結局どうなの?「石けん洗顔」のススメ
2017.01.15 10:00
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あなたは洗顔をする時、どのような洗顔料を使用していますか?ほとんどの人が、洗顔フォームを使っていると思います。中には洗顔石けんというものもありますよね。では洗顔フォームと洗顔石けんは何が違ってどんなメリットがあるのでしょうか?
●洗顔石けんの特徴
石けんとは普通、浴用石けんのことを指します。そして浴用石けんは、浴室で使用することを想定して溶けにくいように製造されています。
ですので品質などの面は、洗顔石けんとなんら変わりないので顔を洗っても大丈夫です。
そして洗顔石けんは、肌にあまり負担をかけないように洗浄力を落としたり、保湿成分を入れているのが特徴です。
とてもお肌に優しい石けんなのですね。
●洗顔フォームと洗顔石けんの違い
この二つの違いは、固形状なのかクリーム状なのかの違いだけではありません。そもそも洗顔フォームは、合成界面活性剤というものが含まれています。
なのでとても泡立ち易いのですが、洗浄能力が高く、お肌への負担になることも。
洗顔石けんは、動物性や植物性の油脂で出来た脂肪酸に苛性ソーダを配合した「脂肪酸ナトリウム」が入っています。
また、「脂肪酸カリウム」という成分が入っているのも特徴。
そのため、汚れをきちんと落としながらも、お肌への負担が少ないんです。
●洗顔せっけんのメリット
洗浄能力の高い洗顔料を使うと、本来肌に必要な皮脂までも洗い流してしまいます。もともと油っぽい肌の人でも、洗浄しすぎると乾燥肌になることもあります。
洗顔石けんは洗顔フォームと比べると、洗浄能力が低く余分な皮脂を洗い流してしまう心配もありません。
また肌の水分と皮脂のバランスを丁度よく保ってくれるという事が、最大のメリットです。
なので乾燥肌の人や、肌の水分と皮脂のバランスが不安定なニキビ肌のどちらの人にもお勧めです。
その上天然成分が多く含まれているので、アトピー肌など肌に弱い人でも安心して使えますよね。
●何か欠点はないの?
いいとこずくめな洗顔石けんですが、何かデメリットはないのか疑問ではないでしょうか。結論から言うと、洗顔石けんは洗顔フォームと比較すると「泡立ちにくい」というのがデメリットです。
しかし、洗顔ネットなどを使えばきめ細かな泡がたくさん作れますよね。
きめ細かな泡を作る事で、一段と肌に良い洗顔料を作ることができるのです。
洗顔ネットも手頃な値段で買うことができるので、一概にデメリットとは言えないでしょう。
●あなたの肌に合う洗顔石けんの選び方
洗顔石けんは配合されている油脂によって効果が変わってきます。パーム油や、牛脂を使った石けんは比較的皮脂を落とし易いステアリン酸などが含まれています。
なので、やや顔が脂っぽい人にお勧めです。
乾燥肌の人には、オリーブオイルやホホバオイルなど、保湿成分が含まれている石けんがお勧めです。
それは比較的洗浄能力が低く、潤いを与えてくれるオレイン酸が主成分だからです。
いかがでしたか?
今までなんとなくでしか理解できていなかった、洗顔料に関して少しでもお分かり頂けたかと思います。
また石けんで洗顔することが、お肌にも環境にも優しいということに関しても、理解が深まったのではないでしょうか。(modelpress編集部)
1枚目画像:https://www.flickr.com/photos/100771019@N05/9593835031/
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