元美容部員が教える!ツヤ肌・マット肌の仕上がり別「ベースメイクマニュアル」
コスメコンシェルジュ・元美容部員・パーソナルカラーアナリストのIkueです。メイクの印象を大きく左右するのが、ベースメイクの質感。同じファンデーションでも、ツヤかマットかで顔の印象はガラリと変わるんですよ。ベースメイクの質感なんて考えてメイクしたことないよ。なんて人はもったいない!今回は、あなたの理想の仕上がりに合わせて選べる「ツヤ肌・マット肌のベースメイクマニュアル」を徹底解説します。
【1】ツヤ肌とマット肌の違いと特徴は?
ツヤ肌とは
ツヤ肌は、その名の通りみずみずしくツヤを感じ、うるおい感とハリを演出する肌。
光を味方につけ、頬や額、鼻筋にかけてスッとみずみずしさを感じることで、肌そのものが美しく見えます。
《こんな人にオススメ》
・透明感や若々しさを出したい
・肌の乾燥が気になる
・ナチュラルメイク・韓国風メイクが好き
マット肌とは
マット肌は、光の反射を抑えたなめらかな陶器のような質感。均一でサラサラしたような滑らかな肌が特徴です。
カバー力や持続力も高いのが魅力的。落ち着いた印象を与えたいときや、フォーマルなシーンにもぴったりです。
《こんな人におすすめ》
・きちんと感を出したい
・メイク崩れを防ぎたい
・クール・モード系のメイクが好き
【2】ツヤ肌メイクの作り方
ここからは肌質別に作り方をお伝えしていきます。ツヤ肌を作る時はうるおい×光で“内側から輝く肌”を目指しましょう。
①スキンケアで水分をしっかり仕込む
ツヤ肌づくりのポイントは保湿力。
乾燥しているとツヤではなくテカリに見えてしまうので、スキンケアで肌を整えることはとても大切です。
化粧水はハンドプレスでじっくりなじませ、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めましょう。

肌の保湿が足りないと、これからの時期にカサカサしたり粉吹きしたりして、メイクノリにも影響をきたします。しっかり水分と油分を与えてからメイクを始めましょう。
②ツヤ下地で“光の土台”をつくる
ツヤ肌を作るなら下地はパールやグロウ成分入りを選びましょう。まず顔全体に薄く伸び広げていきます。厚塗りしてしまうと化粧崩れしやすくなるので注意しましょう。
そしてツヤを出したい部分(頬の高い位置・鼻筋・あご先など)には重ねてのせるのがポイント。
顔全体にはツヤの出にくい下地を使い、ツヤを出したい部分にパールやグロウ入りのものと、パーツによって使い分けてもOKです。
ファンデーションはみずみずしいリキッドタイプ・韓国風のクッションファンデで薄く均一に延ばしていきましょう。

③ハイライトで自然な立体感を
ツヤ肌の仕上げには、ハイライトをさりげなくオン。
頬骨の上、鼻筋、唇の山、あご先に軽くのせて、光の当たる位置をコントロールします。
ブラシでスッと乗せていきます。ブラシを滑らせるようにスッと乗せてあげるとよりツヤ感がアップします。

ブラシを滑らせるようにスッとハイライトを乗せてあげるとよりツヤっとした肌に見せることができます。ピンク系は肌馴染みもよくナチュラルにツヤ感を出せますよ。
【3】マット肌メイクの作り方
次はマット肌の作り方をお伝えしていきます。マット肌は均一に上品さを演出するように心がけていきましょう。
①皮脂コントロール下地でさらっとした肌に
マット肌のベースを作る時は皮脂コントロール効果のある下地が必須になります。
特にTゾーンや小鼻まわりには皮脂吸着のある下地をしっかり仕込むことで、時間が経ってもサラサラな質感をキープできます。
乾燥が気になる人は、顔全体ではなく部分使いをするようにします。

②ファンデーションは「セミマット or パウダー」
陶器のようなマット肌をつくるなら、パウダリーファンデーションやセミマットタイプのリキッドがぴったりです。
何度も重ねて塗ってしまうと厚塗りし、老け見えしてしまうので注意が必要。
ブラシやスポンジで薄く重ねていきましょう。毛穴や色ムラを整えると、より均一で上品な印象になりますよ。

マット肌はサラッと、ふわっとしたような肌が特徴。使うアイテムもマット肌にぴったりのものを選んでみましょう。
③フェイスパウダーでキメを整える
マット肌の決め手。それは仕上げのパウダーです。フェイスパウダーは余分な皮脂を抑えながら、ふんわりとしたベールで肌を包み込むような肌を演出してくれます。
大きめのブラシで、内から外に向かって軽くのせるとムラになりにくく、自然な仕上がりに。
粒子の細かいルースタイプを選ぶと、上品なソフトマット肌が完成します。チークはマット感のあるものなど、ツヤ感の出にくいものをのせていきましょう。

ツヤ肌とマット肌の作り方についてご紹介しました。
どちらにもそれぞれの魅力がありますよね!ツヤ肌は自然な輝きとフレッシュさを、マット肌は上品さと落ち着きを演出。
同じファンデーションでも、下地やパウダーの組み合わせで印象を自在にコントロールすることもできますよ。
自分らしいベースメイクを見つけて、肌から印象をアップデートしてみませんか?
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