山崎賢人 (C)モデルプレス

山崎賢人、飲みの席で出演快諾「男として大切なことを教えていただいた」<狂武蔵>

2020.08.05 18:04

俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が5日、都内で行われた映画「狂武蔵」(8月21日公開)の完成披露無観客イベントに、主演の坂口拓、メガホンをとった下村勇二監督とともに出席した。

  
本作は、アクション映画『RE:BORN』で主演し、常に日本のアクションシーンを牽引し続ける坂口が、9年前に撮影し、日の目を見ぬまま眠っていた幻の“侍映画”。『GANTZ』『キングダム』シリーズのアクション監督を務めた下村氏がメガホンを取り、77分ワンシーン・ワンカットで撮影、坂口がたった独りで400人の相手を斬り捨てるという前代未聞かつ実験的とも言えるアクションに挑戦。そして2年前にクラウドファンディングで資金を募り、77分の前後にドラマパートを追撮し、そこに山崎も参加した。

山崎賢人、坂口拓・下村勇二監督への尊敬を語る

親友を武蔵(坂口)に討たれ、その仇討ちに燃える武士・忠助を演じる山崎は「(映画)『キングダム』で出会った拓さんと下村さんから、『狂武蔵』という作品があり、それを復活させたいというお話をいただいたときに、拓さんと下村さんのことが大好きで、『キングダム』の現場でも侍として、男として大切なことを教えていただいた拓さん、そして下村さんのために『狂武蔵』を復活させたいなと思いました」と出演の経緯を語り、「そして今日、こういう日を迎えられて嬉しく思います」とニッコリ。

坂口拓、山崎賢人、下村勇二監督 (C)モデルプレス
さらに、山崎は「拓さんと『キングダム』の中で1分間の形を決めない立ち回りをやらせてもらったときに、拓さんが『本当に斬りにきていいよ』と言ってくださって、そこで戦うということを感じて、その拓さんがあるのは『狂武蔵』があったからだなと思いましたし、77分を木刀で戦うということがどれほどすごいことか、自分がアクションで感じた分、とてつもないことをしているなってわかりました」と坂口に羨望の眼差しを向け、「そんな中で今回、復活させたいというお話を聞いたときに、すぐ、自分で力になれれば絶対にやりたいなって思いました」と回顧した。

坂口拓、山崎賢人 (C)モデルプレス
これに下村監督は「賢人君が出演を快く承諾してくれたという経緯も、飲みの席というのもありましたよね。その前から『狂武蔵』の話をしていたんだけど、僕たちの熱い思いをぶつけたときに、その場で『やりたい!』って言ってくれて、すぐにマネージャーに電話してくれて…」とエピソードを明かし、坂口も「(山崎の出演は)あり得ないことだよね。(『キングダム』では)1分間だったけど、2人でルールなしでやったときの、賢人の真っ直ぐな剣を見ていて、やっぱり嬉しかったですね」と声を弾ませた。

坂口拓、山崎賢人、下村勇二監督 (C)モデルプレス
加えて、次回作の構想を聞かれた下村監督は「坂口とはずっと侍映画をやりたいなと言っていて、この『狂武蔵』って、次回作る侍映画の序章でもあり、実は賢人君にも出てもらっています」と告白し、坂口は「日本人で生まれたので、文化と伝統の侍というものをどうしても残したいので、僕はもっともっと強くなって、皆さんの前に出ていきます。最強になって帰ってきます」と言葉に力を込めた。

坂口拓 (C)モデルプレス
なお、77分ワンシーン・ワンカットの撮影で苦労した点を聞かれた坂口は「開始5分で指を折り、体力もゼロになっていたのが今でも懐かしいですね」と振り返り、「それでもやらなければいけないので、ずっとやっていましたが、『狂武蔵』という映画を見終わったときに、自分のことよりも、周りがすごいなというか、自分のわがままに付き合ってくれたことへの感謝しかないなと。この作品は自分にとっては感謝の作品だなと思っていますね」と感慨深げに語った。

山崎賢人 (C)モデルプレス
イベントでは、坂口による剣術指南と、山崎の剣術実演が行われ、さらに坂口と親交が深い格闘家の朝倉海選手が生中継で登場し、作品の感想を応援コメントで激励する一幕もあった。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 山崎賢人、圧倒的な横顔ショットに「需要しかない」「見惚れる」の声

    モデルプレス

  2. 山崎賢人の“至近距離寝顔”も マネ公式Instagram開設に「最高でしかない」「天国」の声

    モデルプレス

  3. 佐藤健&土屋太鳳「8年越しの花嫁」など「#私の推し映画BEST5」<Part1>【読者アンケート結果】

    モデルプレス

  4. 山崎賢人、ヒゲ&髪以外に“歯”まで役作り 監督が絶賛「得体の知れない山崎賢人が現場にいた」<劇場>

    モデルプレス

  5. 中村倫也・山崎賢人・GENERATIONS片寄涼太…芸能界の“サッカー経験者”たち

    モデルプレス

  6. 山崎賢人・Sexy Zone中島健人・中村倫也…“彦星”のような男性芸能人【読者アンケート結果】

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 5月のカバーモデルは「岸辺露伴は動かない 懺悔室」高橋一生&井浦新

    特集

  2. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  3. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  4. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  5. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  6. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    田中圭、主演舞台開幕「陽気な幽霊」初日レポート&写真公開

    モデルプレス

  2. 02

    ミセス大森元貴「天国」が描くもの解説「キス」を歌詞に登場させた理由【#真相をお話しします】

    モデルプレス

  3. 03

    「鬼滅の刃」無限城編、劇場限定予告映像がネット流出 盗撮行為に公式が警鐘「犯罪です」

    モデルプレス

  4. 04

    「君がトクベツ」大橋和也ら劇中グループ・LiKE LEGENDの主題歌トクベツ映像解禁 YUMEKIが振り付け担当

    モデルプレス

  5. 05

    ミセス大森元貴「#天才」との評価に照れ ラインストーンパンツ着こなす【#真相をお話しします】

    モデルプレス