「グッドモーニングショー」が映画化決定(左から)志田未来、中井貴一、長澤まさみ(C)2016 フジテレビ 東宝【モデルプレス】

長澤まさみ、女子アナに初挑戦 中井貴一と情報番組で初共演

2015.09.08 11:33

俳優の中井貴一が主演をつとめ女優の長澤まさみが出演する「グッドモーニングショー」(2016年公開)が映画化されることが決定した。

  
今作は、放送作家、脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一氏(『踊る大捜査線』シリーズ脚本、『誰も守ってくれない』監督)が監督。彼が最新作の映画の題材として選んだのは朝の情報番組『ワイドショー』。報道、スポーツ、芸能、さらにファッションのトレンドやグルメ情報や人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにする『ワイドショー』をテーマに描いている。

そのワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾を演じる中井。澄田は生放送中にアシスタントの美人アナウンサーから二人の交際関係をばらすと脅され、プロデューサーから番組打ち切りの危機をつげられ、更に突然起こった立てこもり事件に巻き込まれて犯人との直接交渉をする羽目になってしまう。そんなメインキャスター澄田の災難だらけの一日の模様を描く超一級のコメディ・エンターテインメントになっている。

キャスター役初挑戦となる中井は「クランクイン数日前に実際のTV番組の制作現場を取材させていただきました」と事前準備していたことを明かし、「朝3時にTV局入りして、番組終了後の反省会まで6時間。日頃画面を通し、キャスターの方々がいとも軽やかに番組を進めて行くのを拝見し、意外と自分でもやれるのではないかと簡単に思っていたのですが、現場は想像以上に大変。“たかがテレビ、されどテレビ”を痛感させられ、役作りの大きなヒントになりました」と語った。

「思い込みが激しい女性に写るかも」

長澤は澄田真吾のアシスタントキャスター・小川圭子役。澄田との関係を勘違いし、二人の交際を生放送中に公表しようとする!?ぶっ飛んだ役柄を演じる。

初めてアナウンサー役に長澤は「普段のお芝居の時の発声とも異なるので、現役の女子アナの方に発声指導を受けて視聴者に分かりやすく伝える大事さを知りました」といい、「役柄はまっすぐな気持ちを持っている女性ですが、周囲からみると思い込みが激しい女性に写るかもしれません(笑)。新たに挑戦する役になりますが、しっかり演じきって実際にTV局からキャスターのオファーが殺到するくらいになる様に頑張ります!」と意気込み。初共演の中井について「子供の頃ませていたからか(笑)、中井さんが出演されていた恋愛ドラマをよく見ていました。まさか共演できるとは思っていなかったのでとても嬉しいです」と喜んだ。

中井貴一&長澤まさみほか、出演者発表

君塚監督は「ワイドショーはまさにテレビそのもの。その裏側の人間模様はスリリングです。キャスター役の中井さん、長澤さんは本当にぴったり。演技のみならず、アナウンス力も抜群です」と二人を絶賛した。

中井と長澤のほか、新人アナウンサー・三木沙也役に志田未来、澄田に理解を示す同期のプロデューサー・石山聡役に時任三郎、澄田の妻で元女子アナ役に吉田羊、立てこもり事件の犯人役に濱田岳、事件の解決にあたる警視庁特殊班リーダーに松重豊、さらには個性的な番組スタッフに池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介とバラエティに富んだ豪華俳優陣が出演することが決定した。(modelpress編集部)

中井貴一コメント

初めてのキャスター役ということもあり、クランクイン数日前に実際のTV番組の制作現場を取材させていただきました。朝3時にTV局入りして、番組終了後の反省会まで6時間。日頃画面を通し、キャスターの方々がいとも軽やかに番組を進めて行くのを拝見し、意外と自分でもやれるのではないかと簡単に思っていたのですが、現場は想像以上に大変。“たかがテレビ、されどテレビ”を痛感させられ、役作りの大きなヒントになりました。テレビの意味を問うところも、この映画のテーマの一つ。一人の人間があたふたとしている滑稽な状況の中から、世の中の仕組みやテレビの作られ方などが分かってもらえたら嬉しいです。長澤さんをはじめ皆と良いチームワークを作って、必死に撮影をし、楽しいコメディ映画を皆さんにお送りできたらと思います。

長澤まさみコメント

ワイドショーはニュースだけでなく、その時の流行や衣食住などを扱っていて子供ながらに楽しいと感じて良く見ていました。そういう楽しい部分を女子アナという役柄を通して伝えられたらいいなと思います。初めての女子アナ役ということで、普段のお芝居の時の発声とも異なるので、現役の女子アナの方に発声指導を受けて視聴者に分かりやすく伝える大事さを知りました。役柄はまっすぐな気持ちを持っている女性ですが、周囲からみると思い込みが激しい女性に写るかもしれません(笑)。新たに挑戦する役になりますが、しっかり演じきって実際にTV局からキャスターのオファーが殺到するくらいになる様に頑張ります!中井さんとは初共演になりますが、子供の頃ませていたからか(笑)、中井さんが出演されていた恋愛ドラマをよく見ていました。まさか共演できるとは思っていなかったのでとても嬉しいです。一緒に良いチームワークを作っていきたいです。

君塚良一監督コメント

ワイドショーはまさにテレビそのもの。その裏側の人間模様はスリリングです。キャスター役の中井さん、長澤さんは本当にぴったり。演技のみならず、アナウンス力も抜群です。

あらすじ

澄田真吾は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。かつて報道番組のニュースキャスターだったが、ある震災現場からの現場リポートが世間から非難を浴びて番組を降板。以来、現場からのリポートが怖くてできなくなり、同期入社のプロデューサー石山聡に拾われて今に至っている。

ある日、いつものように深夜3時に起床した澄田は息子と妻の言い争いに巻き込まれる。面倒くさい事から逃げるようにテレビ局に向かう車内で今度は、澄田のアシスタントの小川圭子アナウンサーから連絡があり、二人の交際を今日の番組で発表しようと迫られる。彼女は澄田と付き合っていると勘違いしているのだ!さらにプロデューサーの石山から番組の打ち切りが報告され、新番組への登板はないことも伝えられ、踏んだり蹴ったりの事態に意気消沈する。

そんな時、都内のカフェに爆弾と銃を持った男が立てこもっているという事件の速報が飛び込んでくる。番組が立てこもり事件をメインに放送スタートした直後、立てこもった犯人が、澄田を現場に呼べと要求していることが分かる。現場での過去のトラウマもあり困惑して拒否する澄田だったが、警察からの依頼を受けた石山Pからの命令、番組視聴率のため、そして圭子の暴露から逃げ出したいために現場に向かうことに。立てこもり現場で防弾チョッキにカメラとマイクを仕込ませて、銃と爆弾を持った犯人と向き合う様子を生放送することになる。一方、スタジオでは澄田の代わりに圭子がメインキャスターとして番組を仕切り、何を言い出すか分からない状況に。しかも、タイムリミットは番組終了時刻。それまでに犯人を押さえなければ爆弾のタイマーが作動してしまう・・・。

澄田が絶体絶命になるのと反比例して、立てこもり犯にワイドショーのキャスターが素手で立ち向かうという前代未聞のテレビ放送に「グッドモーニングショー」の視聴率が上昇していく。日本中が注目するニュースの渦中に立たされた澄田は、果たして人質を救うことが出来るのかー?
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