三浦春馬、窪田正孝(C)空知英秋/集英社(C)2018 映画「銀魂2」製作委員会

「銀魂2」三浦春馬・窪田正孝の出演決定 ビジュアル解禁<コメント>

2018.06.22 05:00

俳優の三浦春馬窪田正孝が映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」(8月17日公開)に出演することが決定。三浦が伊東鴨太郎役、窪田が河上万斉役を演じ、キーパーソンとして登場することが明らかとなった。

  

「銀魂2 掟は破るためにこそある」まさかのハイブリット作品に

今作は、累計発行部数5500万部以上、週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載の空知英秋氏による「銀魂」を福田雄一監督が映画化したもので、2017年公開の実写版の続編。主演の小栗旬をはじめ、菅田将暉、橋本環奈、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、佐藤二朗、中村勘九郎、柳楽優弥、吉沢亮、堂本剛ら前作からの続投キャスト、新規キャストのキムラ緑子と豪華な顔ぶれが発表され、話題を呼んでいる。

今回実写化されるエピソードは、万事屋と真選組の熱い友情が描かれる「真選組動乱篇」と小栗をはじめとするキャストからも熱望されていた「将軍接待篇」を融合した、まさかのハイブリッド作品となった。

三浦春馬・伊東鴨太郎役

三浦春馬(C)空知英秋/集英社(C)2018 映画「銀魂2」製作委員会
三浦が演じるのは真選組参謀として政治面で活躍する一方、剣の腕も一流という才人、伊東鴨太郎。局長の近藤勲(中村勘九郎)や局員からの信頼が厚い一方、副局長の土方十四郎(柳楽優弥)とはそりが合わず互いに犬猿の仲。そして真選組史上最大の事件を巻き起こす影のある役柄。

福田雄一監督作品には初めての参加となる三浦は、以前から福田監督からも誘いを受けており、『銀魂2』でその念願が叶った。「終始、シリアスでふざけたことを一切しない伊東鴨太郎というキャラクターを丁寧に演じることがこの『銀魂2』においてはきっとスパイスになるはずだとやりがいを感じた」と話す。

伊東の独特な所作も、原作やアニメを参考に「メガネを触れるタイミングや、触れ方そのものにも注意した」と事前にキャラクター研究を重ねてきた。また殺陣などのアクションにも挑戦。「刀を使った殺陣は、映画では初めてだった」と語る三浦は事前に体幹を鍛えるトレーニングを積むなど入念な準備を重ねて撮影に挑んだ。

窪田正孝・河上万斉役

窪田正孝(C)空知英秋/集英社(C)2018 映画「銀魂2」製作委員会
窪田が演じるのは音楽プロデューサーという表の顔を持ちながらも、高杉晋助(堂本剛)率いる武装集団・鬼兵隊に所属する裏の顔を併せ持つ河上万斉。ヘッドホンにサングラス、ロングコートを着こなし、背中には三味線を背負うという独特なスタイルだ。

『銀魂』実写化への参加には大きなプレッシャーもあったが「自分に出せるものをすべて出して、この万斉というキャラクターを演じよう」と決意したと語る。窪田もまた、福田雄一監督作品には初めての参加だが、演出指導は「サングラスを持ち上げる部分で、『人差し指1本がいいですね』とそれだけでした」といい、窪田の演技に福田監督が信頼を置いていたことがよく分かる。

また小栗とのアクションシーンが非常に多く、撮影前には入念な殺陣のトレーニングを積んだ。「これまでにもアクションは多くやってきましたが、『銀魂』の殺陣は独特で“間合い”などをつかむのが難しかった」と苦戦。鬼兵隊の頭領である堂本との共演については「初めて共演させて頂いたのですが、高杉というキャラクターを演じる上でのオーラを感じ、刺激的でした。もっと長い撮影でご一緒してご飯を食べにいく仲になりたかったです(笑)」と再共演を望んでいる。(modelpress編集部)

三浦春馬コメント

小栗さんから「福田監督は役者である自分たちのことを本当に思ってくれる方だ」と聞いていましたが、実際にそれを感じさせてくれる素晴らしい現場でした。作品は見事に銀魂らしいユーモアや、全力でふざける部分と、アクション満載の熱いドラマである真選組動乱篇が良いコントラストをなしていると感じました。伊東鴨太郎の所作や表情の作り方などキャラクターの特徴を遠いものにしてはいけないので原作やアニメを見て研究しました。例えば伊東のアイデンティティともいえるメガネを触れるタイミングや触れ方そのものにも注意しました。殺陣やアクションも楽しかったです。実は刀を使っての殺陣は映画では初めてでした。舞台での殺陣と映像での殺陣は見え方、見せ方が違うと自分では理解していましたが、それを改めて学んでいくような現場でもあり、最善を尽くして演じたからこそとても勉強になる現場でした。

窪田正孝コメント

『銀魂』はギャグとシリアスな部分の融合性がとても新しく、原作特有なことですが、映画では他にはなかなかないものだと感じていました。その『銀魂2』への参加はとても大きなプレッシャーはありましたが、やらせてもらうからには楽しもう、と自分に出せるものをすべて出してこの万斉役に挑みました。これまでにもアクションは多くやってきましたが、『銀魂』の殺陣は独特で“間合い”をつかむのが難しかったです。また小栗さんは身長も高く、手も長いのでリーチやエリアがとても広いんです。そこにも苦戦しましたが、演じるにつれて銀時と万斉の“気持ちがふつかっていく”ことにつながったと感じました。福田監督とは初めてご一緒しましたが、演出は一度だけ、サングラスを持ち上げる演技で「それは人差し指1本のがいい」と言われました。『銀魂2』は流れるような面白さがあって、たくさん笑えてたくさん泣けて、でも最後にはぐっと締まるような作品。『銀魂2』を楽しみにしていた方はもちろん、初めて『銀魂』を観る方でも思いっきり楽しんでいただけると思います。
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