“ハロヲタ役”松坂桃李＆仲野太賀、藤本美貴の登場に興奮「本物だ～！」＜あの頃。＞

松坂桃李「ハロー！プロジェクト」オタク演じる

映画は、ロックバンド「神聖かまってちゃん」の元マネジャー、劔氏の自伝的コミックエッセー「あの頃。男子かしまし物語」が原作。「ハロー！プロジェクト」に魅せられた仲間たちの笑いと涙の日々を描いた、青春エンターテインメント。『愛がなんだ』などの今泉力哉がメガホンをとった。

松坂桃李、原作者との対面に緊張　似顔絵に感激

松浦亜弥推しの劔を演じた松坂は、「ありがたいことに劔さんが現場に来てくれた。劔さんがスタッフさんと談笑する姿、一人で見守ってくれている佇まい、日常のニュアンスを垣間見ることができたのがよかった」と役のモデルとなった劔氏を観察。さらに「劔さん結構来てくださったので嬉しい反面、やっぱり緊張しましたね」と振り返った。

劔氏は自身を演じた松坂に手紙をしたためており「僕と松坂さんの外見の違いを1番気にしていなかったのは松坂さん本人だった。内面から僕と向き合っていいところ、悪いところを演じてくれた」と感謝。さらに色紙に描いた松坂、仲野、コカドの似顔絵もプレゼントした。松坂は「めっちゃ嬉しいです。帰ったら速攻飾ります」と喜んだ。

“ハロプロアイドル”藤本美貴の登場に一同興奮

この日「司会者が大ヒット祈願のためにこの方に来ていただいています」とサプライズゲストの存在を打ち明けると、一同ざわざわ。松坂と仲野はアクリル板越しに顔を見合わせ「え？」「誰？」と落ち着かない様子。そして「ロマンティック 浮かれモード」をBGMに藤本が現れると、「うおおお」「やった～！」「すげええ」と大いに盛り上がった。

劇中で“ミキティ推し”のコズミンを演じた仲野は「本物だ～！汗が止まらない。天地がひっくり返った感じ」とまさしく“浮かれモード”で、松坂も「動揺していて話す言葉飛びました」とびっくり。「現在もハロヲタ」と話す劔氏はまさかの初対面にしみじみで、松坂が「急に様子がおかしい（笑）」と指摘した。

一同の喜ぶ姿に「嬉しい」と藤本。映画をひと足早く鑑賞し、「私達はステージに立つ側なのでファンの方が普段どんなことをしているか知らなかった。あんなに熱く、人生かけて応援してくださったんだと感動した。コロナが収まったらライブをやって色んな人に来てほしい」と語った。映画ではコズミンが「いかに藤本美貴が素晴らしいか」を熱弁するシーンがあるが、「すごい褒められて照れました。気持ちよかったです（笑）」と素直に明かした。（modelpress編集部）