城桧吏(C)2019マチトム製作委員会

「万引き家族」出演の美少年・城桧吏、映画初主演決定 ベストセラーを実写化<都会のトム&ソーヤ>

2019.09.06 05:00

カンヌ国際映画祭にてパルムドール(最高賞)を受賞した『万引き家族』に出演して話題を呼んだ俳優の城桧吏が、映画『都会(まち)のトム&ソーヤ』(2020年夏公開予定)にて、初主演を務めることが分かった。

  
原作は、シリーズ累計180万部を超え、“マチトム”の愛称で親しまれるはやみねかおる氏の同名推理小説シリーズ、「小・中学生の間で知らない子はいない」と言われるほどの人気で、現在はシリーズ16巻に加え、ゲームブック2巻とファンブック1巻も出版。

究極のゲームを作るため、都会の様々な場所を舞台に、どこにでもいそうな中学2年生だが、どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持つ内藤内人(ないとう・ないと)と、学校始まって以来の天才と言われ、一大財閥“竜王グループ”の御曹司である竜王創也(りゅうおう・そうや)のデコボコ中学生コンビが。推理と冒険を繰り広げていく。

城桧吏、初主演作で意気込み語る

河合勇人(C)2019マチトム製作委員会
主人公・内藤を演じる城は、出演にあたり、「『都会のトム&ソーヤ』は小学校の時に図書室で借りて、読んだ事がありました。まさか、この本の主人公、内藤内人役に自分がなれるなんて思ってもいなかったので、出演させて頂く事が決まって、とても驚き、とても嬉しく思っています」と喜びのコメント。自身初の映画主演については、「初めて主演をさせて頂くので、少し不安でドキドキですが、皆様の期待に応えられる様に頑張ります!今までやったことのない役なので今からすごく楽しみです!明るくサバイバル能力に優れている内人になりきりたいと思います!!」と意気込みを語った。

また、監督は『ニセコイ』『チア☆ダン女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』など青春映画を多数手がけきた河合勇人氏。脚本は、2018年を代表するドラマとして社会現象にもなり、今夏には劇場版が公開された『おっさんずラブ』の徳尾浩司氏が務める。(modelpress編集部)


城桧吏コメント

『都会のトム&ソーヤ』は小学校の時に図書室で借りて、読んだ事がありました。まさか、この本の主人公、内藤内人役に自分がなれるなんて思ってもいなかったので、出演させて頂く事が決まって、とても驚き、とても嬉しく思っています。初めて主演をさせて頂くので、少し不安でドキドキですが、皆様の期待に応えられる様に頑張ります!今までやったことのない役なので今からすごく楽しみです!明るくサバイバル能力に優れている内人になりきりたいと思います!!

河合勇人監督コメント

はやみねかおる先生の『都会のトム&ソーヤ』は放課後、友だちと川っぺりをどこまで行けるか歩いたり秘密基地を作って宝物を隠したりして遊んだ少年時代の幸福な時間を思い出させてくれました。今回映画を監督させて頂くにあたり自分の中に眠っていたトム&ソーヤを縦横無尽に暴れさせて現代の子どもたちを巻き込んで新たな冒険に出てみたいと思います。さあみんな、スマホを捨て都会に出よう!(あ、でもスマホは持って行った方がいいか?)

徳尾浩司(脚本)コメント

はやみね先生の描かれる『都会のトム&ソーヤ』には、次々とページをめくりたくなるワクワク感が詰まっています。映画でもその世界観を大切にして、ぐいぐいとスクリーンに吸い込まれるような、躍動感の溢れる内人と創也の冒険をお届けできたらと思います。『都会のトム&ソーヤ』で育ったお父さんお母さん、今『都会のトム&ソーヤ』が大好きな少年少女、皆さんで楽しめる映画にしたいです。

はやみねかおる(原作者)コメント

『都会のトム&ソーヤ』の実写映画化が決まりました。これも、読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。河合勇人監督に徳尾浩司脚本と来れば、僕にとっては『スリル!〜赤の章・黒の章〜』。内藤内人役は『万引き家族』の城桧吏さん。そして、多くのスタッフのみなさん。いったい、どんな『都会のトム&ソーヤ』を見せてくださるのか?今からワクワクしています。(ポップコーンとコーラは、すでに用意できてます)
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