土屋太鳳 (C)モデルプレス

土屋太鳳「ヤー!」EXILE NAOTO&ダチョウ倶楽部・寺門ジモンと「第33回東京国際映画祭」登場

2020.10.31 16:19

映画『フード・ラック!食運』で主演を務める女優の土屋太鳳EXILE NAOTO、監督を務めたダチョウ倶楽部の寺門ジモンが31日、東京国際フォーラムにて行われた「第33回東京国際映画祭(TIFF)」のオープニングイベントに登壇した。

  
今年は新型コロナウイルス感染予防対策のため、同映画祭恒例の六本木ヒルズアリーナでのレッドカーペットイベントは実施せず、東京国際フォーラムでのレッドカーペットアライバル、オープニングセレモニーを実施。

特別招待作品となった同作は、芸能界屈指の食通であり、ありとあらゆる名店を巡り、食の素材から味までを熟知する寺門が作り上げた完全オリジナル作品。レッドカーペットでは本作でコメディに挑戦し、プロフェッショナルな肉の焼き方を披露しているNAOTOが「コミカルに関しましても肉に関しても、その道のプロの監督に委ねるという気持ちで。なので僕はそれ以外の部分のお芝居に集中しました」と撮影を回顧。

EXILE NAOTO (C)モデルプレス
焼き肉を美味しそうに美しく食べているシーンが印象的な土屋は「この作品は人より何よりお肉がテーマ。あまり意識したというか、お肉の美しさと、お肉が美味しいということを味わっているだけ。コツとかはないのですが、魅力的に見えてくださったのであれば、お肉の美味しさとジモンさんの演出、カメラマンさんとか照明さんのおかげかなと思います」と笑顔で語った。

NAOTOは寺門監督について「お芝居に関しては、任せていただいて本当に見守ってくださる監督。でも肉に関しては鬼監督。本当に肉には厳しくて、“天気待ち”とかではなく初めて“肉待ち”というのを経験しました」と笑わせ、土屋は「とても厳しい方だと思います。やっぱりお肉に関しても、お芝居に関しても何を撮らなきゃいけないかというのを分かっている方。でもそれが心地いいというか、食べ物の気持ちが分かる方なので、人の気持ちを察してくれるというのを感じました。とても素晴らしい監督でした」と絶賛。また土屋とNAOTOは、ダチョウ倶楽部おなじみの「ヤー!」のポーズを見せる場面もあった。

セレモニーにはそのほかフェスティバル・アンバサダーの役所広司、オープニング作品『アンダードッグ』より北村匠海、「TOKYOプレミア2020」作品の『君は永遠にそいつらより若い』より佐久間由衣、同じく特別招待作品の『10万分の1』より平祐奈らが登場した。

映画「フード・ラック!食運」

新型コロナウイルスが世界各地で猛威を振い、生活スタイルが多様化している現在において、“食べることは生きること”を真正面から描いた今作。食を追求し続け、料理人の想いを近くで見続けた監督だからこそ完成した今作は、食の大切さや料理人に対する感謝の気持ち、そして食を共に囲む幸せを改めて感じることができる作品となっている。

NAOTOは奇跡の“食運”を持つ男・良人役を演じ、土屋は今作のキーパーソンとなる新人編集者・静香役を演じる。名店の料理が次々に登場する今作において、プライベートでもグルメ好きを公言するほどの食愛を持つ2人が“食べる”最高の演技で映画を牽引する。

「第33回東京国際映画祭」コロナ禍で開催

今年は新型コロナウイルス禍ではあるが、映画の力で少しでも人々に上を向いてもらおうという願いも込め開催。映画業界全体の「映画館に行こう!」キャンペーンのアンバサダーを務める役所が映画祭のアンバサダーも務める。

今年度はコンペ部門をなくし、今年限りという形でワールド・プレミアやアジアン・プレミアの作品を中心に、内外の個性 豊かな監督による新作の披露をするショーケース部門「TOKYOプレミア2020」が設立された。日本、アジア、欧米といった地域のバランスは保ちながら、従来のコンペ3部門の選定視点も残し、30本程度のプログラムを予定している。

全体のラインナップとしては、全作品が監督のキャリアに関わらずフラットに並び、世界から集まった映画の多様性が持つ面白さを観客に味わってもらうことを目的としている。(modelpress編集部)
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