【写真特集】阿部サダヲ&新垣結衣が司会 松坂桃李・松岡茉優…「第61回ブルーリボン賞」授賞式
2019.02.06 23:00
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6日、都内にて「第61回ブルーリボン賞」授賞式が開催され、各賞の受賞者が出席。司会は、前年度に主演男優賞、主演女優賞を受賞した阿部サダヲ、新垣結衣が務め、豪華な俳優陣が一堂に会した。
「ブルーリボン賞」とは
「ブルーリボン賞」は、東京映画記者会(在京7社で構成)が主催する映画賞。1950年に創設され、61回目を迎えた今年は、主演男優賞に舘ひろし(「終わった人」)、主演女優賞に門脇麦(「止められるか、俺たちを」)、助演男優賞に松坂桃李(「孤狼の血」)、助演女優賞に松岡茉優(「万引き家族」「ちはやふる -結び-」)、新人賞に南沙良(「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」)が輝いた。
舘ひろし・門脇麦…各賞の受賞者がスピーチ
主演男優賞の舘は「多分、運が良かったんだろうとそう思っております。芝居には自信がなくて、こんなに素晴らしい賞をいただいていいのかと今でもそう思っております」、主演女優賞の門脇は「綺麗事かもしれないけれども、これからも私は映画にときめき続け、綺麗事だからこそ、その一番純粋な気持ちを持って、これからも映画作りに関わっていけるように、毎作品毎作品誠心誠意向き合っていきたいなと思います」とスピーチ。さらに、助演男優賞の松坂は、デビューから5年が経った頃、手紙で「デビューしたての頃よりは、浮足立っているというか、態度が昔と違う」と指摘してくれた記者への感謝を語り、「その記者さんのおかげで色んな方たちの声を聞こうと改めて思えるようになって、それでこうやって『ブルーリボン賞』の授賞式に立てているかと思うと感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを噛み締めた。
また、助演女優賞の松岡は“記者が選んだ賞”であることから「これからも取材に来てくださる記者さんにフルサービスをしていると、もしかしたらまた主演女優賞をいただけるのかなと…これからもどうぞよろしくお願いいたします!」とお茶目にアピール。
新人賞の南は、前年度も新人賞にノミネートされたが受賞を逃していたため、2年越しの悲願。「今、ここに立たせていただくことができて、本当に改めてたくさんの方のお力なくしては立っていられない場所だなと実感しております。今すごく不思議な気持ちなんですけど、この気持を忘れずに、そしておごることなく、ひとつひとつはしごを登っていけたらと思っております」とさらなる飛躍に向け、意気込んだ。
司会・阿部サダヲ&新垣結衣、息ぴったりの軽快トーク
そして、息ぴったりのやりとりで2時間盛り上げ続け、司会という大役を果たした阿部と新垣。「はじめましてに近い状態」(阿部)だったという2人だが、お互いを「サダヲ」「結衣」と呼び会場を沸かせる場面もあった。このほか、冒頭挨拶では「今年はゆるい感じでやりましょうよ。2時間という時間なんですけど、なるべく巻き気味でやりたいと思います」と語っていた阿部。実際に巻き気味で終了したようで、最後には「まだこういうこと話したいって人いらっしゃいますか?まだ少し時間ありますけど」と受賞者にコメントを求めるなど、終始、軽快なトークで会場の笑いを誘っていた。(modelpress編集部)
「第61回ブルーリボン賞」受賞一覧
作品賞:「カメラを止めるな!」監督賞:白石和彌「孤狼の血」「止められるか、俺たちを」「サニー/32」
主演男優賞:舘ひろし「終わった人」
主演女優賞:門脇麦「止められるか、俺たちを」
助演男優賞:松坂桃李「孤狼の血」
助演女優賞:松岡茉優「万引き家族」「ちはやふる -結び-」
新人賞:南沙良「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」
外国作品賞:「ボヘミアン・ラプソディ」
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