成田凌・高良健吾・竹野内豊らイケメンに注目　映画「カツベン！」キャラクター＆見どころは？

同作は、観客たちを映画の世界に誘い熱狂させる「活動弁士」通称“活弁”（カツベン）が活躍した、今からおよそ100年前の時代が舞台。活動弁士を夢見る青年が、とある小さな町の映画館に流れついたことからすべてが始まる「アクション×恋×笑い」の要素を織り交ぜたノンストップエンターテインメント。

「Shall we ダンス？」や「それでもボクはやってない」など数々の名作を世に送り出してきた周防正行監督の今回のテーマはこの“しゃべりのスペシャリスト”。成田のほか、ヒロイン黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊など周防組初参加の面々に加え、竹中直人、渡辺えり、小日向文世ら周防作品おなじみの実力派キャストたちが集結している。

今回は、そんな同作に登場するイケメン4人衆を紹介。映画内でのキャラクターや見どころにもフォーカスしていく。

爽やか系イケメン！成田凌（主演・染谷俊太郎役）

同作で映画の初主演を飾る成田。活動弁士を夢見る青年・俊太郎を演じる。俊太郎は幼い頃から活動弁士に憧れを抱き、好きな弁士を真似ることでどんどん“ホンモノ”の活動弁士に近づいていく。

そんな俊太郎を待ち受けるのは思いもよらぬカツベン人生…！？純粋ゆえに振り回されてしまう役どころも魅力の一つ。成田本人も撮影のために活弁を猛特訓。そして身に着けた圧巻の活弁を披露する。前髪を分けた爽やかなヘアスタイルも似合っていて、清潔感のある好青年の雰囲気を醸し出している。活動弁士の正装であるフロックコートでビシッと決まったカツベン姿は見ものである。

ギャップ萌え系イケメン！永瀬正敏（山岡秋聲役）

永瀬が演じるのは、かつて「話芸の神様」とも呼ばれた徳川夢声を一部モデルに作られた活動弁士。主人公・俊太郎が子どもだった頃は一世を風靡した大人気活動弁士の山岡秋聲。

俊太郎の憧れの弁士でもある山岡だが、大人になってから再開した時には当時の面影はなく、ただの大酒のみの酔っぱらい弁士に…。しかし、やる時はやる男なのが、男・山岡秋聲。同じ人物なのか！？と思うほど、物語のクライマックスで繰り広げられる普段の酔っぱらい姿からは想像できないギャップに、目を奪われること間違いなし。また、俊太郎や茂木とは違った、“大人の色気”を存分に感じることができる。

お色気系イケメン！高良健吾（茂木貴之役）

艶やかで色気のある役どころであり、俊太郎が働く靑木館で名をはせる茂木貴之役を見事に演じきった高良。写真にあるようなカツベン中に見せる妖艶な目つきでファンを魅了していく。

終始お洒落な服装を身にまとい、女性に人気のカツベンを披露する茂木が、カツベン中に流し目で観客を見ると黄色い歓声が飛び交い、女性たちが酔いしれていく様子はさすがの一言。レッドカーペットイベントでは、高良本人も「スターのつもりでやった」と自信満々の様子。映画を見たあなたも翻弄させられるかもしれない。俊太郎の活弁との違いにも注目だ。

お茶目系イケメン！？竹野内豊（木村忠義役）

ドラマ『義母と娘のブルース』（TBS系）で爽やかな夫役を演じ幅広い層に人気を誇る竹野内が、今作では厳しさの中にも人情味にあふれた木村忠義役を演じる。

木村は老若男女関係なく、悪いことをした人間が許せない熱血漢。また活弁をこよなく愛する木村は、ニセ活動弁士がいると聞いて怒り心頭の様子でその犯人探しを続ける。作中真剣で厳しい表情を見せることも多い竹野内だが、たまに見せる優しい笑顔に心打たれること間違いなし。お茶目なリアクションや激しいアクションシーンも見どころだ。

ストーリー

一流の活動弁士を夢見る青年・俊太郎は、小さな町の映画館「靑木館」に流れつく。隣町のライバル映画館に客も、人材も取られて閑古鳥の鳴く靑木館に残ったのは、「人使いの荒い館主夫婦」、「傲慢で自信過剰な弁士」、「酔っぱらってばかりの弁士」、「気難しい職人気質な映写技師」と曲者揃い。雑用ばかり任される俊太郎の前に突如現る大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察、そして幼なじみの初恋相手まで現れ！俊太郎の夢、恋、青春の行方は…！俊太郎の活弁が響き渡るとき、世紀のエンターテイナーの物語がはじまる。

（modelpress編集部）