広瀬すずら、Perfumeから生振り付け指導 ポーズ披露に歓声<ちはやふる-結び->
2018.03.06 19:38
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広瀬すず主演の映画『ちはやふる-結び-』(3月17日公開)の“無限未来宣言”試写会イベントが6日、都内にて行われ、広瀬、上白石萌音、優希美青と主題歌を歌うPerfume(かしゆか、あ~ちゃん、のっち)が登壇した。
Perfumeから特別指導
同作は2016年に公開された2部作『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』の2年後を描く続編。主題歌は前作に引き続き、熱狂的な“ちはやファン”を公言しているPerfumeが担当。劇中の瑞沢高校競技かるた部の女子部員を演じる3人とPerfumeの6人が集合し、100倍以上の倍率を勝ち抜き当選した100人のファンの前でトークを楽しんだ。冒頭、Perfumeがおなじみの挨拶をすると、3人はなにやら小声で話し合い、「すずです」「もねです」「みおです」「3人合わせて瑞沢かるた部です!」とPerfumeさながらにかるたを打つ決めポーズで自己紹介。「今日のすべてをここにかけました」と広瀬は照れ、キュートな3人の挨拶に会場から歓声があがった。
また、イベントではPerfumeから3人に『無限未来』の特徴的な振り付けも特別指導。あ~ちゃんが「本当にちはやふるがないと生まれない曲だなって感じました。コンテンポラリーもありながらジャズもあって私たちも慣れないので毎回緊張しながら踊っている」というダンス。サビ部分の両手を前にクロスしパッと開く振り付けを「お先真っ暗だけど切り開く!っていうポーズです」と踊り歌いながらレクチャーし、6人でポーズも披露した。
広瀬すず「ちはやふる」完結に「留年したい」
「初主演をさせて頂いた映画が3年ちょっとずつずっとまだ頭の中にあるので、そういう感覚ってあんまりない」と同作への思い入れを語った広瀬は、今作で役も卒業となり、「留学したい気持ちです…違う、留年したい気持ちです(笑)」と本音を吐露。「ずっと(結びだけに)“ほどきたい”って撮影中も言ってました。(上白石を見て)1回ほどいてみようっていうテンションでいたよね」とクランクインした日から寂しさが募っていたことを振り返った。さらに、主題歌『無限未来』にかけて6人が1人ずつ未来で成し遂げたい目標を“無限未来宣言”する場面でも、広瀬は「無限未来に瑞沢かるた部に居ます!」と宣言し、「留年し続けたい」と3年以上ともに歩んできた作品への別れを惜しんでしみじみ。「3年4年作品が常にそばにあったので有り難い出会いだったし、役を超えた関係性になれたのはすごく自分にとって大きくて多すぎて。まだかるた部にいたら皆に返していけるかなと」と続け、「この3年間常に“ちはや”のことで頭が真っ赤になっていたのを1日1日出していく作業が終わっちゃって、でもそれが逆に気持ちよくて思い残すことないなとすでに今思い始めています」と自分の言葉で胸の内を明かした。
優希は今作から参加するが、上白石は「みおはクランクインが待ち遠しくてキャストの写真を検索してずっと見ていたらしいです(笑)」と可愛らしいエピソードも暴露。
主演・広瀬の印象を聞かれた優希は「年下だからそう思うのかもしれませんが、お姉さんというか頼りがいがある。キャッチボールのボールをいっぱい投げて下さるので返そうと頑張りました」と回顧し、食事にも広瀬が積極的に誘ってくれたことを報告。そんな絶賛を受け、広瀬は他のキャストにも同じように言われるようになったと明かし、「前作の方がゆとりがなかったので少しはあのときよりも周りが見えるようになっていたら良いなって」とコメント。
ともに歩んできた上白石も「そうしてないときでも背中で頼もしさを与えてくれたり意識せずとも滲み出ている中心感が頼もしかったです」と証言した。
この日、キャスト3人は春をテーマにそれぞれ違うピンクの衣装で、Perfume3人はパステルカラーを取り入れた衣装で、会場を華やかに彩った。
「ちはやふる」完結編
今作は、“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生達の友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気コミックス『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)が原作。続編には、主人公・綾瀬千早(広瀬)をはじめとする、野村周平、新田真剣佑、上白石、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也、松岡茉優らおなじみのキャストに加え、新メンバーとして優希、佐野勇斗、清原果耶、賀来賢人も出演する。
2016年に公開された2部作は、200万人を超える観客動員数を記録。数々の映画賞に輝き、出演したフレッシュな若手キャストたちを全国区に押し上げると同時に、大人も感動できる青春映画の金字塔として話題を呼んだ。
ファン待望のシリーズ3作目にして完結編となる『ちはやふる-結び-』では、高校3年最後の全国大会を目指す、瑞沢高校競技かるた部の忘れられない夏が描かれる。(modelpress編集部)
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