映画「銀魂」新たな注目ポイントは“浪人役” 小栗旬・菅田将暉・橋本環奈ら豪華集結の生配信で“異例の展開”
2017.07.15 00:26
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映画『銀魂』に出演する小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、吉沢亮、長澤まさみ、ムロツヨシ、佐藤二朗と福田雄一監督が14日、都内のTwitter Japan本社内スタジオから生配信を実施。モデルプレスはその模様を取材した。日本初のTwitter公式映画特番として公開初日に豪華キャストが集結したが、前半30分間はMCをつとめたお笑いコンビ・アルコ&ピースの酒井健太のイジリに費やされるという異例の展開となった。
浪人役で『銀魂』出演の酒井
浪人役で『銀魂』に出演している酒井。かねてより福田監督とは関係が深く、過去には監督作品である『薔薇色のブー子』(2014)、『女子ーズ』(2014)にも出演していることから今作への起用に至った。「みんなで番組を作り上げていこうぜ!」と意気揚々MCに挑んだ酒井だったが、面識のあるはずの小栗は初っ端から「今日初めて会った」と初対面かのようにあしらい、橋本とも「(相方の)平子!」(橋本)、「酒井だよ!」(酒井)とのやり取り。酒井が役作りの裏話について掘り下げようとするも「特にないです」と即答する小栗に酒井が「もう~!なんかあるじゃん、小栗旬~!」と懇願するなど、親交があるが故のノリで“酒井イジリ”がさく裂し、生配信を視聴するユーザーからは「ユルいwwww」「適当すぎる、銀魂らしい」とのコメントが寄せられる。
酒井、モテたいために痩せた
「『ダウンタウンなう』でダウンタウンの2人は小栗の話引き出しまくってたからね!」「『笑っていいとも!』でタモさんはどれだけの人数と話したと思ってんの?」と名だたる大物を引き合いに出し、酒井の回しにダメ出しを入れまくる福田監督は、「舞台に出てもらったりして(酒井のことを)かわいがってるんですけど、なかなかアルコ&ピースが(世に)出てこないというジレンマがある。ネタは面白いんだけど、なかなか上に来ない」と語り、「酒井くんは面白かった頃は、お腹も出てて顔もぷっくりしてた。痩せて笑いを失った」とまさかのガチ説教。酒井が「だってモテたいじゃないですか」と返すと、画面には「平子なら回せたな」などの痛烈なユーザーコメントが流れ、これには酒井も「やめて~!」と涙目だった。途中、急きょムロがMCに代わる一幕もありつつ、後半戦でユーザーとのQ&Aコーナーが始まると酒井とキャスト陣のトークが噛み合い出し「盛り上がってきた~!」「これこれ!」とノリノリに。最後のあいさつでは「酒井さんがこういう方なんだなと知れました」(長澤)、「面白かったです。後半から酒井さんがグイグイきた感じ」(吉沢)、「本当に10分前くらいから楽しかったです(笑)。酒井さんがやっとリラックスしてしゃべってくれた」(小栗)とキャスト陣がこぞって酒井のMCを評価。そのまま「銀魂は最高のチーム!」と締めようとした酒井だったが、「次(番組を)やるとしてもまた司会が君かどうかは…ちょっとわかんないよ」(福田監督)、「またやりたいけど、次は平子さんで大丈夫です」(橋本)と終了ギリギリまでイジられていた。
酒井の熱演に注目せざるを得ない
この日、初日舞台挨拶が行われた丸の内ピカデリーからTwitter Japan本社に移動し、生配信スタートの約10分前から番組進行の打ち合わせを行っていたキャスト陣。なお、この打ち合わせ段階から小栗・橋本・福田監督を中心とした“酒井イジリ”は始まっており、終始笑いの耐えない和やかムード。また終了後には、ムロが「酒井をよろしくお願いします!(笑)」と関係者にお辞儀しながら去っていくという一幕もあった。福田監督はTwitterで、配信を見ていた妻からダメ出しがあったことを明かし「本当に酒井とは昔から仲良しで、ゆえに銀魂にも出てもらってるわけですが、あまりに緊張し過ぎてて、助けたいがあまり、完全に空回りしました」と酒井の緊張をほぐすための愛あるイジリだったと補足説明。ともあれ、これから劇場に足を運ぶファンにとっては、本編での酒井の演技に注目せざるを得ない放送内容となったに違いない。
映画『銀魂』は空知英秋氏の人気漫画を実写化。宇宙からやってきた“天人(あまんと)”によって開国されたパラレルワールドの江戸末期を舞台に、便利屋“万事屋銀ちゃん”を営む坂田銀時(小栗)とその仲間の志村新八 (菅田)、神楽(橋本)らの身に起きる様々な事件を描く、笑いあり感動ありのアクションエンターテイメント。(modelpress編集部)
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