることを引き受けた心境を明かした。
山田涼介、内野聖陽との撮影を振り返る
印象に残っているキャラクターについて質問された登壇者。山田は「1番かぁ~それは難しいな~」と腕を組んで悩んでいた。しばらく考え込んだあと「内野(聖陽)さん演じるホーエンハイム」と回答。「原作のイメージ通りのままの現場にいて下さったので、アニメを見ればこのシーンができるという感じでやりやすかった」と理由を説明し、台詞合わせの際には「『息子なんだからもっと来いよ』と言ってもらえて」と内野とのシーンを振り返った。
さらに、山田は「栗山さんが現場にいると怖かった。そのまま過ぎて」と栗山を絶賛。これに本田は「こんなに軍服の似合う人いない」と深く共感していた。
山田涼介「鋼の錬金術師」完結編への思い
また、6月24日に公開を控える「最後の錬成」の特別映像を、客席に降りて鑑賞した登壇者たち。約10分の映像を鑑賞後、山田は「僕たちもまだ完成を観ていないので、皆さんと共有できて良かったです」としみじみ語っていた。最後に山田は「最後の最後まで原作のまま描ききっております。原作を知っている人もまだ知らない人も最後まで観ていただければ、魅力に触れられるかなと思うので、ぜひ劇場でご覧になって下さい」と呼びかけた。(modelpress編集部)
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