「TikTok TOHO Film Festival 2021」授賞式に登壇した浜辺美波、北村匠海 (C)モデルプレス

北村匠海&浜辺美波、“縦型映画”へ期待語る 「TikTok TOHO Film Festival 2021」グランプリ決定

2021.07.12 15:31

俳優の北村匠海と女優の浜辺美波が12日、都内で行われた「TikTok TOHO Film Festival 2021」授賞式に、三池崇史監督、映像クリエイターの山田智和氏、TikTokクリエイターのしんのすけ氏とともに出席した。

  

「TikTok TOHO Film Festival 2021」受賞作品決定

スマートフォンの普及に伴い、ユーザーは様々なソーシャルメディアで良質な動画コンテンツを手軽に作成・視聴できる時代となった今、“縦型動画”にはまだ開拓の余地があり、新しい映像世界を作り広げていく可能性を秘めている。同映画祭は、デジタルが加速している今の時代だからこそ、誰でも参加が可能なプラットフォームを活用して、世界中・日本中から新しい才能を発掘することを目的として開催された。グランプリ受賞者には東宝プロデュースによる新作映画の制作権利が贈られ、その作品に浜辺が出演する。

(後列左から)山田智和氏、三池崇史監督、しんのすけ氏(前列左から)北村匠海、川波大輝さん、吉川啓太さん、佐藤周さん、浜辺美波 (C)モデルプレス
同映画祭のアンバサダーを務める北村は「今の映画業界、映像業界を盛り上げることが、どんよりとした今の世の中を照らすことにもつながると思いますし、我々エンタメに生きる者が今、率先して新しいもの、ポジティブないいエネルギーを持った作品を打ち出すということが、日本ないし世界を少しずつ前進させることにもつながると思います。新しい可能性を感じたいい映画祭だと思います」と挨拶し、同企画に期待を寄せた。

吉川啓太さん、浜辺美波 (C)モデルプレス
また、『トラベルノート』(代表者:吉川啓太)という作品がグランプリに輝くと、本作に出演することが決まった浜辺は「私自身、『トラベルノート』を拝見して、素敵だなって純粋に思えた作品でした。どんな方が作られたのかなと興味が湧いていたので、今日お会いできて嬉しいです。縦型の映画に出演することは私自身初めてなので、今から撮影が楽しみです」と目を輝かせた。

浜辺美波、“縦型映画”出演決定

北村匠海、浜辺美波(C)モデルプレス
その後、囲み取材に応じた北村と浜辺は、授賞式を終えての感想を聞かれると、北村は「TikTokという場所だからこその自由度と、それでいて映画らしさなど、いろんな要素が詰まっていて、審査自体もすごく楽しかったです」と振り返り、「今回、受賞されたお3方のコメントを聞いていて、この映画祭に純粋に携われてよかったなって瞬間を目にした気がして、自分も役者という立場で映画に関わっていますけど、どこかで作品でご一緒できるだろうなという期待感もあって、思わず笑みがこぼれちゃって面白かったです」と声を弾ませた。

浜辺美波 (C)モデルプレス
一方、浜辺は「『トラベルノート』の監督さんは作品を拝見したときからお会いしてみたいな思っていたので、先ほどしっかりお顔を拝見して、『彼なら絶対にいい作品になるから大丈夫だな』って満場一致で思うくらい、人柄的にも安心できる方だなという印象があったので、とても撮影が楽しみですし、どんな脚本が上がってくるのか、一歩一歩進んでいくのが楽しみです」と胸を躍らせた。受賞した吉川さんはスピーチで緊張をしていたが「あんなに手が震えている人を初めて見たんですけど(笑)、私も緊張しちゃいましたし、精一杯、一緒に頑張らせていただきたいなって思えた方でした」と笑顔を見せた。

また、DJ KOOの作品もノミネートされていたが、北村は「DJ KOOさんの作品もとても素敵で、審査で名前も挙がっていたんですけど、我々4人に(DJ KOOの作品を選ぶ)勇気がなかったというのもあるのかもしれないです(笑)」と苦笑しつつ、「映画でも共演している方なんですけど、本当に度肝を抜かれました。もっとパーティーピーポーな作品が上がってくると思ったら、きれいな涙のカットがあって、そこを4人で大絶賛って感じで、シンプルに映画監督をやればいいのになって純粋に思いました」と語った。

北村匠海 (C)モデルプレス
さらに、縦型の映画作品に対する期待を聞かれると、北村は「そもそも映画という概念が我々も含め、『こうあるべきだ』『横型でなければいけない』というのがあると思うんです。だからこそ、今回のTik Tokと東宝さんが組んだからこそできる縦型という概念は、とっても新しいなと思っていて、これが美波ちゃん主演でより濃厚で奥行きのある作品になると思うと、想像できない面白さがあるというか、僕も『どんな作品になっていくんだろう』って想像してもしきれなくて、きっとそれは監督含め、現場で模索する時間もあるだろうし、映画作りって、そもそもそうやって始まったんだと思うし、0を1にする楽しみが、見る側にも作る側にもあるんじゃないかなと思います」と熱弁。

浜辺は「縦ということで、目につきやすい場所も変わると思いますし、そうなってくると意識する場所も違うと思うので、私自身、今回は画面をちゃんと拝見しながら監督とちゃんとお話しして、丁寧に作っていきたいなと思っていますし、せっかく出演させていただくからには、たくさんの方に楽しんでいただける作品を作れたらなと思っているので、新しいことに挑戦することは難しいと思うんですけど、できる限りのことをして、一緒に作品作りをしていきたいなと思っています」と力を込めた。(modelpress編集部)

<受賞作品>
グランプリ:『トラベルノート』(代表者:吉川啓太)
準グランプリ:『チェイス!!』(代表者:川波大輝)
観客賞:『日本の一番ヤバい場所』(代表者:佐藤周)

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