山崎賢人、2つの時代を表す表情のポスター解禁 予告映像・主題歌も発表<夏への扉>
2020.12.18 07:00
俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が主演を務める映画『夏への扉―キミのいる未来へ―』(2021年2月19日公開)の予告映像とポスターが解禁。さらに、主題歌も発表された。
主演を務めるのは興業収入57億円を突破した「キングダム」のヒットの記憶も新しい、今最も輝く山崎。今作では罠にはめられ、すべてを失いながらも、未来を変えるため30年の時を超える科学者・高倉宗一郎を演じる。共演には、孤独に生きてきた宗一郎が家族のように大切に想う恩人の娘・璃子役に2021年度前期放送のNHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」にてヒロイン役となる清原果耶、30年後に目覚めた宗一郎の手助けをする人間にそっくりなロボット役には今年俳優生活25周年を迎える藤木直人を迎える。そのほか、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造といった、多彩な顔ぶれが集結している。
山崎賢人主演「夏への扉」予告映像&ポスター解禁
今回解禁された予告編は、山崎演じる宗一郎、清原演じる璃子、そして冬が嫌いで「夏への扉」を探すため家中の扉を開ける飼い猫ピートの登場から始まる。しかし、穏やかなシーンから一変、宗一郎は何者かに罠にはめられ、冷凍睡眠(コールドスリープ)させられてしまう。宗一郎が目を覚ますとそこは、30年後の世界だった。30年間眠り続けた宗一郎に突き付けられた現実は、研究の成果が奪われ、璃子も失ってしまった絶望の世界。愕然とする宗一郎は、藤木演じる人間にそっくりなロボットの力を借りながら、璃子を救うために30年の時空を超えて未来を変えるために動き出す。
本ポスターも1995年と2025年、2つの時代を表すかのように宗一郎の顔が並べられたデザインとなっている。宗一郎の優し気な表情とまっすぐに前を見つめる表情の差からは、未来を明るいものにしようと動く宗一郎の行動を想起させる。果たして宗一郎は、奪われた未来を取り戻すことができるのか。そして大切な璃子を救うことができるのか…。
LiSA、山崎賢人主演「夏への扉」の主題歌に抜擢
そんな今作を彩る主題歌には、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」主題歌「炎」を耳にしない日は無い、年末には2年連続となる第71回NHK紅白歌合戦への出場も決定しているLiSAの書き下ろし楽曲「サプライズ」が決定。実写映画の主題歌としては自身初となる本楽曲は、本予告映像にも流れる<どんなに眩しい願いも越えてく、キミのサプライズが、夏の光が胸を焦がすように、大丈夫だと扉を開く、キミとまだみたいミライ>という歌詞にもあるように、璃子を救うため、そして璃子との未来を取り戻すために30年の時を超えて奔走する宗一郎の背中を押すような力強い楽曲となっている。
今作を観て歌詞を書き下ろしたというLiSAは「時を越えて、世界中で愛されてきた小説が映画化されるという機会に、主題歌を担当させていただけることを嬉しく思います。そばにあるものの大切さと尊さを感じることができる私たちの心に、予想を超えて寄り添える“サプライズ”のような歌になればと願います」とコメントした。(modelpress編集部)
LiSAコメント全文
時を越えて、世界中で愛されてきた小説が映画化されるという機会に、主題歌を担当させていただけることを嬉しく思います。予期せぬ今日に臆病になったり、それでもやっぱり未来を信じたくなったり。そばにあるものの大切さと尊さを感じることができる私たちの心に、予想を超えて寄り添える“サプライズ”のような歌になればと願います。
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