山崎賢人主演「キングダム2」公開日発表 主題歌はミスチルに決定<桜井和寿コメント>
2022.03.14 10:54
俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が主演をつとめる「キングダム2 遥かなる大地へ」の公開日が7月15日に決定。併せて、主題歌情報と新予告映像が解禁となった。
山崎賢人主演「キングダム2」
中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)。2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、現在までに単行本は64巻まで刊行され、累計発行部数8700万部超(2022年2月現在)を記録している。実写化不可能とも言われていたこのヒット漫画を原作とする映画「キングダム」は、2019年4月19日に公開し、邦画史上最大級のスケールで描かれたエンターテインメント大作として多くの支持を得た。興行収入は57.3億円を突破し、2019年に公開された邦画実写作品でNo.1を獲得。数々の映画賞にも選出されるなど映画界にインパクトを与えた。2022年の幕開け1月1日の0時、沈黙を破り新作のタイトルと52秒の最新ティザー映像が解禁され、新作を待望していたファンからは歓喜の声があがった。今作は原作でも人気のエピソードである“蛇甘平原”での戦い、大将軍への第一歩である信の初陣が描かれる。今作の新たな登場人物として、かねてより注目を集めていた羌瘣(清野菜名)や、運命共同体である「伍」の仲間たち。そして秦軍の総大将である藨公(豊川悦司)将軍が次々に発表されると、その都度話題となり、新作への期待値がますます高まっている。
Mr.Children「生きろ」が映画主題歌に決定
この度、本作の主題歌を2022年にデビュー30周年を迎えるMr.Childrenが担当することに決定した。今作の為に書き下ろされた楽曲のタイトルは「生きろ」。楽曲の製作にあたりMr.Childrenの桜井和寿は「目指したものは、“壮大な景色を音にすること”“ひたむきな願いを、友への想いを、命の尊さを、愛する強さを歌にすること”“映像の中の肉体的な躍動感に呼応すること”。タイトルは『生きろ』です。シナリオに突き動かされて出てきた言葉です。自分でもびっくりするフレーズでした。自己ベスト更新に挑む気持ちで制作させていただきました」とコメント。天下の大将軍を夢見て、戦場で激闘を繰り広げる信や、戦場で出逢うこととなる伍のメンバーら、“蛇甘平原”を舞台に、絶望的な戦況の中でも命をたぎらせる彼らの背を押すような歌詞と、Mr.Childrenにしか生み出すことが出来ない希望にあふれた旋律は、「キングダム」の世界に新たな風を吹き込む。
松橋真三プロデューサーは「『生きろ』は、私の想像を超える素晴らしいもので、遥か彼方に続く悠久の大地で、無謀とも思える大いなる夢を抱いた少年が、友との約束を胸に、逞しく一歩一歩成長していく姿に重なりました。この壮大な楽曲がヒントとなり、映画に『遥かなる大地へ』というサブタイトルをつけさせていただきました」と楽曲の持つ力が本作の製作にも影響を与えたことを明かし、さらに「『生きろ』の持つ魂は、間違いなく『キングダム』の物語に宿っており、観客の皆さまに大きな感動を与えることは間違いありません」と、今回のタッグに大きな自信をのぞかせた。
「キングダム2」予告映像解禁
桜井和寿コメント
今回は映画「キングダム2」主題歌のオファー本当にありがとうございます。コロナによって、さまざまな活動が行えなくなり、音楽への情熱をどこへ向けたら良いのかと立ち尽くしている中、この映画依頼が、僕らMr.Childrenにとって、次の場所へと向かう道しるべとなりました。映画を観て、台本を読み、漫画を読み、お話をいただいてからずっと、どんな曲が相応しいのかを考えていました。1週間くらい無意識に曲のイメージを膨らませて生活していたある夜、最初のメロディが夢の中で響いて目が覚め、そこからピアノに向かい、一気に今のメロディが出来ました。そこから、コンピュータモニターの一つに映画キングダムの映像を、音を消した状態でリピート再生しながらデモを制作しました。
目指したものは、“壮大な景色を音にすること”“ひたむきな願いを、友への想いを、命の尊さを、愛する強さを歌にすること”“映像の中の肉体的な躍動感に呼応すること”。タイトルは「生きろ」です。シナリオに突き動かされて出てきた言葉です。自分でもびっくりするフレーズでした。自己ベスト更新に挑む気持ちで制作させていただきました。繰り返しとなりますが、今回は素晴らしいオファーを頂き、本当にありがとうございました。
松橋真三コメント
「キングダム2」の構想を思い描くにあたり、イメージして頻繁に聴いていたのがMr.Childrenさんの「終わりなき旅」や「足音~Be Strong」でした。ぜひ主題歌をお願いできないかと、書きあがったばかりの台本をもって打診をさせていただいてから、間もなく快諾のお返事をいただき、なんとその場でお手紙とともに、出来上がった楽曲のデモを聴かせてくださり、感動して泣きました。「生きろ」は、私の想像を超える素晴らしいもので、遥か彼方に続く悠久の大地で、無謀とも思える大いなる夢を抱いた少年が、友との約束を胸に、逞しく一歩一歩成長していく姿に重なりました。
この壮大な楽曲がヒントとなり、映画に「遥かなる大地へ」というサブタイトルをつけさせていただきました。「生きろ」の持つ魂は、間違いなく「キングダム」の物語に宿っており、観客の皆さまに大きな感動を与えることは間違いありません。お楽しみに!
山崎賢人主演「キングダム2」ストーリー
時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児として育った信(山崎賢人)は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴えい政(吉沢亮)に出会う。天下の大将軍になると一緒に誓いながらも死別した幼馴染の漂とうり二つの国王に力を貸し、河了貂(橋本環奈)や山の王・楊端和(長澤まさみ)と共に王宮内部に侵入する。信は立ちはだかる強敵を打ち破り、みごと内乱を鎮圧。玉座を奪還することに成功した。しかし、これは途方もなき戦いの始まりに過ぎなかった。半年後、王宮に突如知らせが届く。隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。秦国は国王嬴政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原に軍を起こす。歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平と尾到と再会。戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭と、子どものような風貌に哀しい目をした羌瘣と名乗る人物と最弱の伍(五人組)を組むことになってしまう。魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される軍略に優れた戦の天才・呉慶将軍。かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・藨公将軍。信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申は、無謀ともいえる突撃命令を下す。
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