小松菜奈「ヨコハマ映画祭」主演女優賞で喜びのスピーチ 涙したエピソードも
2020.02.02 16:34
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2日、横浜・関内ホールにて「第41回ヨコハマ映画祭」授賞式が開催され、「さよならくちびる」で主演女優賞に輝いた小松菜奈が登壇した。
小松菜奈「ヨコハマ映画祭」で主演女優賞
スピーチでは、「いつか主演女優賞を獲れたらいいなと夢見ていた時もあって、本当の今日この瞬間叶うことが出来て本当に嬉しい気持ちと、ドキドキふわふわしている気持ちと、色んな感情が入り混じって、とても嬉しいです」と受賞の喜びを表現。W主演を務めた門脇麦が同じく主演女優賞(授賞式は欠席)、成田凌が助演男優賞など、同じ作品から複数の受賞者が出ていることにも歓喜し、「みんなで賞を獲ることが出来て、それが何よりうれしいです」と笑顔を見せた。劇中では、門脇とギターデュオを演じていることから、ギターにも歌にも挑戦しており、「役者さんって大変なんだなと。出来ないこともやらなきゃいけない時がありますし、苦手なことは苦手なんだよって思うこともありましたけど(笑)、その中で出来なかった時から希望が見えた瞬間の感動だったり体感は忘れられないことでした」と充実感もあった得た様子。「これからも1つひとつ向き合って頑張っていけるようにします」と今後に向けても意気込んだ。
小松菜奈「泣きました」
さらに、1ヶ月間で3曲の演奏を仕上げなければいけなかったことも明かし、「(歌は)すっごい苦手で、泣きました(笑)」と苦労したことも述懐。「レコーディングや練習の時も『本当に嫌なんだな』って思いながら、それでも練習をサポートしてくれた方、麦ちゃんっていう心強い支えもあったのでやっていけましたし、この作品を成功させたいっていう気持ちがあったのでここまで出来たと思います」と門脇らに感謝した。「第41回ヨコハマ映画祭」
ほか、表彰式には主演男優賞の池松壮亮、助演男優賞の成田凌、最優秀新人賞の瀧内公美、鈴鹿央士、杉田雷麟、山田杏奈らが登壇。2019年の映画界を彩った名手たちが揃った。(modelpress編集部)第41回ヨコハマ映画祭 2019年日本映画個人賞
作品賞:「火口のふたり」荒井晴彦監督監督賞:石川慶「蜜蜂と遠雷」
監督賞:今泉力哉「愛がなんだ」「アイネクライネナハトムジーク」
森田芳光メモリアル 新人監督賞:片山慎三「岬の兄妹」
脚本賞:阪本順治「半世界」
撮影賞:四宮秀俊「宮本から君へ」「さよならくちびる」
主演男優賞:池松壮亮「宮本から君へ」
主演女優賞:門脇麦「さよならくちびる」
主演女優賞:小松菜奈「さよならくちびる」
助演男優賞:成田凌「愛がなんだ」「さよならくちびる」
助演女優賞:池脇千鶴「半世界」
最優秀新人賞:瀧内公美「火口のふたり」
最優秀新人賞:鈴鹿央士「蜜蜂と遠雷」
最優秀新人賞:杉田雷麟「半世界」
最優秀新人賞:山田杏奈「小さな恋のうた」
特別大賞:荒井晴彦
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