中川大志、清原果耶との声の共演回顧「本当に魅力的で可愛いのです」<ジョゼと虎と魚たち>
2020.11.07 18:56
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俳優の中川大志が7日、声優を務めるアニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」(12月25日公開)ジャパンプレミアの舞台挨拶に、タムラコータロー監督と出席した。
中川大志、清原果耶と声の共演
第33回東京国際映画祭にて特別招待部門正式出品作品として上映される同作は、田村聖子の人気青春恋愛小説の劇場アニメ化作品。幼いころから車いすのヒロイン・ジョゼを清原果耶が演じ、中川は坂道で危うく転びそうになったジョゼを助けた大学生・恒夫役を担当。スーツ姿で登壇した中川は、客席全体を見渡し、「僕自身、東京国際映画祭の場に立たせて頂くことが初めてなので、すごく光栄で、嬉しいです」と心境を言葉に。「今日、初めて日本でお客様にこの映画を観て頂けるということで、監督と一緒に朝から取材をしていたのですが、ドキドキしています。楽しみです」と心境を告げた。
役柄については、「自分と同じ年の設定です。等身大で素の自分のトーンに近いしゃべり方で、ニュートラルなトーンでお芝居をさせて頂きました」と振り返った。
清原果耶との共演振り返り「どんどん引き込まれていった」
清原との共演については、「清原さんも僕も、声優の仕事を専門にしている人間ではないので、不安だったり、分からないことだったりを共有しながら、やりました。清原さんが演じたジョゼという女の子が本当に魅力的で可愛いのです。どんどん引き込まれていったので、僕も、自然と気持ちを乗せて演技することができました」と述懐。タムラ監督は、2人の共演について、「清原さんの演じるジョゼが、アタマの方(=初めの方)はトリッキーな役柄といいますか、普段、清原さんが演じなさそうなキャラクターだったので、下駄を履かせた方がいい部分みたいなものがあって、『もうちょっと、どうしてほしい』という話をいっぱいさせて頂きました。そうしてくると、本人もだいぶまいってきたり、という部分もありました。けれど、中川君が、『次、これもやらせてほしいです』みたいな感じで前向きな姿勢を見せてくれたことで、清原さんも刺激になっていたといいますか、『一緒に頑張ろう』という空気がブースの中でできていたことが、ハタから見ていてよかったです」とエピソードを明かした。(modelpress編集部)
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